《妖刀使いがチートスキルをもって異世界放浪 ~生まれ持ったチートは最強!!~》74:妖魔種
俺がアイリスを送ってからソルロスの宿に戻るとってしすると、ティナとフロンが戻ってきた。
二人とも宿についてすぐにご飯を食べ、すぐに寢てしまった。
それだけ、レジーナとラースの修行はきついのだろう。
俺はれた二人の布団を直してから、外に出た。勿論アーナとかには緒だ。
そしていつも通り、月詠ノ瞳ツクヨミを使い、王都を抜ける。
向かう場所は結構離れた森。流石に王都の近くで試すわけにもいかない。
“さぁ、張り切ってやるよ”
(はいはい)
俺はひらけた場所にでる。夜だから、晝よりも活発に魔がいている。さっさと終わらせてしまいたい。
『纏え ヨリヒメ 黒鬼ノコッキノコロモ!』
俺は黒い魔力を纏う。今では魔力がれることはほとんどなくなっていた。
“いい調子だよ! そのまま行ってみようか”
俺はその狀態で詠唱を開始する。
『我は萬象に乞い求。魂鬼が纏いし災禍の鎧を!』
そう唱えたとき、スッと頭に言葉が浮かんだ。
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『裝魔黒鬼ソウマコッキ』
俺はそのまま黒い魔力を拳に纏い、地面に打ち付ける。
すると地面と空中に俺を挾むように魔法陣が浮かび上がる。
その魔法陣は俺を通過していく。そして俺のには黒い鎧が裝著されていた。それは圧倒的な力を包していた。
そして案の定俺の額からは黒い角が生えていた、それも2本。
“え? え、功しちゃったの? ていうかなんで、僕が教えてないスキル名知ってるの?”
ヨリヒメからたくさんの質問が飛んでくる。そんなこと言われてもわからない。
そんなとき、俺の頭に聲が響いた。
《進化を確認。周りにも影響を及ぼしました。一部スキルが解放されます。》
は? 進化? 誰が?
そんな俺の心境を無視して言葉は続く。
《生贄ノ棺を引用。陸瞳:歪喰ノ瞳タルタロスを開放します。歪喰ノ瞳を生贄ノ棺と接続します。
妖魔種に進化したことにより、妖刀への干渉が可能になりました》
そしてエルの説明が終わった。
“え? なにこれ、力がみなぎってくるような。ってこれは……”
(どうした?)
《ますたー、私にも変化が》
(エルまで?)
どうやら俺に関係する者たちに何らかの影響があったようだ。
(で、何があったんだ?)
“いま見せる”
《いま見せます!》
そして、俺から結構の量の魔力が持ってかれる。もちろんそんなことになってしまえば、裝魔黒鬼も解けてしまう。
予想外の出來事に俺は前方へとを崩した。
俺は地面に激突することを覚悟した。
だが、いつまでたっても痛みは來ない。逆にらかいような……。あれ? やわらかい?
俺はそっと目を開けた。すると、俺の目に映ったのは桃の髪と白よりの灰の髪だった。
それはの子の髪で、俺はいまそのの子二人に支えられているという狀況だった。
俺は何とか態勢を整え立ち上がる。
そしてそのの子二人は俺にこういった。
「「ボク、(わたし)実化出來るようになりました」」と
片方のの子は見たことがある。ヨリヒメだ。ということはもう一人が。
「はい、私が黙示録。ファマエルことエルです。ようやくこうして會うことができましたね。ますたー」
よく見るとその背中からは小さく白い翼が生えていた。
俺は狀況を確かめるために、視影ノ瞳ミカゲを二人に使う。
すると報が目に見えてくる。
『ファマエル
年齢 :??
種族 :天使族
屬 :無・全
スキル:基本六屬 意思疎通 演算 気配察知 解析 観察 憑依 並列思考 魔導化 人化 無詠唱 詠力
ユニーク:黙示録アポカリプス 完全記憶
耐 :神耐 幻耐 魔法耐』
『ヨリヒメ
年齢 :??
種族 :魂鬼こんき
屬 :闇・火
狀態 :憑依
スキル: 闘拳 意思疎通 剛力 覇気 闇魔法 火魔法 強化 実化 神化
ユニーク:黒鬼ノコッキノコロモ 裝魔黒鬼ソウマコッキ
耐 :神耐 理耐』
となっていた。
そして俺は急いで自分のステータスを確認した。
『ユウ・ツキカゲ 男
年齢 :16
種族 :妖魔種
職 :妖刀使い
屬 :UNKNOWN
スキル:剣 刀 短剣 槍 斧 雙剣 刺突 棒 妖忌 魔法剣 火魔法 水魔法 風魔法 魔法 闇魔法 氷魔法 雷魔法 滅竜技 言語 読解 無詠唱 意思疎通 テイム 竜紋 影移 隠蔽 覇気
ユニーク:
黙示録アポカリプス
漆夜視ノ神眼シツヨミ
・壱瞳:月詠ノ瞳ツクヨミ・月夜視ノ瞳ツクヨミ
・弐瞳:視影ノ瞳ミカゲ
・參瞳:天星ノ瞳ラノス
・肆瞳:神判ノ瞳テミス
・伍瞳:夢偽ノ瞳オネイロス
・陸瞳:歪喰ノ瞳タルタロス
・漆瞳:????
生贄ノ棺サクリファイス
耐 :斬耐 幻無効
狀態 :妖呪
武 :妖刀ヨウトウ 天叢雲剣アマノムラクモノツルギ
妖刀ヨウトウ 姿霧氷雨シギリヒサメ
防 :黒霧コクムのコート
黒鬼コッキのマフラー
従魔 :ノワール』
俺はついに人間をやめちゃったらしい。
そして俺はそのまま気を失った。
俺が目を覚ますと目の前にが! 俺は周りに目を向けた。
俺の布団の中にはムラクモ、ヒサメ、ノワール。そして俺の右手をフロンが俺の左手をエルが、足元にはヨリヒメ。そして俺を膝枕しているティナがいた。
どうやら、俺は凄く心配されていたらしい。
そして俺がエルの方を見ると、エルは俺を見て笑顔を向けて口パクでこう言った・
《えろますたー♪》
と、俺は諦めたように目を閉じ、らかいティナの膝の上でもうひと眠りすることにした。
俺の周りの変化は単純なものだった。よく見たらノワールがし長してて、羽と角に赤い模様がついていたこと。そして種族が妖竜種に変わっていたこと。
俺が、ムラクモ、ヒサメ、ヨリヒメのスキルを弄れるようになったこと。
ムラクモの武ランクが99でカンストしたこと。
ティナたちのスキルが増えていたこと。
まぁ、修行のおかげかもしれないが、それでもユニークスキルも増えていたので、たぶん俺の影響だろう。
そうして、俺たちは王都で、半月を過ごした。アイリスに戦闘を教えたり、こいつらに振り回されたりしながら楽しい時間を過ごせた。
そんな時間を過ごしていた俺たちに問題が起こったのは丁度その時だった。
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