《異世界転生で神話級の職業!死の神のチート能力で転生》番外編クリスマスエピソード 前編
レイ「休憩にれ!」
とレイさんの號令がかかり、全員が休憩をしていると、空から雪が降ってきた。
奈「おぉ!雪だ!ホワイトクリスマスっと言うやつなのだ!」
レイ「?ホワイト…クリスマス?と言うのは?呪文か何かか?」
と話を聞いていたレイが聞き返すと
優「クリスマスってやつで俺らの世界でのお祝いごとっすよ」
レイ「ほぉ?興味深いな。どんなことをする?」
奈「パーティーを開いて味しい料理を食べたり、サンタさんがプレゼントを屆けにもくるのだぞ!」
と奈が両手を広げながら言うと、またしてもレイが首を傾げた。
レイ「サンタ?っと言うのが貴様らの世界にいるのか?魔か何かの類か?」
それに優はレイに近づき、小聲で話した。
優「空想上の生きっすよ。子供達の夢のようなものっす。夜になると部屋に忍び込んで、寢ている枕元にプレゼントを置いて去るって言われる。」
それを聞くと、レイはキラキラとした眼差しで雪を見ている奈を見ると、口元をほころばせた。
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レイ「その、サンタなるものの特徴を教えてくれ」
優「え?赤い帽子に赤い裝をにつけ、白いひげを生やしてるぐらいっすかね」
そして、時間に目をやると
レイ「休憩時間は終わりだ!なお、これより先は自主訓練とする!」
そう言い殘し、そそくさとどこかに行った。
訓練が終わり、宿舎に戻ると集合がかかった。
だいたい理由は察している。
集合場所の壇上の上には、案の定レイが立っていた。
レイ「今日はクリスマスっと呼ばれる日らしい。そこで、今日は、パーティーを開こうと思う。なお、強制はしない。休みたいものは休むことを許可する。」
そこまで言った瞬間、周りがどっと騒ぎ出した。
いつもなら怒るレイさんも今日は優しい眼差しで見ていた。
そこにロイさんが扉を開けってくる。ロイさんの後ろにはたくさんの食べがあり、これから調理するのだろう。すると奈が手を挙げると
奈「私も手伝うぞ!」
それに周りの男子達がざわざわしだす。
「奈ちゃんの手料理ってマジかよ!」「で、でも、正直まともなものが出てくる確率は9:1ってところだな。」「それでも、奈ちゃんの手料理を食べれるなら俺は!死んでもいい….」「馬鹿野郎、お前一人だけいい思いさせられるかっての」
などなど、奈の手料理が酷いことを確定させ、話が進んでいった。それが奈に聞こえていたのだろう。奈は頬を膨らませせると、プイっと顔をかすと
奈「もう、お前達には作ってやらん!」
と言うと、発言した連中はあからさまに落ち込み出した。
そんな連中の肩にポンとレイが手を置くと
レイ「安心しろ。私が作ってやる」
と言った。
それに連中は、神を拝むように手を合わせた。
『ありがとうございます。!一生ついて行きます!』
優は、そんな馬鹿どもを軽く笑うと、それを見られないようにするため、視線を逸らした。すると冬馬だけが青白い顔をしていた。
優「どうした?」
冬馬「お前ら忘れたのか?この世界の料理は…」
そこで優も思い出した。クリスマスに浮かれて、自分達が晝間食べた食べの味をすっかり忘れていた。だが、それも優には関係のないことだった。どちらにしろ、優には味がわからないのだから…。
それにレイが冬馬と優の方を見ると
レイ「貴様らに出していたのは、殘飯のようなものだ。味しい訳がない。…こちらの事に申し訳ないが、上が貴様らのことを兵にしか思っていないのだ。」
そこでレイがどんっと自分のを叩くと
レイ「だが、安心しろ!今日のために、ロイ団長が、森に出向き、狩りをし、食料を確保してきた。今日の飯が味いことを約束しよう!」
それに『オォォォォ!!』と歓聲が上がった。
調理上に食料を運ぶと
奈「おぉ!大量だぞ!」
と興した聲を上げた。
レイ「さて、一何を作ろうか?」
と考えていると
「こちらの世界と向こうの世界の料理が一緒の訳がなかろう?ここは一つ、料理対決でそれぞれの個を引き出すと言うのはどうだ?」
と聲が聞こえ、そちらを見ると見覚えのないがこちらを見ていた。
レイ「誰だ貴様。どこからった?」
と警戒した眼差しで言うと、エリザベートは、微笑み
エリザベート「気にすることはない。ただの“超絶”の迷子だ。」
「なんだなんだ?迷子か?」「本當だ小さい子がいるぞ」「保護者を探して來た方がいいんじゃないのか?」「だ!ぐへへ!」
と様々な聲が上がった。
それをエリザベートは、鋭く睨み
エリザベート「ただの迷子ではない!超絶をつけぬか!このたわけどもが!」
と怒鳴った。
レイは包丁を手に取ると
レイ「料理対決か。たしかにそれぞれの個が出そうではあるな。…判定は誰がする?」
それにエリザベートは、薄く笑うと
エリザベート「食べてもらう相手は重要と言えよう。私は超絶の迷子ゆえ、知り合いなどほとんどおりはせぬが、唯一面識のある相手がいる。…私は優を指名する。」
それに奈も頷くと
奈「うむ。私もこやつらには作ってやらぬと言っておるからの。私も優を指名する。」
レイ「決まりだな。今村優、判定を頼む」
そう言って、男子から嫉妬の目を向けられながら料理対決が始まった。
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