《婚活アプリで出會う~馴染との再會で赤い糸を見失いました~》揺れる心(3)
ランチを軽く済ませると、調べたとおりに地下鉄を乗り継ぎ、大きなターミナル駅に到著した。
駅から歩いて數分の場所に、自社ビルであるTSAビルディングがある。
20階建てはありそうな大きめのビルだ。
ゆったりとしたエントランスは、まるでホテルのロビーのよう。木製の丸いベンチが置かれ、それを取り囲むように観葉植が植えてある。
付に連絡すると、最上階の応接室に案された。20畳ほどある部屋の中央に、會議でもするような大きめのテーブルが置かれている。
座って待っていると、ドアをノックされ、慌てて立ち上がった。
扉を開けてって來た人を見て、思わず息を呑む。
「わざわざ呼び出して、ごめんなさいね」
しなやかな気のある聲で謝ってきたのは、遙斗の隣で楽しそうに笑っていた、あのだった。彼からはふんわりと、フローラル系のいい香りがしてくる。
立ち上がったまま何も言い出さない私を見て、そのが笑い出した。
「ふふふ。プログラマーだから、理系の男かと思った? そんなに驚かなくても。
私はシステム開発をしている桂木 雅かつらぎ みやびと言います」
「あ、あのっ。失禮しました。鈴河里穂と申します」
名刺をそれぞれ換して、席に著いた。
桂木さんはスリットがったタイトスカートと、デコルテが大きく開いたジャケットを著て、妙にっぽい。年齢は30代後半くらいだろうか。
「アプリのことで詳しく聞きたかったの。課長クラスだと、話が堅苦しくって、本音を聞き出せないでしょ。率直なの意見を聞きたくて呼んだのよ」
「そうでしたか。私なんかで參考になればいいですけど」
「長が大きくて目立つのに、中は遠慮がちなのね」
ズバリと言われ、変な汗が出てくる。
仕事で初対面の人からも、が大きいのに、意外と繊細ですねと言われることもあった。
桂木さんからはアプリについて、側からのAI活用の意見を求められ、私は率直に初対面の印象の相違についての意見を述べた。
一通り聞くと、桂木さんが優しく微笑んで私を見つめてくる。
「ここからは、として參考程度に聞きたいんだけど。うちの専務、わかるわよね?
結構モテる方なんだけど、ああいうタイプってどう思う?」
直球過ぎる質問に言葉を失くし、固まってしまった。
「あぁ、ごめんなさい。鈴河さんは社の人とマッチングしてたのよね。彼氏とはどう? 上手く行ってるの?」
「そっ、そういう質問は、プライベートな事なので、その……申し訳ありません」
「ごめん、ごめん。これって、パワハラだったわ。冗談だから」
冗談にしては、目的があるようにしか思えないけど。
「あの……高城たかしろ専務は一般的に見てカッコいいと思います。モテるのも納得かと」
「そう。なくともあなたには魅力的に見えてるのかしら?」
どういうつもりで私にそんな質問をしているのだろうか。
尋ねたいことは山ほどあるけれど、この狀況では何も聞けそうにない。
「外見からは普通のイケメンに見えているでしょうけど、あの人ここだけの話、変態だから」
その言葉に思わずギョッとする。
つい、桂木さんと遙斗が濃厚なプレイをしている姿を思い浮かべてしまった。
やっぱりこの二人は親しい間柄なんだ……。
他人に堂々とそんなことが聞けるのは、付き合っている証拠だから。
遙斗は、まさか私にしたようなこと、いいえ、それ以上のことを彼としているなんて。
ショック過ぎて、目の前が暗くなっていく。
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