《妖刀使いがチートスキルをもって異世界放浪 ~生まれ持ったチートは最強!!~》98:捕らわれたエルフ

俺たちはまっすぐエルフの國へと向かっていた。

特に急いでるわけでもないため、ノワールにはゆっくりでいいと伝えてある。

(エル。時空ノ瞳の解析結果を教えてくれ)

《了解しました。ですが、先に混合神もといクロノスからメッセージを預かっています。どうされますか?》

(じゃあ先にそっちを頼む)

《了解しました》

『やぁ、君がこれを聞いているってことは、時空ノ瞳についての解説が聞きたいと見た。そこでこの私が懇切丁寧に解説してあげよう』

すごく、今このメッセージを切ってエルの説明を聞きたい。

そんなことを思いながらどうにか耐えつつ解説を聞くことにした

『まず名前の通り、この瞳は時間と空間に関するものだよ。主な能力は二つ

1つは自分が一度訪れたことがある場所への転移だよ。月詠ノ瞳ツクヨミとは違い視界でなくても良くて、君と接していてかつ君が連れて行こうとしているものと一緒に転移することができる。ただし1日に使えるのは3回まで

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2つ目は指定した空間の時間の遅延と巻き戻しが出來る。空間の指定ができるのは視界の範囲のみで、空間を広げれば広げるほど魔力を消費する。遅延はただの速さを遅くするものだ。巻き戻しは死んだ者には使えない。怪我や壊れた武を直すことはできる。死んでいるに含まれるのは人だけじゃない、植やその他も含まれるってこと。巻き戻す能力は時間の単位で魔力を消費するよ、巻き戻しは勿論遅延より、魔力を使うからそこまで連発はできないと考えていいよ

まぁ、これだけわかってればこの瞳は充分使えるだ。殘念だけど男の子の夢である時間停止とかはその瞳じゃできないんだごめんね?』

別に、時間停止に夢も何も持ってないんだが……まぁ、だいたいの能力は分かった。

あとは実踐してみなきゃわからないってやつだな。

(エル。ありがと)

《いえ、それよりもここより北東、森の中でオークに捕まっている人二人を発見。どうやら巣に持ち替えられる途中のようです》

(またかよ)

似た様な出來事を験している俺からしたらし面倒だ。

前にも言ったかもしれないが、オークが人を捕まえてすることと言えば繁だ。なんせ、オークにはメスがいないからな。

「ユウ様どうしたんですか?」

俺が頭を抱えてると、後ろからティナが話しかけてくる。

「いや、どうやらオークに捕まってるやつがいるみたいだ」

「あーアーミルたちみたい狀況ですか」

俺の前で、納得したようにフロンが頷いた。

『天星ノ瞳ラノス』

俺は天星ノ瞳を使い、自分の目で狀況を確かめることにした。

エルが言っていた北東の方に目を向ける。

森の中にある窟、丁度オークたちが二人を連れて窟にっていく景が見えた。

よく見ると、一人はドレスみたいなもので、もう一人は鎧をつけていた。ドレスを著ている方はどこかのお姫様だろうか?

すると、オークが運び、揺れた衝撃で緑の髪で、隠れていた耳が見えた。

その耳は長く、先端がとがっていた。どうやら連れられているのはエルフのようだ。

「これは使えるかもな」

「何がですか?」

「いや、どうやら捕まっている二人はどうやらエルフみたいだ」

エルフと聞いて、ティナの後ろにいるフィリアがびくっと反応したのが分かった。

「で、ご主人様はどうするんですか?」

「もちろん助けるよ、この後エルフの國に行くんだ。何かしら渉手段とかあった方がいいだろ?」

何より、せっかく見つけたのに放置はできないよな。

(ノワール。急いで、窟に向かってくれ。できるだけ音は立てずにな)

[はいなの]

ぐんと加速して、ノワールは俺が指示した場所へと向かった。

ノワールが窟の真上に著いた。

窟のり口には槍を持ったオークが二匹いる。

オークは集団行するから面倒なのだ。

「フロン。いくぞ」

「はい、ご主人様」

俺とフロンはノワールから飛び降り、まっすぐオークの元へと落下する。

『自在:

俺は上空でムラクモを抜刀し短刀の長さまで短くする。

それと同時にフロンも黒竜の雙剣を両手で引き抜く。

俺たちはそのまま音を立てず著地すると同時にオークの首をはねる。

それを確認したのか、ノワールが降りてくる。

ノワールが地面に著地し、ティナとフィリアもノワールから飛び降りる。

「ノワールは上空とその他周辺の警戒を頼む」

[了解なの]

「ティナとフィリアはり口の見張り。魔が近づいてきたり、中から魔が出てきた場合はすぐに処理しろ」

「「はい」」

「最後に俺とフロンだが」

「中にって二人の救出と部のオーク殲滅」

「そうだ。何かあったらすぐに意思疎通で知らせてくれ、それじゃいくぞ」

俺とフロンは部にした。

中は意外と広く、なくとも20匹以上はオークがいるだろう。

二人とも隠のスキルと影移のスキルを持っているため、この薄暗い窟の中では有利にける。

見つけたオークは背後から首を切り落とし、ばれないようにすぐに棺に回収する。

そのまま、オークを処理しながら奧へと進んでいくと、の聲が聞こえた。

「くそ、離せ! オークのくせに!」

聲からして、たぶん騎士の方だろう。

場所は聲をたどればすぐにわかった。

二人は、オークに手足を鎖で繋ぎ止められ、きを封じられていた。

「うっ、気持ち悪い」

橫から、フロンの聲が聞こえる。確かに気持ち悪い。

壁際にが二人、それを取り囲むように6のオークがいた。

すると、一匹のオークが騎士に近づきその鎧をはぎ取った。

「いくぞ、フロン」

「はい」

俺はムラクモを逆手に持ち、一番近くにいるオークへと走って近づく。

異変に気付いたのか、6のオークは俺の方を見る。

『夢偽ノ瞳オネイロス』

俺は俺を見ていた一番先頭のオークに周りにいるオークこそが敵だと認識させる。

そのまま、そいつを避け、他のオークを狙う。

地』

一気にオークとの間を詰め、ムラクモで容赦なくを掻っ切る。

気持ちわる斷末魔をあげ、オークは倒れる。

すると、もう一匹の斷末魔が聞こえる。影移で、反対側に移したフロンが、一仕留めたみたいだ。

一瞬、騎士と目が合う。その表は「なんで?」とでも言いたげな表だった。

俺はすぐに視線をオークへと戻す。俺が意識を改変したオークが槍で、仲間のはずのオークの元を突き刺した。

殘るオークは改変したオークをれた3

俺は改変したオークの首を切り落とした。

殘る二がフロンの元へ向かう。

フロンは太ももに隠したあった暗をオークの元に投げつける。

オークは暗に気づくことなくその命を落とした。

そして、最後のオークの背後にフロンが回ると飛び上がり、黒竜の雙剣でその首を切り落とした。

俺とフロンは武を仕舞い、エルからの殲滅が完了したと報告がった。

何匹か外に逃げたらしいが、ティナとフィリアが処理したみたいだ。

ノーワールからは何の連絡もってないため問題はないだろう。

俺はフロンと一緒に狀況が理解できていない、二人のエルフの元へと足を進めた。

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