《氷炎騎士の騎校生活(スクールライフ)》海合宿⑧

「はぁっ!」

秋風が『紅炎』でザンを切り裂く

「よっと」

それをザンは影でできたダガーでそれをけ流す

「秋風、どいて」

秋風が後退すると同時にアリスが『シルバール・ウルフ』で

の銃弾を放った

「影よ・・・」

だが、ザンはそれを影で打ち消した

アリスとザンは相最悪だ

「アリス、チェンジだ」

次は秋風が前に出る

「『氷炎斷裂』」

秋風の斬り裂いた先が、氷と炎に覆われる

さすがにザンもこれを避ける

氷と炎が消えたとき、そこにザンの姿はなかった

「アリス、気をつけろ」

「わかってるわ」

ここは森だ、いくら外が晴れていても影が多くなる

奴は影を移できるから、この場所ではほとんど無敵だ

「『影斬』」

ザンはアリスの橫に現れ、アリスに斬りかかる

「やっ!」

アリスはなんとかそれをけ止める

その直後ザンはすぐ影に潛った

「やっかいだな・・・」

攻撃がどこから來るかわからない、しかもなかなかの使い手だ

「秋風!」

しまった、考え込みすぎた

秋風が気づいたとき、ザンはすでに秋風に斬りかかろうとしていた

とっさに秋風が剣で防ごうとするも、間に合わない

「いただき!」

ザンは、秋風の右手を斬り裂いた

秋風はなんとか腕を切斷されないようにかわしたが、

かなりの重傷だ

「くっ・・・」

秋風はおおきく後退する

「秋風、大丈夫なの⁈」

「だめだ、來るな! 敵に集中しろ」

アリスは我に返って敵に集中する

秋風は剣を戻し、『蒼炎華』を取り出し、魔騎士モードになる

だが、負傷している秋風をザンは逃さない

秋風の背後に現れ、秋風を斬り裂く

秋風は反応が遅れる

だが、速で移したアリスがそれをけ止める

「すまない、アリス」

「ええ、いいわよ」

ザンはまた影に潛る

「秋風、炎で自分を覆えないの?」

「正直邪魔だわ」

ズバッと言われ、秋風も傷つく

「ひどいな、まぁ事実だからしょうがないけど」

「炎よ・・・俺を覆え  」

秋風がそう言った瞬間、秋風を炎が覆った

これで秋風の防はバッチリだ

「さぁ、これで1対1ね」

「くくく、1対1で勝てるのか?アマが」

「『影い』」

なっ、かないわ

アリスが揺している隙をザンは見逃さない

ザンが影から飛び出して、アリスに斬りかかる

の壁よ・・・」

アリスはその斬撃をの壁を出現させて防ごうとする

だが・・・

「くっ・・・」

ザンのダガーはの壁を斬り裂き、アリスに屆いた

アリスは左手でそれをけた

が宙を舞う

強すぎる・・・

全く隙がない

「おいおい、どうした?  この程度か?」

アリスはその後もかろうじてザンの斬撃を防ぐも

だんだんと追い詰められていく

まずいわ、このままじゃ、何もできずに負ける

どうすれば、どうすれば奴のきを止められる?

アリスがそう考えている間もザンは猛攻を続ける

影に潛ることを繰り返しながら・・・

そうか、その手があったわ

アリスはすぐにいた

銃弾を周りに撃ちまくっているのだ

そして

よ照らしなさい」

そうアリスが言った瞬間

その銃弾たちは、まぶしく輝きはじめる

「くっ」

ザンも影が無くなり、姿を現した

「影を消すとはな、やるじゃねぇーか」

「あなたは強いわ、けどもう終わりよ」

「影に潛れないあなたは何も怖くないわ」

アリスはそう言うと、魔力を高めだした

「おいおいおい、バカなのか? 影はお前のを打ち消すんだぞ? 無謀にもほどがある」

ザンは笑いながらそう言うが、アリスは魔力を高め続ける

「それはけてみればわかるわ」

アリスが魔力を最高まで高めた時、アリスの頭上にの剣が現れた

その剣は徐々に大きくなり、やがて10mほどのサイズになった

「勝利をこの手に!」

よ影を消し飛ばせ、『勝利の聖剣』!」

巨大なの剣がザンを襲う

「こんなもの、打ち消してやるぜ」

ザンも巨大な影の剣をつくりだす

「『影消剣』」

巨大なの剣と影の剣がぶつかり合う

「いっけぇー!」

アリスがさらに魔力を込める

するとみるみるうちに影の剣がに飲み込まれていく

「なっ、そんなはずはない、俺は負けない」

「いいえ、終わりよ、私の勝利よ」

その瞬間、半端じゃない衝撃とともにあたり一面がに飲み込まれる

その衝撃で秋風の魔法も解ける

そして、が消えたとき、ザンは倒れていた

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