《氷炎騎士の騎校生活(スクールライフ)》學式②

やばい、間に合わない

家族とのバトルに時間を取られてしまった

とにかく全力で走ろう

家から學校までは25分くらいかかるが

もう學式開始まで15分をきっている

そのとき・・・

「おーい、秋風乗ってけよ」

聲をかけてきたのは、試の時に知り合った

緑谷 仁だ

「ありがと、助かる」

「いいってもんよ」

でも、なんでこんな時間に登校してるんだ?

「お前も遅れたのか?仁」

「朝寢坊しちまってよ、焦ったぜ」

こいつ本當に寮生活できるのか?

「著きました坊っちゃま」

「おう、ありがとよ、じぃ」

しかも金持ちなのか ︎

そういえば車も外車で豪華だ

「秋風、何ぼーっとしてんだ、遅れるぞ」

「ふー」

「なんとか間に合ったな」

「席につこうぜ」

「そうだな」

どうやら學式は、試の時に使った、

アリーナで行われるらしい

そして、學式が始まった

といっても、仁とはなしているだけだが

「それでは、新生代表挨拶。

    代表、アリス・イルバーナ 」

「はいっ」

そのとき、俺は人生でもう使うことのないであろう

金髪碧眼という言葉が頭をよぎった。

そのは、金髪碧眼、スタイル抜群、そして・・・

「かわいすぎだろ」

そう、半端じゃないほどのだった

「イルバーナ帝國からの留學生らしいぜ」

「しかも、第2皇で、試を首席通過したらしい」

「俺もあんな人が彼だったらなぁ〜」

「・・・・・」

なんだと・・・・

俺が首席じゃなかったのか

「絶対負けねぇー」

「えっ?秋風今なんて?」

「絶対あいつには負けねぇー」

「名前は覚えた、アリス・イルバーナ、

   絶対負けねぇー」

「お前あの人の固有魔法しらないのか?」

「なんなんだ?」

「『』だよ、『の巫』知らないのか?いまや負けなしらしい」

⁈そんなん無敵じゃないか

「いいねぇー、倒しがいがある」

「秋風、お前・・・・・・」

「惚れたのか?」

「惚れてねぇーよ」

「噓つけ、顔真っ赤だぞ」

「暑いんだよ!」

「それより、クラス分け見に行くぞ」

「へいへーい」

惚れてなんかいない、いないはずだ・・・

「えーっと、俺は5組か」

「まじかよ秋風、俺も5組だぜ」

「まず1年よろしくな」

「おう、よろしく」

「ちなみに、イルバーナさんも5組らしいぞ」

「どうでもいいわ、早く教室行くぞ」

「はーい」

アリス・イルバーナ、絶対倒す!

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