《異世界転生で神話級の職業!死の神のチート能力で転生》21勝負

優「勝負?」

エリザベート「あぁ、勝負だ。この森の中でするのだが、、、ルールはない」

優「殺し合いって言えばどうだ?」

エリザベート「殺し合いなぞならんよ。私はお前を殺す気はないし、どんなに逆立ちしてもお前の攻撃が私にかすり傷一つすら負わせられないだろう」

それに優はにいっと笑うと

優「言うじゃないか?ずいぶんな自信だな?」

それにエリザベートは、くっくく、と笑うと

エリザベート「當然だ。場數が違う。私の部下の分も責任を取ってもらおうと思っておったところでもあるし、、、何より、どちらが上かしばかり教えてやろうと思ってな?」

優「絶対後悔させてやる。」

エリザベート「ぬかせ小僧!すぐに這いつくばらせてやろう。」

エリザベートが優に向かって何かを投げてくる。放線を描くを摑むと、コインだった。

開始の合図か?と思い、空中に指で弾き、鎌を出した瞬間だった。

カツンっと足で地面を軽く叩くと、優の足元が崩れ、勢を崩した。

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優「っ!?」

勢を立て直そうとした時には手遅れだった。

エリザベートに距離を詰められた瞬間まで見えたが、そこから先は磁石のように引き寄せられる覚と、頬に伝わった衝撃と痛みにより判斷出來なかったためだ。

木々を倒しながら吹き飛び前方を睨む。

前方にはエリザベートの姿はなく、代わりにコインが地面に落ちた音が聞こえた。

そこに自然と目が吸い寄せられ

エリザベート「よそ見とは、舐められたものだな。」

と、後方から聞こえた時には、再び引き寄せられる覚と左脇腹への衝撃。

吹き飛ばされながら、なんとか勢を立て直し、構える。

だが、突然の頭痛と呼吸が出來なくなり、をかきむしる。するとボッと音がし、その方向を両膝をついた狀態で見ると、小さな火がゆっくり飛んできた。剎那。まばゆくったかと思うと、一瞬にして大発を起こした。

目を開くと、空には隨分と綺麗な星が広がっていた。この世界の星は綺麗だな。と思いつつ、ぼーっと眺めていると。

「何を見ている?」

優「え?えっと…星だと思う。この位置から見るととても綺麗だなって思って」

すると隣に寢転がると

「うむ。星なんてただってるだけ、と気にもとめていなかったが、何故だろうな。今はきれい?にじられるな。」

そこで徐々に脳が覚醒し、橫に寢転がっているエリザベートの整った真っ白な顔を見た後

優「どれくらい寢てた?」

それにエリザベートは、ふっと笑い、起き上がると

エリザベート「逆に聞くがどこまで覚えておる?」

それに脳を働かせて、最後の景を思い出すと

優「眩しい?が広がったところまで」

エリザベート「そうか。お前の失敗を教えてやろう。まず開始の合図を見誤ったところだ。いやこれは、お前だけではなく、異世界人の弱點だな。お前らは平和ボケしすぎだ。ルールなしの勝負と私が言った時點で斬りかかるのが正しい判斷だったな。案の定、コインを渡すと、それが開始の合図と勘違いし、上にトスを上げた時には見てられんかったぞ。」

それを聞いて、なんとなく手で顔を覆ってしまった。

優「そう言えば突然苦しくなったけど、あれは何だったんだ?」

エリザベート「私の支配の能力でお前の回りだけを酸素で満たしたのだ。眩しいは、私が放った火が大発を起こしたのだろう。」

優「それだけでノックダウンか。不死が聞いて呆れるな。」

と自嘲気味に笑うと、

エリザベートは、息を吐き、森の中を指差す。

それにつられ、その方向を見て、が自然と起き上がり、思わず息を飲んだ。

そこにはおびただしいほどの腕、足、臓などが転がったり、木の枝にぶら下がったりしていた。それだけを見ると、ここで大量殺が行われたのでは?と思いたくなるほどだ。軽く見積もっても數百はあるだろう。

エリザベート「お前は、意識を失っていたようだが、あの発後、突然きが変わってな。まるで獣のようだったぞ。」

そこまで言って優にチョプをすると

エリザベート「何を呆けておる。…一度だけだが、不覚を取ってな。私のスカートめがけ飛んできたお前を頭から踏んだのだが、その時に足を摑まれてな、振りほどこうとしたが、よほどの執著があったのだろう。中々振りほどけずに、ほんのしだけだが、かすり傷を負った。」

それに顔が赤くなるのがわかる。

エリザベート「まぁ、何に執著していたかはともかく、そこまで悲観すべきことではない。むしろ、を張るといい。」

優「めてるのか?」

エリザベート「悲観的になってる夫をめるのが妻の役目と聞いてな。」

エリザベート「あぁ、話は変わるが、お前が不死であるのは分かったが、神話級にしてはあまりに弱すぎる。お前の能力は、死なない。それだけのはずがない。もし私の仮説が正しいのならば、、、」

そこでしため

エリザベート「お前の能力はある奴が半分け継いでるのかもしれない。」

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