《悪役令嬢の影武者を嫌々演じて十年、憎っくき本に『ざまぁ』したけど? 本當の悪役はアイツだった……!?》46
つい、足が震えた。嬉しいというより驚きの方が強かった。宮廷と公爵邸で會ったシェリーは別人だったのだ。
僕は七年間も騙されていたのか……?
ずっとポピーが影武者であってほしいと願い、それが葉ったのに段々と腹ただしい思いに駆り立てられていく。
「バトラー、策とは何だ⁈」
的になりし暴な言いになった。
「王子様が鬼になるご覚悟があるなら教えましょう」
「鬼……?」
「したたかな鬼でございます」
「言ってる意味が分からないな。平民になってでもポピーと一緒になる覚悟を求めているのか、それとも皇族のままポピーと結ばれる為の謀略をめぐらす覚悟を言ってるのか?」
「後者です。あくまでも皇族ファーストが私の基本でして、その為なら鬼にでもなります。事を強引に進めるならそれなりのリスクがあるのです。さて、鬼になるお覚悟はございましょうか?」
それは多分「誰かを欺き傷つける」覚悟だろう。それが誰なのか、いや、誰であろうと進める覚悟を問われている。
シェリーを我が妻として迎えるのは正直辛い。それがポピーならどれだけ嬉しい事だろうか。だが迷いはある。が……
「ああ、僕は喜んで鬼になろう。バトラー、教えてくれ。その策とやらを」
***
「エリオット王子様、側近にして頂きありがとうございます」
「早速だがミーア、君には過酷な任務を命じざるをえない」
「バトラー様よりお聞き致しております。全然大丈夫です。それに、まさか私の様な者が貴族院へ通えるとは夢にも思っていませんでしたので頑張ります!」
僕はバトラーから策を授かっていた。その為に先ずミーアを皇室推薦で強引に編させる事に功した。彼の任務は簡単だが辛い容だ。僕のファンを裝いまとわりつく事でシェリーやその取り巻きから睨まれ、酷いいじめをけると言う役だった。シェリーの不道徳をう任務なのだ。
「王子様、シェリー一派がいに乗り出しました」
僕の周りはいつも取り巻きが囲っている。それにミーアも加わって後ろを歩く様になった。すると異変が直ぐに起こる。シェリーの取り巻きが彼を睨んで威圧してくるのだ。
「王子様、今日は生徒の半數から睨まれました。殘りの生徒も私には、よそよそしい素振りでございます。シェリー様は貴族院でかなりの権力を持っていますね」
「それだけでは済むまい。覚悟しといてくれ」
「はい。か弱い生徒を演じて見せます!」
それからめはエスカレートしていく。
「王子様、今日は無視の刑です。うふふ」
彼は楽しんでる様だ。余裕なのか? だがそろそろ実力行使が始まるだろう。
それから數日後の事だ。放課後、ずぶ濡れで生徒會室へって來たミーアを見て、僕はシェリー一派に怒りを覚えた。
「だ、大丈夫か、ミーア⁈」
「はい。あ、王子様、今日は二つの手柄がございます」
ミーアは持參していたのかタオルで濡れた髪を拭きながら、呆気からんと報告してくる。
「何だ?」
「シェリーはお酒飲んでますね。のお部屋を捜索すれば証拠を押さえられますが……?」
「うむ、その噂は聞いた事がある。で、あと一つは?」
「ポピー様がかに接してきました」
「何だとっ⁈」
この謀略は単にシェリーの不道徳を暴くだけではなかった。それは序盤に過ぎない。本當の肝は「ポピーを味方にする事」なのだ。
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