《【書籍化作品】自宅にダンジョンが出來た。》スキルと所有ポイント。
ステータスリセットをしてもポイントが戻ってくるのは僥倖と言える。
まあ、戻ってこなくても俺はステータスリセットはしていたが……。
――さて……。
終點の千城臺モノレール駅に到著するまで時間はかなりある。
ここは手持ち無沙汰もあることから、自分の視界に表示されているシステムの確認をしておいた方がいいだろうな。
さっきのような騒は、もうコリゴリだ。
視界に表示されている左上の項目のレベルとHPとMPはそのままの意味だろう。
HPがゼロになった場合、死ぬかどうかは検証してみないと何とも言えないがやりたくはない。
あとは、視界の下に表示されている長方形の4つのアイコン。
ステータス、スキル、魔法、システム
ステータスは、先日から俺が見ている自分のステータスを指していることは実証済み。
そうすると、次はスキルだな……。
スキルのボタンを押すように考える。
するとボタンのが黒く反転し視界に半明なウィンドウが表示された。
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俺は、表示されたスキルウィンドウを見て思わず小さく唸る。
【スキル】
▽「ロリ王LV1」(+)
▽「JK際LV1」(+)
▽「#JWOR」
▼所有ポイント 23
リセット所有ポイント 40 制限解除まで211秒
「ロリ王LV1」はリセットされないのか……。
それと、「JK際LV1」って何だよ……。
俺は、そんなことを一度もして……、ま、まさか……。
さっきの子高生達が俺を見てきたからか? あれだけで……、俺は子高生と援助際したというスキルを手にれ……。
俺は半明のウィンドウを上へと意識しずらしていく。
するとウィンドウには、「――スキル「JK際LV1」を手にれました。」と、たしかに書かれている。
…………。
不本意なスキルが二つも……。
第三者が見たら不審者に思われそうだ。
なんとかせねば……。
――スキル「隠蔽LV1」を手にれました。
タイムリーなスキルが手にったな。
とりあえずスキルの項目にも並んでいる。
【スキル】
▽「ロリ王LV1」(+)
▽「JK際LV1」(+)
▽「隠蔽LV1」(+)
▽「#JWOR」
▼所有ポイント 23
リセット所有ポイント 40 制限解除まで122秒
丁度良く、左側には隠しウィンドウがあるのを指し示す▽マークが表示されているし確認しておくとするか。
積極的に確認していかないと取り返しのつかないことになったら大変だしな。
▼「隠蔽LV1」(+)
第三者に開示されるレベルを擬態することができる。
※
所有ポイント1につき1レベル上げることが可能。
ステータスと違い一度振ったあとのリセットは不可能。
とりあえず、隠蔽スキルのレベルは最大限まで上げておくのがベストか……。
【スキル】
▽「ロリ王LV1」(+)
▽「JK際LV1」(+)
▽「隠蔽LV10」
▽「#JWOR」
▼所有ポイント 54
リセット所有ポイント 0 制限解除まで0秒
スキルのレベルは最大でLV10か……。
ステータスに振り分けるポイントも考えると、スキルに振り分けるポイントは考えないといけないな。
あとは……。
文字が化けているのが一つあるが、怪しげな問題のスキルからチェックしておくか。
▼「ロリ王LV1」(+)
10歳以下のに有効
目と目が合っただけではの虜になる。
▼「JK際LV1」(+)
15歳から18歳の子高生に有効
目と目が合っただけで子高生はの虜になる。
「…………」
絶対に上げないほうがいいな……。
それよりもJKがあるということはJCやJDもあるってことか?
ふむ……、々と考えさせられるな。
「あとは……」
#JWOR? これは、何て読むんだ?
……ジョーア? ――、いや……、綴りが違うな……。
とりあえず説明文を見れば何となく分かるはず。
意識を「#JWOR」の橫の▽へと向けるが、まったくが反転しない。
駄目だな。
が反転しないということは、システム的にバグが出ているということか?
そもそも、俺の視界で映っているすら、まったく分かっていないからな。
とりあえずスキルのシステムは
【スキル】
▽「ロリ王LV1」(+)
▽「JK際LV1」(+)
▽「隠蔽LV10」
▽「#JWOR」
▽所有ポイント 54
これでいいか。
長々とウィンドウに配置してても読みにくいからな。
文字化けだと思うについては、日本ダンジョン探索者協會のホームページかインターネットで検索して調べてみるとしよう。
もしかしたら何かヒントがあるかも知れないからな。
あとは、魔法のボタンとシステムボタンだな。
両方押してみるが、魔法ボタンを押しても
【魔法】
なし
――と、しか表示されない。
システムのボタンについてはまったく反応がない。
「次は千城臺駅」
スキルと魔法とシステムの確認が終わったところでアナウンスの聲が車に流れる。
どうやら、もうすぐ終點に到著するようだ。
俺は、外をさりげなくみる。
――すると寶くじ売り場――、のぼり旗が目にった。
のぼり旗には、【スクラッチキャンペーン】と書かれいる。
「……なるほど」
俺は、ステータスウィンドウを立ち上げる。
名前 山岸(やまぎし) 直人(なおと)
年齢 41歳
長 162センチ
重 102キログラム
レベル1(レベル64)
HP 10/10(640/640)
MP 10/10(640/640)
力17(+)
敏捷11(+)
腕力16(+)
魔力 0(+)
幸運 0(+)
魅力 0(+)
▽所有ポイント 54
「幸運か……」
俺は思わず顎に手を當ててしまう。
失業手當が出るとは言っても本來の6割程度。
仕事が決まらずに居ればジリ貧は目に見えている。
「いや、そうじゃない」
俺は、気になったのだ。
そう。一瞬の天啓というか閃き。
魅力を39振っただけでもあれだけ効果があった。
何か問題になる前に検証をしないといけないのはに染みて分かったこと。
俺は電車が停車すると同時に、ホームへ降りてから改札口を出る。
もちろん行先は寶くじ売り場があるラパーク千城臺の方面だ。
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