《妹と兄、ぷらすあるふぁ》作る

今日、夕飯を作りながらふとドレッシングを切らしていることを思い出しました。

しかも、ほとんど作り終えていて、すでに食卓に並べたもあります。

「妹ちゃん、何か手伝えることない?」

「えっと、ねぇねがいるところの棚にサラダ油とお酢とお醤油があるので、取ってもらっても良いですか?」

「サラダ油と酢と醤油ね」

ちょうどご飯をよそっているところだったので、ねぇねが來てくれて助かりました。

別に後から自分でとってもよかったのですが。

ねぇねが探している間に、ご飯を食卓に持って行ってしまいます。

キッチンに戻って來た時にはねぇねがすべての材料をそろえておいてくれました。

「妹ちゃん、これどうするの?

今からもう一品作るってじには見えないんだけど」

「ドレッシングが切れているの忘れてまして、自分で作ろうかと思ったんです」

「ドレッシングって作れるのね」

「ねぇねに取ってもらった材料を大同じ量混ぜたらドレッシングになりますよ。

ちょっと油が多めくらいのほうがいいかもしれませんけど。

シソをれてみたり、梅干しをれてみたりで味も変えられますよ」

説明しながら、ドレッシングを作ってしまいます。

ねぇねに味見をしてもらって、サラダにかけました。

「ドレッシングって市販されているものばかり使っているから作るの面倒だと思っていたけど、結構簡単にできるのね」

「ドレッシングに限らず、やってみたら簡単にできるものっていうのがありますね。

今回は、時間もなかったので本當に簡単なものを作ったんですが」

「でも、こうやって骨に油を使われると、ちょっとためらうわね」

「じゃあ食べるのやめますか?」

ちょっと意地悪してみたところ、ねぇねが慌てたように「冗談よ」と取り繕っていました。

逆に自分で作ろうとして妙に手間がかかるものとかありますよね。

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