《婚活アプリで出會う~馴染との再會で赤い糸を見失いました~》復讐の意味(7)
「里穂、お前って……酒が弱かったのか?」
「まだ全然大丈夫。酔ってなんか無いよ~。ただ、店の天井がグルグルして……」
「それを酔ってると言うんだ」
遙斗が真面目な顔して私に何かを話しかけるけど、夢の中にいるようで、聲が遠くに聞こえてくる。
どんどん視界が揺れ始め、がフワフワしてきた。
次第に眠くなり、まぶたを開けているのが辛い。
「ふぁぁ……なんか……目が……重~い……」
両手で頭を支えながら一瞬目を閉じた。
ふと気がつくと、レジデンスのリビング隣にある寢室ベッドに橫たわっていた。
しかも布の下はキャミソールと下著だけ。
「これって……あれ? さっきまでビール飲んでて、どうして……?」
「やっと気がついたか」
すぐそばにTシャツ姿の遙斗がいて、私の寢ているベッドの端はしに座っている。
「里穂がこんな簡単に酔うとは思わなかった」
「私、どうやってここまで來たの?」
「俺がタクシーに乗せて運んだ。ほとんど眠ってたから、服をがせて橫にさせたんだ」
呆れたように遙斗が呟く。
まだアルコールが殘っているせいか、頭がすっきりしない。
「ふぇ~っ、迷かけてごめん。こんなに酔うなんて、自分でも思ってなかった」
「々、詳しいことを喋ってたぞ。彼氏と別れたのが5年前だとか、キスしかしてないとか」
「わっ、私ったら、そんなことまで……」
恥ずかしさに布を鼻先まで引き上げた。
「待てよ。まだ今夜の用が済んでない」
そう言って、寢ている上に覆いかぶさるようにを重ねてきた。
「目が覚めるのを待っていたんだ。意識が無い里穂を襲ってもつまらないからな」
布の上から両腕を押さえつけられた。お腹の辺りに何か固いものがれる。
「もしかして、俺のために初めてを取っておいてくれたのか?」
「バ、バカにしてるんでしょ? この年まで未経験でいるなんて……」
「まさか、逆だよ。俺が里穂の記憶に殘ることができて、嬉しい」
鋭い目つきで私の視線を捕とらえると、すぐ目の前に顔を近づけた。
を重ねられ、意志を持った舌先が私のを開かせた。遙斗が激しく口の中を探るうちにから力が抜けて、頭の芯がぼんやりとしてくる。
オオカミに狙われてる羊のような気持になって、今日はとても抵抗できそうにない。
覚悟してそっと目を閉じた。
から離れた後、ゆっくりと何かが耳元にれる。
吐息がかかり、らかいものが耳たぶを挾むと、くすぐったいようなが耳の郭をなぞっていく。
そのにの奧がゾクゾクして、腰の辺りがふわりと浮き上がり、全の力が抜けそうになった。
長い吐息が自分のから溢あふれ出す。
このままどうなってしまうの?
布がしずつづらされ、首元にあてられたをゆっくりと下の方に降ろし、鎖骨さこつの辺りに短く口づけを繰り返した。
「今日はいくつも確認をさせてもらおうかな?」
遙斗はそう言うと、またを重ねてきた。
私のはすっかり抵抗することをあきらめ、彼の腕の中で溺れていくように溶けていった。
初めてのはずなのに、なぜか恐怖はじない。
気持ち良さの中、次第に意識は薄れていく。
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