《婚活アプリで出會う馴染との再會で赤い糸を見失いました~》甘い記憶と混(4)

仕事終わりに、會社からし離れたイタリアンレストランで待ち合わせることになった。

今、社の人に騒がれても噂が立てられ、お互い気まずくなる。カップリングするまでは、必要以上に詮索せんさくされたくないのは二人とも同じだった。

待ち合わせをしたイタリアンレストランは、外観がレンガ造りで、赤い小窓が可いお店。予定の時間より早く店に著いたつもりが、先に小田さんが到著していた。

「ごめんなさい。お待たせてしまって」

「いや、僕の方が早く著いたから」

さっそく小田さんが、赤のグラスワインと、マルゲリータピザ、ペスカトーレを注文する。先にワインが運ばれ、お互いのグラスを合わせて乾杯し、軽く口に含む。

「飲み會の時は席がちょっと離れていたから、ほとんど話できなかったよね」

「そうですね」

「普段、家ではどんなことをして過ごしているの?」

「ネットでコンビニのスイーツをチェックしたり、映畫の配信サービスを見たり。私って、基本インドアなんです」

すると小田さんが嬉しそうな表を浮かべた。

「そっか、僕と同じだね。家でゲームしたり、畫見たり。それだと、周りから暗い印象持たれるから、あまり大きな聲では言えないんだけどね」

「同じ人種で安心しました」

自分と似ているところがあって、どこか安心した。

「アプリ使ってみてどうだった?」

やはり彼も同じ會社の人。気になる話題は一緒のようだ。

「私って長が高いじゃないですか。実際會った相手の反応が気になっちゃって、上からの命令じゃなければ、アプリやってないかもです」

「実は僕も苦手なんだよね。會った時に拒否されたらショックだなぁって」

同じ悩みの人がいるなんて、ますます親近が湧いてしまう。

「小田さんって、背が高いのこと、どう思います?」

思い切って一番気になることを尋ねてみた。

「僕は全然気にならないなぁ。大きいって、カッコいいじゃないか」

「そう言ってくれる男もいるんですね。ちょっと安心しました」

「何か嫌な事でもあったの?」

言いづらそうにしていたら、小田さんは真剣な眼差しを私に向けた。

「鈴河さんを嫌な気持ちにさせるなんて、許せないな」

「あっ、いいえ、そんな大したことじゃないんです。私が気にしすぎるというか……」

「僕だったら、きっとそんな気持ちにさせることは無いよ」

小田さんは斷言するように言い切り、熱い視線でこちらを見つめてくる。

「あっ、ここっておいしいデザートとか、あるんですかね?」

妙な雰囲気になりそうだったので、近くにあったメニューを手に取り、パラパラとめくった。

まだそれ程親しくもないのに、ちょっと深い話をし過ぎてしまったような気がする。

でも小田さんが相手なら報告書に書いても問題なさそうだし、明日のミーティングでも、気軽に答えられそう。聲を掛けてくれたおかげで、今までの悩みが一気に軽くなった。

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