《妖刀使いがチートスキルをもって異世界放浪 ~生まれ持ったチートは最強!!~》75:魔の奇襲

俺はいつも通り、アイリスの剣の相手をしていた。

最近では連接剣の使い方もうまくなり、いい戦いをするようになった。

まぁ、それでもまだ一度も負けてはいないがな。

そんな平穏な毎日を過ごしていた俺にせかすような聲が聞こえた。

《大変です。ますたー》

(どうした慌てて?)

《迷宮都市に大量の魔接近。その數500うち3ほどSランクが混じっています》

俺はそれを聞き、アイリスを止める。

「いったん止めだ!」

「え?」

アイリスの振りかぶった剣が止まる。

俺は抜刀していたムラクモを鞘に仕舞い、狀況を説明する。

「今、迷宮都市に大量の魔が迫ってる。その數500」

「え? えぇぇーー」

訓練場にアイリスの聲が響く。

「どどど、どういうことですか?」

「今は説明してる時間がない。レジーナに応援を頼んでくれ、俺はすぐに向かう」

「え? あっはい! わかりました」

それと同時にアイリスは王城に俺は王都の出口に、お互い反対方向に走り出す。

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(エル。ティナとフロンの居場所は?)

《今、二人は同じ場所にいます。場所はギルドです》

(わかった)

俺は外に出ると、全速力でギルドに向かう。

俺はギルドに著くと同時に、ドアを勢いよく開ける。

「ティナ! フロン!」

「え? ユウ様?」

「ご主人様?」

二人は付の前で、ラースと一緒に居た。

レジーナは王城に用があって離れられないため、今日は二人そろってラースに見てもらう予定だったのだ。

「どうしたんだ? ユウ。そんなに慌てて」

俺は3人に今の狀況を掻い摘んで説明した。

「はぁ? 迷宮都市に魔500?」

「俺たちはすぐに向かう。行くぞ!」

「「はい」」

ラースが、驚いているのを無視して出口に向かう。

俺は思い出したかのように、ラースを呼ぶ。

「あぁ、ラース」

「なんだ? こっちも準備して向かう。早く行けよ」

「わかってる。だから、混を収めといてくれ」

「は?」

俺はギルドの外に出ると、左手を掲げる。

その左手の甲にある竜紋が輝きだす。

『竜門。喚こい! ノワール』

すると、目の前に魔法陣が現れ、そこからノワールが飛び出してくる。エルに指示して、狀況は伝えているため、ノワールは俺の意志を察知し、3人が乗れるだけのサイズになっていた。

「キャァーーーーー」

急に表れた、竜種に驚く町の人々。

「こいつは危険じゃない。詳しいことはラースにでも聞いてくれ」

俺は周りにそうんでから、ティナたちと共にノワールに乗る。

ノワールは赤い紋様のった翼を大きく広げる。

「おい! 狀況をってなんじゃこりゃ」

ギルドから出てきたラースは口をポカーンと開けていた。

「説明は後でする。こいつに害悪はない。それじゃあ行ってくる」

「師匠行ってきます」

フロンはラースを師匠と呼び手を振っていた。

飛び立つ瞬間。ラースの「ちくしょー」と言う言葉が聞こえたがそこはもとSSランク冒険者として頑張ってほしい。

ノワールが全速力で迷宮都市へと向かう。大きく見えていた王都は小さくなり、やがて見えなくなった。

俺は後悔していた。フィリアかフェルあたりに意思疎通のスキルを渡しておけばよかったと。

あそこには世話になったやつが多い。そこをめちゃくちゃにされてたまるか。

妖竜種になり、スピードが増していたノワールは馬車で3日かかる道をわずか2時間で進んだ。

「み、見えてきましたよご主人様!」

俺が前方を見ると、大量の魔と2の大型の魔。それらと戦する。冒険者たちだった。

ゴブリンの時の數とは比べにならない。

「すまない、俺は先に行くぞ。お前たちは左右から、ノワールはSランク一を引き付けてくれ」

「「はい!」」

[はーいなの!]

俺はノワールの上から高く跳ぶ。

『月詠ノ瞳ツクヨミ 』

 俺は視界の迷宮都市り口付近に飛んだ。

「え? ユウさん?」

そう俺を呼んだのはフェルだった。

「フェルか、狀況の説明を頼む」

「なんでいきなり現れたとか、聞きたいことはたくさんありますが……。今は大量の魔の襲撃に合っています。數はおよそ500。Aランクの魔も何か混じっていて、あの大きな魔がSランクです。今迷宮都市の冒険者総出で対処をしていますが、このままでは……」

エルの報とそう間違いはなかった。

そして俺は気になることを聞いた。

「テクルとフィリアは?」

「二人とも戦いに出ています。フィリアさんならここからでも見えますよ。ほら、あそこ」

フェルが指を差したところを見ると、し遠くにきれいな赤髪をなびかせて、弓をつがえる、フィリアの姿が見えた。

「あれが、フィリア?」

「はい。半月ほど前でしょうか、宿の仕事だけではなく迷宮にも潛り始めたのですよ。すごいですよ。後衛職の弓ソロで潛ってるんですから。ユウさん以來の驚きです」

そしてもうし前に目を向けると、テクルが棒を振り回していた。

「まぁ、無事で何よりだ」

「いや、無事じゃないですよ!」

そんなやり取りをしていると遠くから男のび聲が聞こえる。

「こ、黒竜だぁぁぁー」

男のび聲、その容にフェリは膝をついた。

「え? SSランクの指定の竜種じゃないですか……」

「大丈夫だ。あれは味方だよ」

「な、なにを言って」

「ほら背中に乗ってるやつをよく見ろ」

すると、フェルは黒竜の上に人が乗っていることに気づく。

「あれは、まさか」

「そうだ、あれはティナだ。フロンも、もう降りて左翼側から攻めてるはずだ」

ノワールはSランクの魔を睨みつけるようにして、距離を取り右翼にティナを下ろす。

俺の目に映るのは鳥型の大型Sランクモンスター。それと別のSランクモンスターが2

「何とかなりそうだな」

俺の言葉を聞いた、フェルは驚いたような表を見せる。

「よし、反撃と行こうか」

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