《氷炎騎士の騎校生活(スクールライフ)》寮初日③

電話に出た

「はい、もしもし」

「あー、もしもし、東山か?」

「水谷先生⁈ どうしたんですか?」

「それがだな、イルバーナの母親とは

   昔クラスメイトだったんだがな」

「どうやら、イルバーナがアカデミーに來た理由が

  実力をあげる他にだな・・・」

「強い婿候補を見つけるということらしい」

「そこで俺がお前が強いことを、イルバーナの母親に

  言ったらだな、部屋を一緒にしろと言われた」

は?狀況が飲み込めない

「えっ?先生どうゆうことですか?」

「つまり、お前らはその部屋で共同生活

   しろということだ、それだけだ」

「ちょっ、せんせ・・・・・」

電話が切れた

「水谷先生からなんて言われたの?」

言うべきなのか?

「そのだな・・・・」

著信音が鳴った

次はアリスの攜帯からだ

「ちょっと失禮」

「もしもし?」

「アリス〜、元気?」

「お、お母様!」

どうやらアリスの母親からの電話らしい

「実はね〜、アリスには、秋風くんと、共同生活してもらうわ〜、それだけよ〜、じゃあねー」

「ちょっと、お母様それだけって・・・・・」

電話が切れたらしい

「東山 秋風くん、あの実は・・・」

「共同生活のことだろ、水谷先生から聞いた」

「・・・・・・・・」

「どうすればいいの?」

「わからん」

「・・・・・・・・」

「部屋に戻るわ・・・・」

「まて、この事は知られないようにしないと、やばいぞ」

「そうね、けどもう何も考えられないわ・・・」

どうやらお互い同じ心境らしい

「わかった、また10時に俺の部屋に來てくれ」

「わかったわ」

ドン、扉が閉じた

いまいち狀況が整理できない

ピーポーン

インターホンが鳴った

「秋風〜風呂と飯いこーぜ」

「わかったー、今行く」

ひとまず著替えないと

あっ、あいつバスタオル置いていきやがった

後で返せばいいか

「お待たせ〜」

「遅いわ、早く行くぞ」

「風呂からるか?」

ちょうどゆっくり考えたかった

「そうしよう」

「広すぎかよ!」

「しかも、溫泉6個はあるぞ!」

確かにすごい広さだ

「早くろーぜ、秋風」

「はしゃぐなよ、子供か?」

「うるせ〜」

何個か風呂にったけど、どれも最高級だ

疲労回復から若返り、リラックス、肩こり、筋痛解消

便解消、そしてたき打ちまで、いろいろある

「おい、秋風〜」

「聞こえるか?子たちの聲が」

そういえば天井だけ繋がっている

「今度覗きに行こうな」

「絶対いかん」

あの新鮮な映像を書き変えるなんて・・・・

「どうした?のぼせたか?」

「なんでもねぇー、あがるぞ」

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