《氷炎騎士の騎校生活(スクールライフ)》はじまりの朝

「固有魔法(オウン)」、2054年10月突如これは発現した。

それとほぼ同時期に魔界からの地球侵略が始まった。

地球人はその侵略を阻止するため、アメリカ、日本、イギリス、中國、ロシアの五大國で會議を開き、騎士団を結した。その名はWKU(世界騎士連合)。そして各國で騎士を養する學校をつくるよう促した。これは、日本の1人の騎士學生の長を描いた語である。

そこは、一面花で埋め盡くされた、綺麗な場所だった

「僕、君のことが好きだ」

「私も秋風のこと好きよ」

「ここは、私のお気にりの場所なの」

「だから、いつか大きなったら、ここでプロポーズしてほしいわ、そして結婚しましょ」

そう言っては、秋風にキスをした

夢から覚めた

多分小さい頃の記憶だ、それよりも

「寒い」これが今日の第一聲だ。

俺の名前は  東山 秋風 (とうざん あきかぜ)

10月10日生まれ A型 長178㎝ 重75㎏ 

中學3年生だ。

今日は最悪の日だ。

朝は寒いし、天気も曇り、

そして何より・・・・・

「秋〜早く起きなさい、今日は験の日でしょ」

俺が言いたかったのに・・・

「へいへーい」

そう今日は國立試の日なのだ。

もともとける気は無かったのだが、両親に勝手に申し込まれた。

「ひとまずおりるか」

「秋、起きるの遅いよ」

このうるさい人は、俺の母親  東山 真涼 (とうざん ますず)だ。

こう見えても、WKU序列6位の『氷の魔』と言われている。

ちなみに俺の銀髪は母親ゆずりだ

「今日試でしょ、急がないと」

「どうせ余裕だって」

「あんま余裕ぶっこいてると、足元すくわれるぞ」

このゴツくてゆるいのは俺の父親 東山 炎一郎(とうざん えんいちろう)。

すごい名前だと今でも思っている

アホだが、WUK序列2位『炎の騎士』と言われている。

俺の前髪が數本だけ赤いのは父の伝だ。

「まぁ、お前なら、かりはするだろうけどな」

そりゃそうだろと心思いつつ、制服に著替えに行った。

「ご飯は?」

「食パンでいい、くわえて行くわ」

正直試なんて早く終わらせて、帰って寢たい。

數分後

「気をつけてね」

「もちろん首席合格だぞ!」

「おう、當然だろ」

「行って來ます」

試験會場まではもちろん走りだ。

いつまでもだるいとは言っていられない、

ひとまず集中だ。

試験は、筆記、面接、実戦の3つに分かれている。

心配なのは面接だ

なんせ、練習してないからな!

と考えていると試験會場についた

人が多い。

ぱっと見2000人はいる。

「お前も験生だろ?」

後ろを振り向いたら、うるさそうな奴が立っていた。

「俺の名前は、 緑谷 仁 や、よろしくな」

「馴れ馴れしいな」

「まぁそんな目で見るなや、これから仲良くしてこや」

「落ちたらどうすんだよw」

「その時はその時だ」

「まぁ、よろしく。

           俺の事は秋風とでも呼んでくれ」

「おう、俺の事は仁でいいぜ」

「了解」

と話していたらいつの間にかもうすぐ試験開始だ。

「さぁ、行くか」

外は未だに寒い中試験はまもなく開始される

試験開始

5分前

4分前

3分前

2分前

1分前

試験開始!

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