《氷炎騎士の騎校生活(スクールライフ)》跡探索③

魔人が3人ほど出て來た

「おい、秋風、なんで魔人がいるんだ?」

仁もかなり驚いているようだ

「わからない」

この跡はWKUの所有しているものだ

魔人への対策も萬全なはずだが

「とにかく、やるしかない」

魔人はヤル気満々だ

「威勢のいいガキどもが」

「死ねっ」

魔人3人が同時に襲いかかってくる

「アリス、同時にいける?」

「彼にそんなこと頼むなんて、ひどすぎよ」

アリスが飛び出した

「へっ、1人とか、なめてんのかよ」

「ぶっ殺してや・・・・」

その瞬間、魔人たちは崩れ落ちた

「な、何が起こった⁈」

アリスからしたら、こいつらはミジンコだからな

「『炎の束罠』」

「これで、よしと」

「さぁ、先へ進もう」

秋風とアリスの手際が良すぎて、みんなポカンとしている

「お前ら、やっぱすごいな」

仁はそう言い殘して、秋風たちの後を追った

その後も、跡の最深部へ向けて進み続けたが

最初の魔人以外の他の魔人を見ることはなかった

そして・・・

「「ついた!」」

え?言葉がかぶった

聲の聞こえた方を向いて見ると

そこには見たことのある子生徒が立っていた

「あー、君は迷子の・・・」

「ね、またあったでしょ、東山 秋風くん」

「私の名前は、時田 千代よ」

「よろしくね、秋風くん、そして『の巫』さん」

時田 千代 どこかで聞いたことがあるような・・・

「おう、よろしくな」

「よろしく」

秋風とアリスが挨拶をかえす

その時、奧からもう1人顔の男子生徒が出てきた

ものすごく顔を覗き込んでくる

「ねぇ、君が 秋風くん? 強そうだねぇ、僕とどっちが強いかな?」

なんじゃ、こいつは

次はアリスに近づく

「ふーん、君が『の巫』か、すごい魔力量だねぇ」

「僕と、どっちが強いかな?」

どうやら、こいつはかなり自分に自信があるのだろう

「創田、ちゃんと挨拶をしなさい」

「はーい」

創田はめんどくさそうに返事した

「僕は1組の、創田 創魔 だよー、よろしくね」

「よろしく」

「そういえば、創田くん、さっき僕とどっちが強いかなとか言ってたよね?」

「うん、言ったけど、なに?」

「その答えおそらくこの先で、わかるよ」

「いいね、最高だよ、秋風くん」

創田は楽しそうだ

「さぁ、早く先に進みましょう」

そう言って、時田は先にあるドアを開いた

「でっけー、ドアだなぁ」

「仁、口を閉じろよ」

「思わず、みとれちまったわ」

「では、行きますよ」

そう言って、時田がドアを開けた

その時

なんかおかしい、魔力のようなものが、こっちに向かってくる

まずいぞ!

「みんな、伏せろ!」

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