《世界最強はニヒルに笑う。~うちのマスター、ヤバ過ぎます~》最強はクランを作る⑪
お読みいただきありがとうございます。
ポータルで待っていた皆と、宿屋へ移する。
道中、覚えた魔法やスキルの話に熱中するあまり、宿屋を通り過ぎかけたりもしたが、気付いた先生によって、呼び止められ宿屋へとった。
『うんじゃま、よろしくなマスター!』
『マスター呼びは嫌』
クラン創設する間に、所屬していたクランを抜けた黒が、PTチャで一言添えた。
マスター呼びを拒否すると、ウィンドウが開き【 黒龍 があなたのクラン加を希しています。 承認 ・ 拒否 】と出てくる。
承認をタップすれば、【 黒龍 が Bloodthirsty Fairy クランに加しました 】とクラチャに流れた。
『よろしくな。ren』
『楽しみましょうね』
『よろでしゅ』
『よろ!』
『世話になるでござるよ』
『手伝えることあれば言って』
『相談にはいつでも乗るからな』
黒の加が終わり、シロ、宮ネェ、さゆたん、キヨシ、宗乃助、ティタ、先生とそれぞれが口々に一言ずつ挨拶をして加申請を出してくる。全てを了承し終えれば賑やかなクラチャがはじまった。
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その話題の中に、クランハウスがしい言う意見があった。
クランハウスがあれば、確かに今後役に立つだろうなと考え、畫面右の方のクランに関するタブを開いて、ハウス項目を見てみれば、買えない値段では無かった。
最高額の買ったら、資産の半分ぐらいが無くなるけど……。聞いてみるか。
[[ren] クランハウス、買えるけど買う?]
[[キヨシ] あぁ~。マジ裝備どうしよう……]
[[宮様] はぁ? 買えるって!! ren クランハウス、最低ランクでも800Mなのよ?]
[[大次郎先生] ちょっと、ren買うのは待とう。こう言うのはクランメンバー全員で買うべきだし]
[[白聖] いくら持ってんだ……。つか、renが一人で負擔するのは卻下]
[[キヨシ] ren。俺にこの裝備くれ!]
[[黒龍] renだけで負擔するのは無しだろ]
[[ティタ] 先生の意見に同意]
[[さゆたん] あたくちも、皆で買うべきだと思うでしゅ]
[[ren] わかった。 資産。 キヨシ買うならいいけどタダはダメ]
半數が反対意見をだしたので、素直にクランハウス購は見送る、キヨシに関しては、利子つきで売っても良いと考えた。
いずれ、城とるならクランハウスは要らない気がするけど……。
そう考えている間にも、クラチャの會話はどんどん流れていった。
ぼーとクラチャを眺めるのも勿無い、クエこなそう。
皆にクラチャで、狩りに行ってくると一言伝え、先ほどけたクランのLvをあげるクエスト進める目的で、【 アフロディーテ 】と言う城のある街へと転移した。
アフロティーテは別名、水上都市と呼ばれている。
ログハウスの家が立ち並び、通路全てがフローリングになっている。足元のフローリングの下には富な水が流れ、水中からびる木々は艶やかな実をたわわに実らせている。
街からの狩場への移手段はゴンドラで、點在する島々には植系のモブが存在している。
街の様子を楽しみつつ、クエストをこなす。
今回のクエストは、お使いクエストだ。街中の指定されたNPCへなんらかを屆けるか話しを聞いて戻るだけだ。
目的のNPCは、大聖堂裏にいることがマップの表示で既に判っているため、大聖堂の橫の塀を通り抜け先へと進む。
大聖堂の真裏にある、木の側にたたずむ憂い顔をしたシスター服のNPCに話しかけると、ウィンドウが開きクエストアイテムである、【 約束の証 】をもらうためには、彼の悩みを解決してほしいと書かれた文字が表示される。
迷わず承諾を押す。すると、彼の悩みの容が表示される。
【 最近、この聖なる樹の元気がないのです。どうか、この樹を元気にして下さい。
※ この樹を元気にするためには、聖なる栄養剤が必要です。繊維職人のバードンを訪ねてみましょう。 】
そう書かれていた。バードンの所在をマップで確認しつつ街の中心部を進む。
食をそそるソースの匂いに惹かれ、そちらの方を見れば、景観にそぐわない掘っ立て小屋のような店が建っていた。
掲げられた看板や幟には、味しい~。旨い! 後悔しない! お好み焼きなどと書かれている。
こう言った日本ならではの食べを扱う掘っ立て小屋の店はプレイヤー運営のものだ。
今までの経験から、匂いはいいが……味はゴミと言うのが多かったなと思いつつも、つい興味が湧き購するため並んでしまう。
折角だからと、メンバーにも食べるか聞いてみれば、いる。と返事があった。
5分ほど並んで待てば、先客二人が去り、私の順番になる。
「いらっしゃいニャ~ン」
ふわっとした黒く長い並み、ペコっと垂れた耳には鈴のついたフープ・リングタイプのピアスを著けたっぽい貓獣人プレイヤーが、ミニスカメイド服姿で、貓語を使って歓迎してくれた。
壁に掛かったメニューをクラチャで読み上げ、どれが良いかを選ばせた。
「豚玉1個 豚玉チーズ2個 海鮮2個 豚、海鮮、チーズのトリプル2個 豚倍、海鮮、チーズ倍のトリプル2個」
「はいニャ~! し時間かかるニャが、いいかニャン?」
「問題ない」
「毎度有りニャ~ン。お會計お先にお願いするニャ。豚玉=1,500x3、海鮮1,800x2、豚、海鮮2,200x4 チーズトッピング300x8 豚500x2 で占めて20,300ゼルですニャ。沢山買ってもらったから、20,000ゼルにおまけするニャ~」
注文を終えゼルを渡せば、300ゼルおまけしてくれた。
味しかったら今後も利用しよう。そう思いつつ出來上がるのを待つ間、クラチャで値段を伝える。
[[ren] 豚玉チーズと海鮮1.8k トリプル2.5k トリプル倍盛り3k ね]
[[さゆたん] ありでしゅ]
[[先生] わかった]
[[黒龍] おー。さんきゅー]
[[大次郎先生] ありがとうなren]
[[白聖] kk]
[[キヨシ] ティタ、3k立替といて……]
[[宗乃助] 承知]
[[宮様] ありがとう。ren。ってキヨシあんたまさか、3kすら持ってないの?]
[[ティタ] シネ。わかったはren。]
[[ren] キャンセル?]
[[キヨシ] ちょぉぉ! 俺も食べたいぃぃ!]
[[宮様] キヨシ煩い。はぁ……。返しなさいよ?]
[[キヨシ] 宮ネェ、惚れたぜ!]
[[宮様] 気持ち悪いわ……。私、男に興味ないのよ?]
さゆたん、宮様が豚玉チーズ。先生、宗乃助が海鮮。ティタ、白がトリプル。黒、キヨシがトリプル倍盛。
ティタに集るキヨシの発言に、帰還の護符すらも持っていなかったなと思い出し、今後キヨシはどうやって裝備をそろえるのか? 心配になった。
結局、最後には、キヨシだしどうでもいいか……。そう締めくくるのだが。
「お待たせしたニャ~ン」
注文した品を大きな葉っぱっぽい包みれて、差し出してくる黒貓メイド。
9個分をけ取りアイテムボックスにしまう。
「ありがとう」と禮を言えば、「また來てにゃん」とバレンタインで配られた、求スティックと言うアイテムでハートのエフェクトを飛ばして見送ってくれた。
つい、匂いに釣られ寄り道をしてしまったが、クエストを進める。
街の中心から、東へ2分ほどの路地に立つログハウスの中に目的の人はいた。
近付きNPCへ話しかければ、ウィンドウが開きクエストが進む。
【 そうか。 聖なる樹のための栄養剤が必要なんだな? だが、材料が幾つか足りない。ren が持ってきてくれるなら、作ってあげるよ。
※ エントの実 5個 聖水 10本 ドライアドの樹 1個 をバードンに渡しましょう。】
注意書きにある、必要素材を倉庫へ取りに向う。
アイテムを引き出し、NPCの元へ戻りクエスト欄の渡すのボタンをタップすれば、必要なアイテムを獲得したとシステムログが流れた。
【 聖なる樹の栄養剤 を獲得しました。 】
アイテムボックスに、栄養剤があることを確認して大聖堂裏へと戻った。
相変らず、ミリもいていないシスター服のNPCへ話しかければ、ウィンドウが開き、栄養剤を渡すをタップした。
【 あぁ。なんと心優しい方でしょうか、謝いたします。 】
【 約束の証を獲得しました 】とシステムログが流れアイテムがあるのを確認して、なんの慨もなくその場を立ち去り、転移用のポータルで【 ヘラ 】に移して、大聖堂へと向った。
判らない方の為に追記しておきます。
千(k) 百萬(m) 十億(g) 一兆(t)となります。
G=10億でした。訂正しておきます。
地球連邦軍様、異世界へようこそ 〜破天荒皇女は殺そうとしてきた兄への復讐のため、來訪者である地球連邦軍と手を結び、さらに帝國を手に入れるべく暗躍する! 〜
※2022年9月現在 総合PV 150萬! 総合ポイント4500突破! 巨大な一つの大陸の他は、陸地の存在しない世界。 その大陸を統べるルーリアト帝國の皇女グーシュは、女好き、空想好きな放蕩皇族で、お付き騎士のミルシャと自由気ままに暮らす生活を送っていた。 そんなある日、突如伝説にしか存在しない海向こうの國が來訪し、交流を求めてくる。 空想さながらの展開に、好奇心に抗えず代表使節に立候補するグーシュ。 しかしその行動は、彼女を嫌う実の兄である皇太子とその取り巻きを刺激してしまう。 結果。 來訪者の元へと向かう途中、グーシュは馬車ごと荒れ狂う川へと落とされ、あえなく命を落とした……はずだった。 グーシュが目覚めると、そこは見た事もない建物。 そして目の前に現れたのは、見た事もない服裝の美少女たちと、甲冑を著込んだような妙な大男。 彼らは地球連邦という”星の海”を越えた場所にある國の者達で、その目的はルーリアトを穏便に制圧することだという。 想像を超えた出來事に興奮するグーシュ。 だが彼女は知らなかった。 目の前にいる大男にも、想像を超える物語があったことを。 これは破天荒な皇女様と、21世紀初頭にトラックに轢かれ、気が付いたら22世紀でサイボーグになっていた元サラリーマンが出會った事で巻き起こる、SF×ファンタジーの壯大な物語。
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