《氷炎騎士の騎校生活(スクールライフ)》跡探索①

合宿4日目の朝を迎えた

「・・・・・夢なのか?」

そう、俺は昨日アリスに告白してオッケーをもらったはずだ

嬉しすぎて夢としか思えない

「よう、起きたか、あ・な・た」

やはり、夢じゃないのか

秋風は小さくガッツポーズした

その頃

「むにゃ〜、あきかぜ〜」

アリスは気持ちよさそうに眠っていた

「聞いたか、皆の衆」

「イエス!」

「私は録音したぞ!」

「よくやった、優樹菜」

「いいぞ、いいぞ」

優樹菜はそれを再生し始めた

「アリス朝だぞー、起きろ」

アリスはふっと起きた

「おはよ〜、優樹菜」

「うん、おはよ」

優樹菜は笑いながら、再生ボタンを押した

録音した、音聲が流れる

アリスは事態を飲み込むのに時間がかかったらしく

しばらく、何が起こったのかわからなかった

だが、

「ゆ、優樹菜ー、それをよこしなさい」

「いやだよーだ」

アリスが優樹菜を追いかけている

夢じゃなかったのね

アリスは心の中でガッツポーズした

その後、朝食會場へ向かった、男子と子たちは

ちょうど、鉢合わせた

子はアリスを、男子は秋風を前に押し出す

「あ、アリス、お、おはよう」

ぎこちない、秋風の挨拶に対し

「うん、おはよ」

アリスは頬を赤らめながら、満面の笑みで挨拶を返した

朝食は、初日と同じく、子と男子で食べた

昨日の告白の話でかなり盛り上がっていた

そして、みんなが朝食を食べ終えた頃

「はい、みんなおはよう、早速で悪いが、今から跡の班分けを発表する」

「1班5人で行する」

「まず1組から、時田・創田・・・・」

ついに跡の班分けの発表が始まった

「次は5組、降谷・巖田・・・・・・」

5組の番が來た

アリスと一緒がいいな

「・・・・、風木・緑谷・イルバーナ・剛力・東山、・・・・・、以上だ」

うしっ

アリスと同じ班だ

「それでは、各自部屋へ戻り、準備をするように」

「解散」

さぁ、部屋に戻って準備しないと

その時、トントン

肩をたたかれた

誰だ?

振り向いた先には、アリスが立っていた

「ちょっと來て」

「うん」

アリスに誰もいないとこまで連れていかれた

「同じ班ね、秋風」

「そうだな」

「嬉しすぎて、聲が出そうだったよ」

こうして、會話しているだけでも幸せだ

「それで、今日の跡探索のことなんだけど・・」

やっぱり、呼び出した理由は跡のことらしい

「魔法、何にするか決めた?」

「俺は、ピストルにしようと思う」

アリスは驚きを見せる

「私は・・・剣にしようかなと、どうかな?」

「いいと思うよ、けどの剣はどうするの?」

「うん、そこで考えたんだけど」

魔法に特化した剣ならどうかな?」

俺の『蒼凍』と『紅炎』と似てるじのやつかな

「そんな都合よくあるかな?」

「まぁ、あくまでもあったらの話よ」

「話はそれだけ、ごめんなさい、無駄な話に付き合わせて」

「いや、俺はアリスと話せるだけで幸せだから」

ぽっ   とアリスの顔が赤くなった

「・・・ばか」

ちゅっ

アリスは秋風の頬にキスをして去って行った

    人が読んでいる<氷炎騎士の騎校生活(スクールライフ)>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください