《氷炎騎士の騎校生活(スクールライフ)》海合宿③
日差しが眩しい
魔力を使い果たし、秋風は砂浜に倒れこんでいた
「秋風、生きてる?」
「ああ、なんとかな」
アリスも倒れこんでいるらしい
その時
「はぁー、死ぬ」
仁たちが10キロ走り終わったのか戻ってきた
「先生、あれ10キロじゃないでしょ、15キロぐらいあるでしょ」
「さぁ、どうかな」
水谷先生も格が悪い
「おいおい、てかなんだよこれ」
仁がそういうのもおかしくはない
なぜなら、秋風とアリスが寢ているところ以外全て氷で埋め盡くされているからだ
「あぁ、あいつらには魔力を全て使い果たしてもらった」
「そして、ついでに言っておくが、次のメニューは・・」
「東山とイルバーナ対 5組全員だ」
「いやいやいや、無理ですって、魔力もう殘ってませんよ」
「お前ら、それでも十傑の中でも上位の四天王か?」
「魔力なしで倒してみせろ」
だが、その時出てきたのは、優樹菜だ
「先生、お言葉ですが、し私たちを舐めすぎではありませんか?」
「そうだよ、いくら秋風とアリスちゃんが相手でも、
28対2だぜ?  絶対俺らが勝つって」
「しかも魔力殘ってないじゃないですか」
5組メンバーはかなり頭にきているらしい
「そうか?ならやってみればいい」
「そうですね、それが一番早い」
5組メンバーは挑発に乗せられている
「ちょっとまて」
「この砂浜じゃ、無理だ」
そう言って、水谷先生は魔力をため始める
「水よ、砕け  『水龍の滝』」
その瞬間、空から半端じゃない量の水が落ちてくる
そして氷を全て砕いてみせた
まじかよ・・・
あの量の氷を一瞬で
「さぁ、早く始めろ」
全く魔力の消費をじさせない
さすが元序列3位だけはある
「位置についたな?」
「なら始めろ」
水谷先生の合図とともに、5組全員が襲いかかってくる
「アリス・・・」
「ええ、わかってるわ」
2人はアイコンタクトだけで、すぐに行に出る
アリスは剣1本
秋風は剣1本と銃1丁で迎え撃った
アリスの剣は本當に無駄がなく、5組メンバー全員を難なく、倒していく
秋風も負けていない、剣と銃の扱い方がとにかく巧い
そしてあっという間に、5組メンバー全員倒されてしまった
「勝負アリだな、どうだ、わかっただろ?」
水谷先生はかなりキツめに言葉をかける
「くっそ、なんでだよ」
仁は拳を砂浜に打ちつける
他のメンバーたちもかなり悔しそうだ
「お前らは、何が足りなかったと思う?」
「戦闘経験です」
優樹菜が真っ先に答える
「まぁ、それもあるな、けど決定的に欠けているものがある」
「なんだと思う、イルバーナ」
「チームワークです」
「正解だ」
さすがアリスだ
「東山、お前らはどうやって連攜を取っていた?」
「えーっと、まずだいたい相のいい人が多いところに、行くようにしてましたね」
「わかりにくいな、まぁ正解だ」
「例えば、剛力は東山と、緑谷はイルバーナと相が悪いのはわかるな?」
その場の全員がうなづく
「それを、理解した上であいつらはいていたってことだ」
「まぁ、あいつらはアイコンタクトだけで連攜を取れるレベルまで達しているから、そこらへんは容易いだろうが」
「俺はお前らにそこまでは求めない」
「聲をかければいい、人間は心が通じ合っているわけではないからな」
「それ以前の問題で、どう判斷するかでだいぶ変わってくる」
「お前らには、この合宿でこの力を鍛えてもらう」
「それじゃあ、あとこの練習を10回したら、今日は終わりだ」
ええー
みんなのテンションがさがる
「増やされたくないなら早くしろ」
そして、秋風とアリス対5組メンバーの試合は
11対0で秋風とアリスが勝利した
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