《小説家の作詞》『腐れ、正義』
機という名の牢獄が
嫌いな彼らの慟哭
だが誰一人として
逆らう者はいなかった
逆らえば逆らうほど
外の點數落ちていく
それでも自分を
曲げるなんて
できなかった
従うことが最善なら
何の為に生きるんだ
テストで何點取ろうとも
それは俺の上っ面
あんなただの紙切れで
人を評価してんじゃねぇ
績って食えんのか?
「お前進路は?」なんて
人が必死な時に
「そんなの俺の勝手だろ」
誰が教えてやるか
逆らうことが最悪なら
何に従えっていうんだ
髪型バッチリ決めてきた
こんくらいいいだろうが
そんな見てくれだけで
人を評価してんじゃねぇ
先公って何者だ
逆らわない正義をな
臆病者っていうんだ
何度説教食らおうと
俺は絶対折れやしない
心狂わす信念を
馬鹿にする奴ぁ許さねぇ
さっさと卒業して
い空気とおさらばだ
俺は自由になるんだ
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