《妖刀使いがチートスキルをもって異世界放浪 ~生まれ持ったチートは最強!!~》70:責任

俺はソルロスの宿へと足を進めていた。

市街地を歩いていると、後ろから視線をじる

《ますたー私たちを追いかけて來ている者がいます》

(わかってる)

俺はあえて人通りの多いところを通る。

『隠

俺はいつの間にかフロンが習得していた 隠のスキルを使い追ってから姿をくらます。

追っては、慌てて俺がさっきまで位置まで來る。

そいつは黒ローブで腰には1本の剣があった。

「俺に何か用か?」

俺は、そいつの橫で隠のスキルを解除する。

すると、黒ローブは驚き聲を上げそうになる。

俺はとっさに、そいつの口を塞いだ。

それは、黒いローブから長い黒い髪が見えたからだ。

俺は落ち著いたのを確認してから、塞いでいた手を退けた。

そして耳元に口を持って行く。

「姫様なにしてるんですか?」

「あ、あなたにお禮を」

アイリスは頬を染めながら、小さい聲で返して來る。

「とりあえずここを離れましょう。人目につきます」

いや正確にいえばもうついているのだが。黒ずくめの俺に黒いローブを羽織った姫様。

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明らかに不審人だ。

「わ、わかりました」

俺は姫様の手を取りもうすぐそこまで來ているソルロスの宿に向かった。

俺がドアを開けると、ミラ、アーミル、そしてノワールをでているシーナがいた。

「その人誰ですか?」

アーミルがお姫様を指差しそう聞いて來た。

「訳ありだ、泊まるわけじゃない。話があるだけだ」

「ん。わかった」

シーナは興味のなさそうにそう言った。

「助かる」

俺は姫様の手を引き二階の泊まっている部屋へと向かう。

「部屋でなにをするのでしょう?」

「話って言ってた」

「ふ、ふしだらな」

と會話する3人の聲が聞こえるが気にしない。

黒いローブを著ていても、長や形でだと分かる。

姫様の顔は以前として赤い。

俺が部屋にると姫様も部屋にりドアを閉める。

そしてフードをぎ隠れていた黒く長い髪が見える。

「すいません。ご迷をおかけして」

姫様はすぐに俺に謝った。

「いえ、気にしないでください。それでさっきのお禮とは?」

「今日の晝。馬車の荷臺から私を助けていただきました」

俺はここで思い出した。レジーナとの試合が印象に殘り過ぎてすっかり忘れていた。

《ますたーはしっかりとんでいたではありませんか》

(うるさい、今やばいと思ってるんだ)

不可抗力とはいえ姫様のんだことは変わりないのだから。

そして俺の視線が自然とその程よいに向いていると。

俺がなにを考えるのかを察した姫様はさっとを腕で隠した。

「いえ、こちらも不可抗力とはいえすみません」

「や、やめて、頭を上げてください。不慮の事故です。ですが一つお願いがあります」

そして、姫様は息を大きく吸いこう言った。

「責任を取ってください!」

「……はい?」

理解が追い付かない。責任を取る? その言葉れ連想できるのは結婚とかだ。

「ですから、責任を取って私の面倒を見てください」

「えーっと? それは結婚してくれと?」

俺がそういうと姫様は顔を真っ赤に染め、しためらってから首を橫に振った。

「要約すると、私の剣の師匠になってしいのです」

「あの、姫様?」

「はい?」

「説明が足りなさすぎです」

「す、すみません。焦ってしまって」

そしてお互いにお互いの顔を見て笑う。

俺もこれでようやく納得がいった。ラースが最後に殘した言葉、レジーナの気遣い。こいつら共犯なんだな。

「けど俺なんかより、ラースさんとかに習った方がいいのでは?」

俺のこの問いに姫様は首を振る。

「私はあなたの剣をまじかで見て、貴方に習いたいと思ったのです。ダメでしょうか?」

姫様は両手を合わせお願いしてくる。

「俺でよければ。それと気軽にユウと呼んでください」

「ほんとですか! ありがとうございます。ユウさん! 私のこともアイリスとお呼び下さい。年も近いと思いますので」

まるで子供の様に大喜びするアイリス。そんな景が微笑ましく思った。

そしてアイリスが後ろを向いたとき、俺は瞳を使った。

『視影ノ瞳ミカゲ』

すると、俺の目の前にアイリスのステータスが浮かび上がる。

『アイリス・セイン・レルフォード

年齢 :17

種族 :人種

職 ;姫

 :水

スキル:剣 鞭 水魔法 回復 家事

ユニーク:なし

 :連接剣』

ていうことはアイリスがに著けている剣が連接剣か。

というか、アイリスの方が年上なんだが。

アイリスがくるっとこっちに向き直る。

俺は即座に瞳の能力を解く。

「詳しいことはまた明日、今日はもう遅いので。王城に行けばいいですか?」

「はい。よろしくお願いいたします。ユウさん!」

こうして俺はアイリスの剣の師匠になった。

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