《【書籍化】『ライフでけてライフで毆る』これぞ私の必勝法》職権用?

いつも応援本當にありがとうございます。

第1巻、2023年1月10日発売です。

100話だ。100目話ですよ……!

前話)

リザルトチェックしてたら運営に煽られた(n度目)

◆◆◆◆◆◆◆◆

稱號:畏れられる者

効果:『畏』の対象となりやすくなる。 迚ケ谿願?譚。莉カ

説明:畏怖と畏敬は表裏一。貴方が今後集めるのは、『怖』か『敬』か……

◆◆◆◆◆◆◆◆

「んー……」

『まぁ別に悪くはない説?』

『(畏)の対象って面白いな』

『ユキが集めてるの完全に畏怖の方だろ』

『怖:敬が9:1くらい説ある』

『草』

『久々に見た文字化け君』

「ね。今回も同じだ。だんだん絞れてくるかも」

『せやね』

『未実裝要素に関わることって可能がいちばん高いけど』

『なんの未実裝だろう』

『やっぱエリアじゃね?』

『稱號がエリアの場條件ってこと?』

『でもそういうのって既にあるんじゃなかったっけ』

『稱號じゃなくてアイテムやね。前回大會の』

『條件関連はめっちゃありそう』

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『大會のアイテム?』

「そうだねー。なにかの條件になって、そしてそれが未実裝もしくは公開する気がない……ってところかな?

あれ。前の大會で貰った賞アイテムってまだ見せてなかったっけ」

『あー』

『この配信ではまだかも』

『なんかでちらっと言ってたような……?』

『もうとっくに詳細がネットに上がってるから忘れてた』

『俺ここしか見てないから……』

『同じく』

「わっ、そういう方もいるんだ!嬉しいなぁ。ごめんね、配慮が足りてなかったかも。」

ぱぱっとウィンドウを作して、表示。

視聴者さんに見えるようにする。

◆◆◆◆◆◆◆◆

アイテム:闘技場の紋章:金

説明 :比類無き強さを持つものの証。強きを重んじる領域では、これが通行手形代わりにもなるだろう。

[イベントアイテム] [譲渡不可]

◆◆◆◆◆◆◆◆

『ほえー』

『まぁ、該當エリアはまだ見つかってないんですけども』

『どこなんやろうな』

『東の山奧と予想』

『ワールドクエスト越えてか。ありそう』

『ちなみに10位までが金、100位までは銀貰ってる』

報サンクス』

『ちなみに時間大丈夫なん?』

「えーと、あとは……ああっ!?ほんとだっ!もう日付変わってんじゃん!!」

『気づいてなかったのかww』

『激戦だったもんな』

『珍しく遅くまでやるなーって思ってた』

『わかる』

『すぐそこにログアウト地點あるよ』

「気づいてたなら言ってよー!……いや、どの道止める暇なかったけどさぁ。

わ?ほんと? たすかる!!」

これはいけない。指摘されるまで、時間を一切気にしてなかった。

これじゃカナのこと笑えないね。

「えっと、じゃあごめんね。殘りはまた明日ってことで!!」

『おけ』

『リアル優先やからねw』

『おつー』

『明日は朝から?』

「いや!用事あるんだ!だから多分夜か、夕方くらいになると思う!」

『おけ』

『把握』

「ごめんねー!じゃあ、今日もありがと!ばいばい!」

お疲れ様。というコメントが沢山流れるのを見ながら、カメラに向かって手を振る。

えへへ。やっぱりみんな、溫かいね。

配信を終了し、そのままセーフティエリアへ向かいログアウト。

急いで準備を済ませて、就寢した。

◇◇◇◇◇◇◇◇

翌日。用事を済ませ、ログイン。

時間は、結局18じをすぎてしまった。

急いで配信を付けて。カメラドローンちゃんの起を確認する。

フワッとよってくる姿が、可らしい。

「はいはーい。みんなこんばんは。遅くなってごめんね!今日もやってこうと思うよ」

『わこつー』

『がおつー』

『がおつーー』

『がおーー』

『待ってた』

『おつ凄

『遅かったね』

「ちょっと待てがおつーまではもう諦めるとしてもおつ凄は無いでしょ意味わからんわっ!」

『なんで?』

『おつ勢が良かったか』

『おつ悪魔』

『おつ

『おつ聖

「なんでもありか貴様らーっ!!

ひとりだけ!1人だけ良心みたいな人がいる!語呂の悪さは変わんないけど!」

『草』

『そりゃな』

『漢字変えただけだし』

『そらそうよ』

『発音変わってないからなw』

「表記だけでも私にとっては全然違うわっ!

ああもう、ほら。とっとと始めるよ!とりあえず、ドゥーバに帰らなきゃ」

『ああ、そういえばド平原におったねw』

『慌ててログアウトしたもんな』

『先には進まないんだ?』

「充分戦ったし、一先ずは良いかな?

えっと、昨日の続きなんだけど……まず、何人かが気にしてくれてたほうから行こうか」

昨日のボス戦アーカイブを後から見返してみると。思ってた以上に応援されていて、思わずニコニコできた。

結構な割合で、私が悪者扱いだったけどね。ノリなのはわかるけどさぁ。

そんな中で、いくつか散見されたのが、例の技能について。

ぱぱっと表示させちゃおうか。

◆◆◆◆◆◆◆◆

技能:聖の瞳

効果:強い意志を持って睨みつける。敵単に高確率のスタン、低確率の魅了、麻痺を付與。格上に効果は無く、また相手と自神狀況や戦力差によっても功率は大きく変する。込める魔力に応じて効果範囲拡大。

◆◆◆◆◆◆◆◆

「これはねー、実は大會前に修得して。手札のひとつではあったんだけど、生憎使える場面が無かったんだよねぇ」

MP込めれば範囲デバフみたいなじで使えるっぽい説明文なんだけどね。

私じゃ試すことすら許されなかった。

まぁ、敵1人をとっさに妨害できるだけでも、こうして効果は出せたわけだけど!

『あーね』

『効果的に、萎させる眼ってところか』

『聖の瞳が萎……?』

『どっちかと言うと魅了とか攻撃を躊躇させるとかなイメージだけどなぁ聖って』

『まぁ、凄ですしお壽司』

──ポーン。

不意にインフォがなり、カメラにもわたしにも見えるような位置にウィンドウが表示される。

なんか嫌な予しかしないんだけど。

◆◆

本來の聖の瞳は中確率の魅了のみで、格下に対する後方からの範囲デバフ技を想定していたんですけれど……

◆◆

「職権用すなぁぁぁ!!!!!」

『wwww』

『ええ……w』

『ウッソだろww』

『正味今までもやってる事は変わらん。より骨になっただけでww』

『さすがにこんなゲーム見た事ねぇ』

『あまりにも運営公認で、×聖○凄過ぎるんだよな』

『本日もお早い対応で』

そりゃ知ってるよ!ずっと見られてる説がある事はさ!

杖の時とか特にそうだったし!!

けど、けどさぁ!

「わたしを煽ってる暇があったらもっと他にやることあんでしょーがーっ!!!!」

周りを見渡せば、人も居る。ゴブリンたちもいる。

それなのに、寄ってくるもの何一つない草原で。

私の、ただ1人、虛しいび聲が響き渡った。

作者にとって、評価(下部かられることが出來る☆の事です)とブックマークの増加は、何よりも力になります。

楽しんでいただけた方、今後も応援してやろうと思ってくださる方。

まだの方は、なにとぞ高評価とブックマーク登録をよろしくお願い致します。

今日刊3位に返り咲けていることも、こんな私が100話目に到達できたことも全て皆様のおかげ。本當に、ありがとうございます。

今後とも、ライフライフをよろしくお願い致します。

良かったら書籍も予約してね……!!

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