《妖刀使いがチートスキルをもって異世界放浪 ~生まれ持ったチートは最強!!~》42:辱めをけました
俺たちがギルドに著くと、まず付に向かった。付嬢は俺を見ると、ぺこりと頭を下げた。
「こんにちは、先日は名乗りもせず、すみませんでした。私はあなた方の擔當になりました。フェルと言います。これからよろしくお願いします。今回はダンジョンですか?」
この前擔當してくれた付の人だった。
俺たちの目的が分かっているため、てきぱき作業を進めていく。
「パーティーカードに登録いたしましたので、それを見せるだけでダンジョンにはれます」
「ありがとうございます」
俺はそう言って、ギルドの中を橫切り、橫の扉から迷宮區の付へと向かう。
俺は目立つ存在らしく、ギルドを橫切る時も、周りの特に男どもの視線をじた。
迷宮區の方へ向かうと、勧者が何人か付より前の位置に陣取っていた。
よくある「俺はあれができるから、同行させてくれ!」とか、道案や、罠解除できる奴を探しているグループとかそんなんだ。
そしてそいつらは俺らを見ると、殘念そうな顔をする奴、なんで子供がこんなところにいるんだ? と言いたげな顔をしている奴。どちらにしろ歓迎されてるような雰囲気ではなかった。
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そして俺は二人を連れて付の方へ向かうが、1つのグループが止めようとしてくる。
「おい、鬼ども、ここはお前らみたいなやつが來るとこじゃないぞ?」
口調は悪いが一応心配はしているようだ。
こういう対応はめんどくさいので、さっさと終わらせることにする。
俺はギルドカードを取り出し、男に見せる。それを見た男は固まった。そこに書かれていたのは間違いなく、Cランクという文字だったからだ。
「はぁ? お前みたいな鬼がCランクだと? 噓だろぉ」
「え? 俺まだDなんだけど……」
男二人は、大きく肩を落とした。そしてこういってくる。
「Cランクでもダンジョンに二人を一緒に連れて行くのはどうかと思うぜ? どうだ、俺らとパーティ組まないか?」
厚意で接してきているのは、分かっている。だが俺には見せられないものがある。だから斷るしかないのだ。
「すまない、俺たちは遠慮する」
俺がそういうと。男たちは「そうか、なんかあったらってくれ」と言って俺たちから離れ、元の位置に戻っていった。
俺たちはそんな集団をスルーして、付のところへ向かう。罠解除はどこかで使っているところをコピーすればいいだろう。
「ダンジョンは初めてですか? 軽く説明しますが?」
さっきのやり取りが見えていた、付の人は俺をCランク冒険者として扱う。
「だいたいのことはわかってる。出りについてだけ教えてくれ」
事前にダンジョンについては、ティナに聞いている。後は出りぐらいだ。
「分かりました。ダンジョンはただいま、67階層まで攻略されています。るところそこの転移門から、一度行ったことある階層ならどこからでも始められます。出するときはそこからしか出できませんので、1層攻略するか、撤退する選択肢しかありませんのでご注意を」
なるほど、まぁ天星ノ瞳ラノスが、あるから迷うことはないけどな。
「最初は當然1層からとなります。魔は討伐部位をギルドにお持ちいただければ結構です」
俺は頷き、転移門の方へ向かって歩き出した。
俺たちは転移門に乗り、1階層へと転移した。
「ここが、ダンジョンの中か」
そこは、迷宮と言われるだけあって、道は複雑で、あちらこちらに曲がり角がある。部屋への道もあるのだろう。
「とりあえず確認だ。俺たちの目的は技の向上とちょっとした金稼ぎだ。安全第一で、何かあったらすぐに俺のところまで來い、何とかしてやる」
元々、1階層程度では俺がやらなくても大丈夫だと思っている。だから俺がするのは敵の発見と道案だ。ノワールに戦闘はさせず、俺の見つけた敵を連れてきてもらうつもりだ。
「わかりました」
「はい、あの……ご主人様?」
ティナはすぐに了承し、フロンはもじもじしながら、俺を呼ぶ。
まぁ、理由はわかっている、吸だ。吸鬼はを吸わないとどんどん弱化してしまう。吸してから數時間が一番力が発揮できるのだ。だが、俺は言わなきゃさせてやらない。察して聲をかけてやる優男でもないのだ。
「どうしたフロン?」
だから俺は知らないように聞いてやった。橫でティナが笑いをこらえている。
「だから……そのぉ」
「ん?聞こえないぞ」
今にも泣きそうだ。流石に勘弁してやろう。
そっとフロンに近づき、肩をもって抱き寄せた。契約の時と似た様な態勢だ。
「悪かった、意地悪しすぎた」
「もぅ、ご主人様わかってたくせに」
ちょっと涙聲そこがまた可くて、ついめたくなってしまう。
そして俺はそのままフロンの頭を自分の方のところまでもっていく。そしてしの痛みとともに、魔力が吸われていく覚に襲われた。その時
《伍瞳:夢偽ノ瞳オネイロスの開眼を確認、妖と統合。夢偽ノ瞳の派生から妖の進化形。妖忌を取得しました》
は? これで開眼? 何が理由だろうか。
《それも含めて、解析を始めます》
すると、魔力の吸われる覚がなくなり、フロンがもたれかかってくる。そして、顔をあげる。
そこには顔をけさせて、「ごしゅじんさまぁ~」と言ってくるフロンがいた。
そこまでおいしいのだろうか? そして俺はそっとフロンの頭をでた。
いよいよ、ダンジョンだ。油斷はせず行こう。
――――――――――――――――――――――――
ステータス更新
『ユウ・ツキカゲ 男
年齢 :16
種族 :人種
職 :妖魔師
屬 :UNKNOWN
スキル:剣 刀 短剣 棒 魔法剣 妖忌 火魔法 風魔法 魔法 闇魔法 言語 読解 無詠唱 意思疎通 テイム 竜紋 影移 隠蔽 夜目 覇気
ユニーク:
黙示録アポカリプス
漆夜視ノ神眼シツヨミ
・壱瞳:月詠ノ瞳ツクヨミ
・弐瞳:視影ノ瞳ミカゲ
・參瞳:天星ノ瞳ラノス
・肆瞳:神判ノ瞳テミス
・伍瞳:夢偽ノ瞳オネイロス
・陸瞳:????
・漆瞳:????
生贄ノ棺サクリファイス
耐 :斬耐 幻無効
狀態 :妖呪
武 :妖刀ようとう 天叢雲剣あまのむらくものつるぎ
防 :黒霧こくむのコート
黒鬼こっきのマフラー
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