《魔滅の戦士》訓練士

夜が空ける頃に、天音達は目的地にたどり著いた。運良く悪魔との遭遇はなかったが、とてつもなく険しい道のりだった。本當に、死にそうなくらい。道中で死んでしまったら、そこまでの人材であった。ということらしい。口の門を潛ると、そこには何も無かった。真っ平らな大地。見渡す限りの石。「俺がついて行くのはここまでだ。悪魔に対する憎しみだけは忘れるな。ここを超えれば。お前は訓練士へとなることができる。」灰音からの言葉をけ、天音は進む。行先の分からないまま石の上をただ、進む。歩き始めて1時間程度たった頃。天音は1つの人影を見つけた。自分と同じ訓練士を目指す者だ!と、近づいてみると、それは悪魔だった。天音は瞬時に狀況を把握し、距離を取り、灰音に渡された予備の刀を構える。その構えは、達人のそれであった。驚くことに、彼が刀を握ったのは、これが初めてだった。恐ろしいまでの刀の才能。一瞬にして、天音の目の前には、さっきまで悪魔だった片がゴロリと音を立てて転がった。これ以上に切れないほど、ズタズタに切り刻まれていた。必要以上に、痛めつけて、殺した。すると次の瞬間、天音は部屋の中へとワープした。「驚いた。上階級の奴の息子にここまでの才能があるとは。どうも!私は訓練士審査係の來央!君はすぐに訓練士を卒業できそうだ!ささ、こっちこっちー!」いきなりなんだこいつ。と思いながらも、天音は來央について行った。「しかしこの天音という年、恐ろしい程に狀況判斷能力が優れているっ!普通の訓練士希なら、あんなに悪魔に近づいて生きてられないよ~!」

狂ったテンションの來央に対し、どこまでもクールで靜かな天音。會話が一方的に続いて行きながら、異様に豪華な扉の前で立ち止まった。來央はその扉をノックして「階級天、來央。天才と思われる年を連れてきました。室の許可を願います。」さっきまでのハイテンションが噓みたいだった。まるで臺風のような男だ。

      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください