「ミスリル農は、錬金されている。薬草キノコとジャガーマンから素材で錬金して作った農だ。スイが言うようにミスリル農には、恐ろしく早く種を長させるかあるのかもな」

「さすがフランツ様です！！　錬金した農は、神級の寶となったのです！！」

神級の寶とは、聞いたことはある。

通常では考えられないくらいの能力を持った道が存在すると。

伝説級の道であり、世界中の冒険者は探していると聞いた。

使えばすごいし、道屋に売っても、一生遊べるだけの金がもらえるらしいな。

「まさか俺が神級の寶のレベルの道を作ったと？」

「私も寶は見たことありませんが、確実に寶以上ですよ。だってこんな農ありえませんもの！！」

確かに寶といえど、ここまで凄い能力の農があるかと言ったら、寶も超えているかもな。

魔竜のスイが言うのだから、俺も信じたい。

「この調子だと、収穫出來てしまえるかもな」

「収穫ですか？」

「そうだよ、コムギやコメも猛烈に長しているから、収穫できそうだ。お晝過ぎて、夕方にはまだ長しているだろ。そしたら食べられるかもな」

恐ろしい長速度。

錬金魔法には、いままで武やアイテムなどに付與したりしていた。

勇者のグラティアスの剣のにも錬金魔法で付與していたのだ。

それも解除したけどね。

「食べるはすこしですが、持ってきた。けどこのままだとなくなる。食料を確保しないといけなかった。フランツ様の錬金魔法なら、食料も直ぐに作れそう」

「スイもお腹すくだろ」

「はい、もう空いてます」

「じゃあ朝ごはんにしよう」

「はい」

食料はしは購して持ってきていた。

昨日や今日とかの分は足りるが、それ以降は完全に食料はなくなる日が來る。

農地で収穫できたなら、その問題は解決できそうだな！

農地での収穫ができそうとなり、安心した。

スイとは朝ご飯を食べる。

コメやコムギもスイは食べられるので、俺と同じ料理でいいのは楽だった。

そしてその日の午後になり、農地を見に行くとした。

朝よりも長していたらいいな。

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