《『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……》18話 魔王と勇者の歴史

18話

魔王と勇者がぶつかるまでには、

それだけで長編ラノベが完するほどのエピソードがある。

第一章「ワシに魔法はいらぬ。無粋な武すら、ワシには不要! 外道な輩は、この拳で皆殺し! ――々ありましたが、剣の方が便利なので、こっち使います」

第二章「召喚魔法? そんなザコ魔法は使いもんになんねぇよ。え? ドラゴンも召喚できる? マッハ最強じゃないっすか、ラムドさん」

第三章「墮天使が降臨したらしいぞ。すげぇな、マジか。天使とか実在したのか。じゃあ、神もいるって事じゃね? え? 墮天使はただの二つ名で、正は、羽が黒いだけのバードマン亜種だった? なんだよ、クソが」

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第五章「腕のある高位モンスター大集合!! に抱け、悪を滅する弱者の剣! 最強魔団の産聲を聞け! 我ら、モンスター傭兵団!!」

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第十二章「帝國のブタ共め、いつまで非道な悪行を続けていやがる。そいつはもはや戦爭じゃねぇ、略奪だ。ワシは怒ったぞ。もう容赦しねぇ。悪黨どもに墓標はいらぬ。ここは地獄のバサンゾラ」

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第38章「ついに魔王城が完したぞ。ここは完璧な要塞だ。帝國兵共、くるなら來い。ここが落ちる時は、世界が落ちる時だと知りやがれ!」

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第50章「魔王國リーンの旗揚げだぁ! 世界に轟け、我が武勇!! 邪悪のそしりをけようと、我が覇道は止まらねぇ! 言ってみろぉ! ワシの名をぉお!」

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第五十九章「平和をむのは、平和になってからにしろ。今はに濡れて踴れ! 力なき正義は悪にも劣る! 闘え! ワシらは醜悪な殺戮兵! 我ら魔王軍の脅威を世界に刻みこめ! さあ、野郎ども! 聲を嗄らしてびやがれぇ! ワシらのは何だぁああ!」

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第六十五章「世界大戦は避けられねぇ。心配するな、ワシら魔王軍は最強よ。貴様らの王は、この世で最も強くしい! この背中だけ眺めてな! しからば、道も開けよう! む者すべてに、満點の平和を見せてやる! 帝國のブタ共ぉお、ワシを怒らせた事を後悔し、絶を數えながら眠るがいい!」

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第七十二章「死んで花実を咲かせてみせようか! みな、これが最後の闘いだ! ワシに力を貸してくれぇ!」

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第八十七章「帝國は死んだ! これにて世終了! 世界に平和が訪れたのであーる! 互いの國家を管理・監視し合う六國連合も設立! めでたし、めでたしぃい! さあ、みんな、呑めや、唄えや! どんちゃん騒ぎで夜を明かせ!」

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第九十九章「世界大戦終結から一年も経過したってのに、相変わらず世界は気くせぇ。悪の巣窟『大帝國』が滅んでも、世界には、いまだ不穏な空気が流れたままじゃねぇか。上等だ、くそったれ。こうなりゃ、最後の最後まで、ハードラックと踴ってやらぁ!」

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第百二十五章「セファイルの勇者、あいつはヤベェ。はクソだが、腕がパねぇ。アレが正式に王となった國は、大帝國より醜いブタになるだろう。作戦會議だ! ラムド、後は頼んだぞ。ワシは寢る!」

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第百五十二章「サミットも失敗に終わった……やべぇな、このままだと第二次世界大戦が起こるぞ。なぜ、こうなる。人間ってのは、どうして、こうなんだ……ちぃぃ……なんとかする方法はないのか……あん? 何ぃいい?! 勇者がカチコミかけてきやがっただとぉ?! 數はぁ?! あぁん?! 一人でぇ?! 噂通り、イカれてやがんな、しゃらくせぇええ! てめぇら、迎撃準備だ! クソ勇者を祭りにあげてやれぇええええ!」

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