《ドラゴンガール!〜現代社會に竜娘!?〜》33鱗目:あれから
今回から後書きにてその話に登場した主要なキャラの解説を行います。
是非ご覧になってください!
梅雨も明けてジリジリとした暑さが照ってくる7月の上旬、學生達は夏休みまで後10日を切った頃、世間、いや世界は1つの話題で持ち切りになっていた。
『日醫會の新薬、発見は人実験から?!』
『あの翼のは何なのか?日醫會の真実に迫る!』
『異星人?新しい知的生命?の正は』
『日醫會の都市伝説は本當だった!あのは生実験による突然変異で生まれた!?』
『日醫會が生実験、人実験の疑い?!先日行われた國連、政府の査察の結果は!』
そんなタイトルが書かれた新聞記事を三浦は機に投げ捨て、疲れたように大きなため息をつく。
「お疲れみたいっスね、リーダー」
「柏山か。疲れるも何もこんな事になって疲れないわけがないだろう。まぁ楽しいからまだいいんだがな」
そんな風に休憩室で柏山に話しかけられた三浦はそう答えつつ、リモコンを手に取ってテレビを付ける。
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『例のなのですが世間では新しい知的生命、もしくは日醫會が人実験で生みだした人造人間等と言われていますが、山本さん。これどう思われます?』
『そうですね、日醫會は確かにとても大きい組織なのでそういった事も疑いがかかるのは必須でしょう。
しかしそれは先日行われた國連と政府による査察で分かると思いますし、それでハッキリするかと』
『ほほう、それで────────』
「毎日毎日同じ質問をしてくる記者を相手に何時間も同じ説明をした挙句、まとめてだが機以外の場所の案までしてるんだ」
「自分達がその役割代ばいいんっスけど……こればっかしはある程度立場のあるリーダーじゃないと務まらないから、申し訳ないっス」
「気にすんな。でも々とめんどくさいのは事実だな。鈴香と連絡取りたくても傍されかねないし、ここの周りには晝夜問わず記者やら保護団やらがわらわらと…………
いっそあいつらこそ人権侵害で捕まればいいんじゃねぇか?」
「ははっ、確かにその通りっスね」
テレビ番組の解説を聞き流しながら三浦と柏山はそのような會話をする。
ピッ
『水島さんどうです?今話題のあのの子!』
『あの子ですか?可いですよねぇー。それでいてあの大きい翼に尾!あれで空が飛べるなら1度空に連れて行ってしいですね!』
『おぉ!なかなか勇気がある、それでは次は─────』
ピッ
「にしてもニュースもバラエティーも、紙もネットも何処も彼処も鈴香の話題ばっかりだな」
「しかも姫ちゃんの話題の8割くらいが謀論とか都市伝説に持っていかれてるのがほんとにもう……」
都市伝説や謀論とは無縁としか思えない鈴香の明るい笑顔を思い出してはははと微妙な笑いを浮かべている柏山に、三浦は苦笑いを返す。
それを見た柏山はもしかしてと思い聞いてみる。
「リーダーの仕組んだことっスか?」
「さぁどうだろうな、俺は世論が鈴香に危害が向かないようにちょちょいっと前から流してた噂に追加の噂を流しただけだ」
「ははっ。そうだったんスね」
『そうですね、もしこの天霧鈴香という翼のを人間以外の呼び方で呼ぶとするなら………龍人……いや龍娘と呼びますね』
つけたままのテレビからタレントが鈴香に対してそんなコメントをしているのが聞こえてくる中、三浦はそういやと思い出したかのように柏山へ問いかける。
「確か明日だったよな?」
「明日……?あぁ!それなら明日っスね」
「それじゃあそろそろ準備するか。姫……いや、我らが龍娘を喜ばせないとな」
三浦はそう言うと席を立ち上がり、スマホで予定を確認しつつ新聞紙を持って部屋へと戻って行った。
スマホの畫面に映るカレンダーには2言、「鈴香」「初登校」とだけ書かれていた。
キャラ解説
・三浦俊一
最初は三浦さん、今は三浦先生と鈴香に呼ばれている人。
周りからはリーダーや三浦さんと呼ばれている。
日醫會の下層職員の1人であり、普段は幹部達と下層職員達の間の役割を演じているがその実は日醫會の幹部の1人である報最高管理者を務めている。
見た目は普通の人というのが1番しっくりくる表現であり、恐ろしいまでの慎重さが本である。
とても有能で先の先まで読んで準備を整えていたりする。ただ、不運質としだけ抜けてる所もあり、そのせいでだいたい毎度毎度苦労する。
イタズラやサプライズが大好きで、自分のしかけた仕掛けに翻弄されている人を見て楽しんでることが多い。
鈴香に対しては誰かを重ね合わせているようだが……
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