けっこう長いこと連載を続けてきたし、そろそろイラストの一つくらい描くか！

と唐突に思い至り、およそ２年ぶりくらいにPixiaを起して描いてみました。

拙い畫力ではありますが、休日１日を費やして頑張りました。いや小説の方を頑張れよってじですよね。その通りでございます(イグザクトリー)。

「えぇ……へたくそな絵でイメージ壊されたくないなぁ」という方は即刻ブラウザバック推奨です。まあ、そんなストイックに読んでくださっている方はいないと思いますが……。

キャラクターのイメージは決まっていて――というか、そのキャラがすごく魅力的だったので「よし！　こんなキャラをメインヒロインにした小説を書こう！」と決意して書き始めたのが本作だったのですが――『僕のヒーローアカデミア』のトガヒミコちゃんです。

全を描く畫力なんてないので、當然のごとく顔だけです。

せめて角度とかポーズくらいつけようか……とも思いましたが、時間が倍くらいかかりそうだったのと、そもそも描けるかどうか謎だったのでやめました。

でも、描いてみてやっぱ正面の顔だけってのはイマイチ映えないなあとじたので、機會があればポーズをとった全絵を描いてみたいと思います。

それにしても、久々に絵を描いたのですが……いやー、影とかを足すのが楽しい。一気に絵としての完度が上がる気がします。ちょっと無駄にやる気が出てしまいました。だから小説の方を（ｒｙ

――２０２２年１０月。完結から１年が経ち、多勉強して畫力がレベルアップしたので改めてマユを描きました。完結記念で前々から描こうと思っていたものの、なんだかんだと後回しにしていて……この度レビューをいただけて閲覧數が増えたことでモチベが上がり、ようやく完にこぎつけました。

最初は天地とマユが仲良くしてる構図にしようと思っていましたが……やっぱりやめました。なんと不憫な主人公よ……。

イラストを投稿するだけってのもアレなので、本作の小話を二つほど。

いっちミリも興味がない方はスルー推奨です。

めちゃくちゃどうでもいいことなんですが、凩マユの他に「こんなキャラ書きたい！」という願が反映したのが、雨柳巡と紅月湊です。

雨柳は、當時ハマってたブラウザゲームに出てきたキャラで、『剣と魔法のログレス』のナジルです。男なんですけど、パッと見わかんないっていうか、ゲーム初めて１年くらいはだと本気で思ってました。

紅月は、アニメで大ファンになった『灰と幻想のグリムガル』のマナトです。どちゃくそイケメンで格もいい、非の打ちどころのない完璧人間です。アニメではすごく応援してたのですが……どうして……。

もう一つの小話は自分が書く小説のヒロインにおける鉄則としている『キチかわいい』の定義について。

トガちゃんもそうなのですが、割と『ヤンデレ』と解釈してしまいがちと思います。が、ヤンデレみたいな偏や狂は一分野ではありますが、『キチかわいい』はもっと広義のカテゴライズです。（あくまで個人の見解です）

一言でいうと「頭がぶっ飛んでるけど可いキャラ」。

『キチかわいい』でぐぐると『おそ松さん』の十四松しか出ないのですが、まさにあんなじでしょうか。やべえ、イカれてる……でも可い！　そんなキャラです。

逆に、『ブラックラグーン』のソーヤーや『Fate/Apocrypha』のフランケンシュタインのように、見た目や言語能力的にキチっぽくても、思考回路が割とまともだったらちょっと違うかなあとも思いますけど、この二人でも當てはまらなかったら條件きつすぎるので微妙です。ちなみにこの二人もすごく好きで、いつかこんなキャラも書きたいと思ってます。

あとは戦闘狂とかサイコパスも特徴としては近いでしょうか。ただ、この手のキャラは『ハンターハンター』のヒソカ・モロウとか『鋼の錬金師』のゾルフ・J・キンブリーとか『東京喰種』の鈴屋什造（初期）みたいに男が多いので、『かわいい』という形容詞は似合わないケースが多いです。ちょっとだとパッとは思いつかない……。

なんかぐだぐだになりましたが、とりあえず「言が論理的でも合理的でもなく、頭のネジが數本紛失してるけど、のある憎めない可い系のキャラ」が『キチかわいい』に屬するのではないだろうか……という結論。

というわけで、どうでもいい話はこれにて終わります。

最後に、本作を読んでくださっている數ない方々に厚くお禮申し上げますとともに、遅筆ではありますが頑張りますので今度もご読の程、何卒よろしくお願い申し上げます。