《世界最強はニヒルに笑う。~うちのマスター、ヤバ過ぎます~》最強はクランを作る⑧
読んでいただきありがとうございます。
面白いと思っていただけるのならば、ブクマ・評価・想・レビュー をどうぞよろしくお願いします。
々とあったが、漸く最後のクエスト狩場である、誓いの跡へ到著した。
この狩場のモブは、地屬と火屬だ。地屬のモブには強化したアースバインドでも、その効果は期待できないだろう。
それに加え、火屬のモブは攻撃力が、他の屬のモブよりも1.2倍ほど強くなっている。
回復を持つ宮ネェに負擔がかかることが判るため、引き役の二人へ支給として超高級HPpotを渡してみたが、それでどれほど宮ネェのMPが持つか……。
不安はあれど、やってみなければ判らないだろ? と先生のお言葉を賜った。
そう言うわけでバフをまわす。
エレメンタルエンチャント(+25)
マジック オブ ワイルド(+25)
マジック オブ ボディ(+25)
マジック オブ スピリット(+25)
マジック オブ マインド(+25)
Advertisement
ドラゴンマスター エンチャント:CON (+5)(CON+7)
ドラゴンマスター エンチャント:DEX (+5)
ドラゴンマスター エンチャント:STR (+5)
ドラゴンマスター エンチャント:INT (+5)
ドラゴンマスター エンチャント:MEN (+5)
マジック オブ シールドを外し、ドラゴンマスターのバフを追加した。
引きに行く二人に、ヘイストⅡ(+25)をかけ、見送る。
設置型魔法に、初回と言うことで、アースバインドを含め、3つ設置してみる。
・バインド(+18)
・アイス ニードル(+20)地面に張った氷が棘で突き出し持続ダメージを與える。
・スロー レンジ(+5)
宮ネェ、キヨシにマジック オブ アブソール(+25)を、シロ、先生、宗乃助に、ヘイストⅡ(+25)とウォーター ウェポイン(+20)をかけた。
ウィンドの方が良いように思えたが、火屬のモブを先に殲滅させた方が、HP管理を擔當する宮ネェが楽だろうと言う判斷で、ウォーターの方にしておいた。
ティタのカウントがる。様子を見れば他の狩場と同じ位の數を引き連れてきている……。
自殺願? があるのかそれともただの、新生マゾなのか理解に苦しんだが、そんな場合じゃないと思考を打ち切った。
倒れた石碑が折り重なる窪みに、ティタと黒がタイミングを合わせり込む。
黒が使う、ヘイトレンジのエフェクトが見え、同時にスローレンジを発させる。槍を持つ近接の三人が攻撃をはじめる。念のため、キヨシにエレメンタルアップ(+15)をれ、引き役二人に、とウォーターウェポイン(+20)を追加でかけた。
宮ネェが、忙しそうに回復を回している。
効くかは不明だが、ないよりはましだろうとバインド(+18)を発させた。不安を拭いきれず、様子を伺えば、火屬のモブだけはなんとか固まってくれたようだった。
そこに、キヨシが水の上位魔法である、氷魔法スノーストームを使い、けない火屬モブをに大きなダメージを與え火屬のモブを次々沈めていった。
殘る地屬。ウォーターウェポン(+20)をウィンドウェポン(+20)に変更していく。
本當は、上位の雷系バフがあればいいのだが、魔法書が買えないので仕方が無い。
小気味良いクリティカル音が數回鳴り響き、折り重なったモブが、黃い粒子になると消えて行った。
モブの処理を終え、PTメンバー全員で相談をする。
『宮、どうだった?』
『きつい。ぶっちゃけ、半分にしてくれないと、二回に一回は休憩が必要になると思うわ』
先生が、回復職の宮ネェに想を聞いている。
『やっぱ、多かったか……』
『んー。じゃぁ引き俺だけでいいわ。ティタ殘っといて』
『そうだな、半分でいいならティタに殘ってもらって、黒だけでいいな』
『りょーかい』
多かった自覚があったらしい、ティタの言葉にマゾじゃなかった……と安心しつつ、聞いていれば、黒がひとりで引くことを提案し、先生が賛同してここでは黒だけが引くことになった。
相談が終われば狩りがはじまる。
PTバフを更新して、引き役の黒にヘイストⅡ(+25)をかけ見送り、メイジ職の二人にいつも通りバフを回して、黒が戻るのを待つ。
『そう言えばさ。クラン作るのはいいけど、黒とシロどうすんの?』
『抜ける』
『俺も』
『そっか。二人クランってるから、どうすんのかなって思ってさ』
暇をだされたティタが、別のクランに所屬しているシロと黒にクランをどうするのか聞いていた。
これで、言いだしっぺの黒が來ないとか言えば、本気で殺しにいってたけど……來るようだ。
『クラン名?』
『ぁ……! 後で相談しよう……か?』
そう言えば、クランを作るとは言っているが、クラン名の相談をしていないことに気づき、PTチャで伝えてみれば、先生は視線を右に逸らした。
他のメンバーも、視線を合わせようとしない。
『ワスレテタンデスネ』
ここは伝えるべきだろうと、あえてチャットで表示しておいた。
黒が戻るとチャットれた。モブを引き連れた黒の姿を確認して、近接四人にヘイストⅡ(+25)とウォーター ウェポン(+20)をかけ。設置型魔法を置いた。
黒が窪みにると同時に、キヨシにエレメンタル アップ(+15)をかける。
ヘイトレンジのエフェクトが3回あがり、バインド(+18)を発さた。後は、作業のごとく、同じことを繰り返せば、モブが黃い粒子になって消えて行った。
それを12回繰り返したところで、クエストアイテム誓い(地)を25個ゲットできた。これで、漸く面倒な狩りが終わりをむかえた。
帰還の護符を使おうという話になったのだが、例の如くキヨシが……店売り、10kゼルの護符すら持っていないと言い出し、皆にボコられHPがミリ単位の表示になったところで、土下座をかますキヨシに黒がトレードで渡していた。
今までの事を顧みれば、また直ぐに同じようにやるだろうと思いつつ、帰還の護符を使いネキュレネの街へと戻った。
街に戻り、クラン名を決めるため宿屋へと集まる。
ログアウト中のさゆたんへ連絡をれるため、先生が一度ログアウトするのを見送り暇なメンバーで、クランの方向などについて話す。
「PK有りは絶対だな。攻城戦やりてーなぁ。でかい街の城主クランとか最高じゃね?」
「まぁ、PKは絶対。レイドやりたい」
「そうねぇ。PKナシは無しよね~」
「拙者も攻城戦はやりたいでござる。忍として諜報活なんかやってみたいでござるよ」
「俺も、レイドに一票! 金しい!」
「キヨシ……。參加できるだけの裝備揃えろよ?」
黒、ティタ、宮ネェのPKは絶対については、私自PKしないなんてありえないから、心配はないとして。
黒、宗之助は攻城戦。ティタ、キヨシがレイド。キヨシに関しては、シロの言うとおりだと思った。お金がしいなら裝備消滅させなきゃいいのに……本當に馬鹿。
「PKは絶対。レイドと攻城戦ならやれるけど人數なすぎない? 人の募集するの?」
「あ~。新規はれたくねーな」
「私もパスしたいわ」
「寄生蟲沸くだけだな」
PKはいいけど他の希については、どう考えても今のメンバーだけでは厳しいと考え聞いてみれば、黒、宮ネェ、シロが新規參はパスと答えた……。
私含め、九人でレイドも攻城戦もやるつもりなのだろうか? 三人の意見には同意だが、流石に誰もれないと言うのは無理だと言わざるを得なかった。
ベットで眠っていた、先生のキャラがき出したのを見て口々におかえりと伝える。
先生の話では、30分後にさゆたんがログインすると言うので、來るまで宿屋でメンバー補充などについて先生も含め相談しつつ、さゆたんが來るのを待った。
【書籍発売中】砂漠の國の雨降らし姫〜前世で処刑された魔法使いは農家の娘になりました〜【コミカライズ】
アレシアは『眠っている時に雨を降らせる力』を持っている。 両親はそんなアレシアを守るために大変な努力をして娘の力を隠していた。 ある日、アレシアは自分の前世での記憶が甦る。アレシアは昔、水系魔法に秀でた魔法使いアウーラだった。國のために前線で戦い、國王との婚姻も決まっていた。しかし、謀略による冤罪で二十三歳の時に処刑されてしまう。 そんな前世だったからこそ、今世では名譽や地位よりも平凡で穏やかな暮らしを守りたい、誰かの役に立ちたいと願う。 眠ると雨を降らせる女の子アレシアが前世での後悔を踏まえて人に優しく前向きに生きていくお話です。 少女時代から成人までの長期間が描かれます。 ゆったりした展開です。 ◆GAノベル様より2022年5月13日頃発売開。コミカライズも進行中。
8 126剣聖の幼馴染がパワハラで俺につらく當たるので、絶縁して辺境で魔剣士として出直すことにした。(WEB版)【書籍化&コミカライズ化】【本編・外伝完結済】
※書籍版全五巻発売中(完結しました) シリーズ累計15萬部ありがとうございます! ※コミカライズの原作はMノベルス様から発売されている書籍版となっております。WEB版とは展開が違いますのでお間違えないように。 ※コミカライズ、マンガがうがう様、がうがうモンスター様、ニコニコ靜畫で配信開始いたしました。 ※コミカライズ第3巻モンスターコミックス様より発売中です。 ※本編・外伝完結しました。 ※WEB版と書籍版はけっこう內容が違いますのでよろしくお願いします。 同じ年で一緒に育って、一緒に冒険者になった、戀人で幼馴染であるアルフィーネからのパワハラがつらい。 絶世の美女であり、剣聖の稱號を持つ彼女は剣の女神と言われるほどの有名人であり、その功績が認められ王國から騎士として認められ貴族になったできる女であった。 一方、俺はそのできる女アルフィーネの付屬物として扱われ、彼女から浴びせられる罵詈雑言、パワハラ発言の數々で冒険者として、男として、人としての尊厳を失い、戀人とは名ばかりの世話係の地位に甘んじて日々を過ごしていた。 けれど、そんな日々も変化が訪れる。 王國の騎士として忙しくなったアルフィーネが冒険に出られなくなることが多くなり、俺は一人で依頼を受けることが増え、失っていた尊厳を取り戻していったのだ。 それでやっと自分の置かれている狀況が異常であると自覚できた。 そして、俺は自分を取り戻すため、パワハラを繰り返す彼女を捨てる決意をした。 それまでにもらった裝備一式のほか、冒険者になった時にお互いに贈った剣を彼女に突き返すと別れを告げ、足早にその場を立ち去った 俺の人生これからは辺境で名も容姿も変え自由気ままに生きよう。 そう決意した途端、何もかも上手くいくようになり、気づけば俺は周囲の人々から賞賛を浴びて、辺境一の大冒険者になっていた。 しかも、辺境伯の令嬢で冒険者をしていた女の人からの求婚もされる始末。 ※カクヨム様、ハーメルン様にも転載してます。 ※舊題 剣聖の幼馴染がパワハラで俺につらく當たるので、絶縁して辺境で出直すことにした。
8 123どうやら勇者は(真祖)になった様です。
異世界に勇者として召喚された高野勝人は、 激戦の末、ついに魔王を倒す。 そして2年後、吸血鬼の真祖の討伐に向かった勝人は────。 第1章完結。 改稿しました。
8 145日本円でダンジョン運営
総資産一兆円の御曹司、笹原宗治。しかし、それだけの金を持っていても豪遊はしなかった。山奧でひっそりと暮らす彼は、愛犬ジョセフィーヌと戯れるだけのなんの変哲もない日々に飽きていた。そんな彼の元に訪れた神の使いを名乗る男。彼との出會いにより、ジョセフィーヌと供に異世界でダンジョン運営をすることに。そんなダンジョンを運営するために必要だったのが、日本円。これは、笹原宗治がジョセフィーヌと供に総資産一兆円を駆使してダンジョンを運営していく物語。
8 72月輝く夜に、あなたと
いつも通りの夜、突如かかってきた彼氏からの電話。 電話相手は、謎の若い男。 彼氏が刺されている、とのこと。 そして、その男からの衝撃的発言。 禁斷のミステリー戀愛小説
8 142見た目は青年、心はアラサー、異世界に降り立つ! ~チートスキル「ストレージ」で異世界を満喫中~
交通事故で命を落とした中年「近衛海斗」は、女神様から大した説明もされないまま異世界に放り出された。 頼れるのは女神様から貰った三つの特典スキルだが、戦闘スキルが一つもない⁉ どうすればいいのかと途方に暮れるが、ある事に気付く。 「あれ? このストレージって、ただの収納魔法じゃなくね?」 異世界に放り出された海斗の運命やいかに! 初投稿となります。面白いと思っていただけたら、感想、フォロー、いいね等して頂けると大変勵みになります。 よろしくお願いいたします。 21.11.21 一章の誤字・脫字等の修正をしました。
8 108