《顔の僕は異世界でがんばる》不用な冒険者 9
カリファさんの様子を見にベッドへ向かうと、そこにはマルコさんがいた。靜かにベッドの脇に座り、すぅすぅと寢息を立てる様子を見つめている。
あれから僕たちはミスナーの冒険者ギルドに運び込まれ、特別待遇で治癒をけた。
マルコさんは一度僕の様子を見に來たが、あの様子だと、それからずっとここにいるようだ。
カリファさんはお晝になった今でも、まだ起きていない。
職員によると、限界以上に魔力を使ったためということらしい。その辛さは、よくわかる。僕なんて盜賊たちから逃げ出した後、三日も寢続けたんだから。
それでももうしばらく寢ていれば起きるだろうとのことで、ほっとした。
今、マルコさんに聲をかけるのはよした方がいいだろう。僕はお邪魔蟲だ。ならばさっさと去るのみ。
カップルの邪魔をした者は、絶対零度の視線をけることとなる。あの目は、今でも忘れられない。って怖い。
カリファさんの目が覚めた時、マルコさんのほかに視界にろうものなら……考えないほうがいい。
部屋を出て、適當な職員さんに狀況を尋ねた。
話によると、魔人の討伐報酬は弾み、特別報酬やらなにやらたくさんもらえるとのこと。ただしそれはプネウマへ行ってからだそうだ。
今回の事件でミスナーがけた被害は大きい。病室の中だとよくわからないが、負傷者もかなりの數がいるそうだ。治癒魔法の使い手が足らないらしい。
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さて、どうするか。
今回の戦いで得たものは大きい。
特にでかいのはスキル解放に必要なエネルギーだ。オークキングを倒したからだろうか、めちゃくちゃ貯まっている。火魔法をレベル三にしたにもかかわらず、戦う前より多いくらいだ。
ならこの際、町の復興に貢獻するついでに『治癒魔法』を解放してしまおうか。
どうせ今後解放することになるし、恩も売れて一石二鳥だ。
治癒魔法を解放し、ギルドの職員に話をつけてけが人の集まる教會へ移した。
教會の中は、すでに太が上がっているというのに薄暗く、空気がまるで質量をもっているかのように重たかった。
灰で、粘度を持った靄に覆われている。
教會の中へると、その大きさや立派さよりも、そんなイメージが浮かんだ。
魔人を追い返したというのに、明るい顔をしている人はだれ一人いない。
死人も出ただろう。泣きじゃくる子供の姿を見ると、いたたまれない気持ちになる。
失敗が怖いので見學かららせてもらった。下手に傷口いじくって悪化されたら困る。しっかりと治療できると確信してからじゃないと使いたくはない。
治療に失敗したことを考えると、とても恐ろしくなった。醫療は、扱う側になるとこんなに怖いものなのか。
治癒魔法のスキルがあるけど使えないと言うと快く許可してもらえたので、遠慮なく見學させてもらう。
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治癒魔法が発すると、傷口がしずつ周囲の組織と癒合していくのがわかった。再生、というよりは自然治癒を早送りで見ているじだ。細胞分裂を速めてるのか? でもそれだと壽命が……う~む。
でもそんなことここにいる人に聞いてもわからないだろう。
いくつか見て、イメージがつかめてきた、そんなところで初老の者にやってみなさいと言われる。
えっ、いきなりかよ!?
頭が真っ白になる。さっきまで見ていたはずなのに、がかない。
目の前には、腹に包帯を巻かれ、息を荒げている若い男がいた。看護師といえばいいのか、サポートをしてくれていた若いが包帯をほどくと、ぬめッとした傷口があらわになる。今朝の傷だが、すでに化膿していて、腐敗臭というか、生臭いにおいを放っている。
の気が引いた。さぁーっという音がしたように、一気にが引き、足元がおぼつかない。
けれど、止まることは許されていないようだ。ぼぉっとするなと、初老の者に急かされるまま、まるでられるように手を患部の前にかざす。
心臓がバクバク拍するのを、どこか遠くに聞きながら、魔力を込めるーー
「もっとゆっくり!!!!」
怒聲が飛んだ。びっくりして、魔力が霧散する。その瞬間再び怒聲。
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怒られながら、魔力を込める量をコントロールしていく。不思議と、怒られているのにいやではない。そんなことを気にしている余裕がない。
何度目か、怒聲が飛んで、ようやく不思議な覚に至った。から魔力が抜けて、患部へと流れ込むのをじた。
しずつ傷口が癒合していく。まるで逆再生を見ているようだ。
いいぞ、その調子だーー初めて、らかい聲が聞こえた。
傷口が、塞がった。
「よくやった」
その聲で、ようやく僕は患者の顔を見れた。苦悶の表が和らいでいる。
--と、がっくりと、足から力が抜けた。
危うくへたり込みそうになり、何とかこらえた。下を向くと、地面には水たまりができていた。
汗か!?
信じられない量の汗が出ていた。
「ほら、次だ、次」
休む間もなく、次の患者のスタンバイがなされていた。
 ーーマジですか!?
いや、無理です。なんて思う間もなく看護係の方に急かされ、手をかざしたーー
3人ほど治すと、だんだんコツがつかめてくるのがわかった。スピードが上がってくると看護係の人たちから茶化されるようになってきた。一時はどうなるかと思ったけど、いい調子じゃない、とか、涙目でへっぴり腰だったのに、今はかっこいいよ、とか、どれもけなされているのか褒められているのかわからないようなものだけど。
きっと僕を気遣ってくれているんだ。その程度のことは、さすがに分かった。嫌な気分にならない。
4人目のおっさんにはありがとうと言われた。
5人目は軽癥の子供。子供からも、親からも笑顔がこぼれた。
戦ってる最中には気づかなかったけど、今こうして人とふれあっているとわかることがある。
たとえ名前も知らない他人、加えてむさくるしいおっさんからでも、お禮を言われると嬉しいんだ。って、そんな小學生の道徳とかで習ったことを、今更ながら実する。というかこれ、迷信じゃなかったんだな。
道徳で習うことなんてほとんど噓だ。けれど、これだけは、もしかすると本當なのかもしれない。
ありがとう――いえ、どういたしまして。そんなありふれた一言で、関係が築けたような気がしてくる。
いや、まぎれもなく繋がりになっている。
ほとんど無償で、こちらの時間と魔力を提供しているようなもの。
傷口は汚いし、変な菌を移されそうだし、しでももたつけば怒られるし、苦しんでる人からは文句も出るし。僕はまだ、軽癥の方しか診ないでいいけど、助けられるか難しい人を見ている高位の者のほうからは悲鳴や罵聲が聞こえてくることもあった。
とても割に合っていると思えない。はっきり損している。
なのにーー
「はいっ次!!」
「わかりました!!」
僕の口から、僕のものとは思えないほど活気に満ちた聲が出ていた。
それなのに、心が高揚している。
こんな覚は初めてだった。
気が付けば夕方。教會の窓からしこむ西日でそのことに気付いた。
途中から患者さんに休憩しなくて大丈夫かと心配されてしまうほど、僕は治療に熱中していた。
もしかしたら僕には才能があるのかもしれない、社畜の。常にブラックな社會(學校)にいたからか、いつの間にか調教されていたようだ。
あともう一息だ。深呼吸したら再開しよう。
ようやく最後の一人を終え、ふぅと、一息ついた。
すでに日のはなく、教會は魔法道で照らされている。
魔力には余裕があったが、神が持たない。ぐらぐらしていた。
あぁーー疲れた。
これは調子に乗りすぎたな。
報酬もっとせびっときゃよかった。
……でも、なんかいい気持ちだ。
ぎゅっと目を閉じて上を見上げると、まぶたの裏に火花が散り、じわじわと心地いい痛みが広がった。
「よくやったぞ小僧!!」
「うぇ?」
突如響いた聲に驚き、思わず妙な聲をらしてしまい、周りを見る。
教えてくれた初老の師がニカッと年齢に似合わない笑顔を向けてきた。ほかの者たちもだ。
続くようにして、四方から聲と拍手の波が押し寄せた。
たくさんの人が僕の周りを囲んでいた。
子供に大人、冒険者にシスターたち……僕が治療した人々だけじゃない。たぶんここにいた人みんなが、こちらを見ていた。
「うわ……」
こういうのは、慣れてない。というか生まれて初めてだと思う。なくとも記憶にない。ってか、拍手の音って本當に割れたように聞こえるんだな、鼓破けないよね?
圧倒されて、なぜかぺこぺこと頭を下げた。
どうしていいかわからなくて困るけど、なんでか目の奧が熱くなる。どうやら疲れすぎでこっちが病気になったらしい。醫者の不養生とはよく言ったものだ。
だれか僕の治療もお願いします。
そのあと町長らしき人に連れられ、町の広場にやってきた。
大きな円形の広場は中心に噴水があり、そこに設置された魔法道で全域を照らしている。それ囲むようにしてテーブルがずらりと並べられ、その上はおいしそうな料理でいっぱいになっていた。
なんでも悲しみを忘れるため、今日は宴會をするそうだ。
そんなことよりやるべきことがあるだろう。なんて思ったけれど、たくさんの悲しそうな人の顔を思い出し、そうじゃないなと思った。
心のケアは、きっと必要なんだろう。心のケアには一人でひきこもるのが最良って、僕は思うけど、きっとそうじゃない人もいるんだ。
正直疲れたから帰って寢たかったが、せっかく用意してくれたところで突っぱねるのも悪い。なんて思いしぶしぶやってくると、すでにマルコさんたちもいた。
さくっと挨拶を済ませ、マルコさんの腕に寄り添うカリファさんの方を向いた。
「カリファさん、もう大丈夫なんですか?」
「な~に~? おチビのくせにこの私を心配する気~? 生意気」
カリファさんは意地悪くそう言った後、にやりと笑った。
「まぁいいわ。今日はあんたに助けられたみたいだからね。心配させてあげる」
「なんですかそれ?」
思わず笑ってしまった。
「おいオーワ、明日は九時にここを出るからな。ぜってぇ寢坊なんかすんじゃねぇぞ」
うん? 今この人なんてった?
「今、名前で」
「カリファ行くぞ。こいつと一緒じゃ酒がまずくなる」
「えぇ~いいじゃんマルコ~おチビにも飲ませてやろうよ~」
「うるせぇ」
マルコはさっと振り返ると、そのまま去って行ってしまった。おぉ、ツンデレだ。需要はないけどな。
さて困ったことになった。
今僕は、知り合いのいない立食パーリィーに投されてしまったわけだ。周りを見渡せば、すでに無數のコロニーが形されている。きゃっきゃうふふしている。
このアウェー、よく覚えてる。
小學校のクラス替え、中學校での部活見學……話しかける勇気もなく、気が付けばボッチ。そしていじめへ……あぁ、過去の古傷がえぐられる……。
楽しそうに會話する人が僕を取り囲んでいる。
完全な包囲網が出來ていた。生き殘るには戦略が必要だ。まずは空気になるべく、人の視線をじないところへゆっくりと退避して……。
「ねぇ君」
「うひゃいっ!」
背後からの死角に気付かず、いきなり作戦失敗。しかも変な聲を上げてしまった。これはいじめからのボッチルートが確定する流れでは?
ゆったりと……傍から見ればおそらくおどおどと振り返ると、そこには赤ちゃんを抱えた若奧様が立っていた。その隣には若い青年がいる。夫婦なんだろう。
「やっぱり、今日オークから助けてくれた子だわ!」
奧さんが嬉しそうにぱっと笑うと、夫は驚いたように僕を見た。
「君がかい!? 妻と子を救ってくれて本當にありがとう! 若いのにすごいんだね、君」
「あぁ、いえ別にそんな」
とっさのことに、うまく言葉が出てこない。
しどろもどろになる僕に、奧さんのほうが畳みかけるように口を開く。
「もう! 若いのにとか失禮じゃないあなた! 本當にすっごく強かったんだから! 今朝は本當にありがとう! 一生忘れないわ!」
勢いにやや押されたが、知らない人じゃなかったからか、それともどことなく優しい雰囲気だったからか、自然との力が抜けていくのをじた。
あぁ僕、ボッチじゃない。しかもこんなパーティーで、しかも絡まれてるわけでもなく! いや、一人の僕におけで話しかけてくれたわけじゃないですよね? そうだと信じたい。
そのあとし雑談をしていたら赤ちゃんが泣きだしてしまったので、その夫婦とはいったん別れた。すると今度は別のおっさん集団に囲まれてもみくちゃにされ、やっと抜けたと思ったら治癒者たちに囲まれて、なんであんなに何度も治癒魔法が使えたのかと散々詰問されてしまった。
ようやくそれらを抜け出し、やっと飯にありつけるかと思ったら二人の子供がやってきた。
「このおにーちゃんだよ! わたしを助けてくれたの!!」
男の子を引き連れてきたのは見覚えのあるの子だった。あぁ、『ありがとうおにーちゃん』の子か。
「君は確かあの時の」
言いかけると、の子はぱぁっと笑った。
「うん! わたしね、お禮を言いに來たの。助けてくれてありがとう!!」
「どういたしまして」
微笑ましいなぁ。自然と顔がほころんで、思わず頭をでてしまった。やばいっと思ったけど、の子は顔を緩ませて照れ笑いを浮かべている。
よかった、嫌がってはいないみたいだ。これで嫌がられでもしたら犯罪者だ。いや、そうでなくても神的ダメージで死ねる。
ほっとをなでおろすと、の子の後ろにいた男の子に睨まれた。
「えぇー! 全然強そうじゃねぇーじゃんっ。あっちの銀の方がよっぽどすごそうだぜ!?」
大聲でぶ。子供は殘酷な生きだな。そういうことは思っても言っちゃだめだぞ僕。危うく殺してしまいそうになるから。
キャぼっち舐めたら怖いんだぞ?
ちなみに銀は、左にカリファさん、右に知らない巨、足元に藍の髪のをはべらせ、冒険者っぽい若者たちになにやらご高説を垂れていた。カリファさんと巨たちとの間に恐ろしい戦いが繰り広げられているのを知る由もない。
そのまま修羅場突して殺されてしまえ腐れリア充。
の子がムッとして、男の子のほうを見やった。
「そんなことないもん!! おにーちゃんすっごく強かったんだよ! 大きな豚さんをぼわぁあってね、あっという間に魔法でやっつけちゃったんだから」
「ホントか~? お前はいつも大げさだからなぁ~」
「むぅーっ!! ほんとだもん!! すっごく強くてカッコよかったんだから!!」
「どーだかー」
これはあれだな、好きな子にはいじわるいしたいっていうやつだな。
でも年、下手するとそれはマジで嫌われるぞ? ソースは僕。そのあと子全員で総攻撃しかけてくるから要注意。社會的に抹殺されるから。
キャンキャン騒いでいたと思ったら、急にの子はこっちを向き、俯いて指をもてあそびもじもじし出した。
「わたしね、ええとね……」
「ん? どうしたの?」
中腰になり首を傾げると、の子の耳が赤くなっているのがわかった。何拍かおいて、の子は意を決したように顔を上げる――。
――え?
に、ふにゅっと何かが軽くれた。
ふわっと甘い香りが鼻腔をくすぐり、脳が痺れる。
一瞬の出來事だった。
思考する間もなく、そしてそのあとも頭の中には何も浮かんでこない。
えぇと、なにこれ? いや、落ち著け。落ち著いて考えろ。で、なにこれ?
気が付けば、の子は數メートルも離れていた。
そしてこちらを振り返ると、小さないっぱいに詰め込むようにして、大きく息を吸い込んだ。
「わたししょーらい、おにーちゃんのおよめさんになる!!」
大聲で宣言すると、ぴゅうっと駆けて行ってしまった。さながら妖だ。
僕はぽかんとして、けなかった。
「よっ男!!」
おっさんの誰かが大聲を上げると、笑とヤジが僕を呑み込んで、ようやく何が起きたのかを理解した。男の子もそれで我に返ったのか、キッと僕を睨んで、走り去ってしまう。
ヤジとおっさんたちのボディタッチの嵐の中、僕は思った。
――僕のファーストキスの相手は、小學生。うわぁ、きめぇ……。
翌日、プネウマへ行く商人の馬車に乗り、僕たちは街道をガタゴト進む。
あの後若いの子に囲まれてかわいいかわいい言われたり、酔ったカリファの愚癡に付き合ったり、マルコに無理やり酒飲まされたり、おっさん冒険者に絡まれたりしたせいで、ひどく寢不足だ。
挙句旨くもないビールをいろんな人に無理やり飲まされたせいで合も悪い。
いや、寢不足の原因は、それじゃない。酔ったマルコの言葉のせいだ。
『あんまリュカとベタベタすんな』
どういう意味で言ったのだろう。
酔うと終始うざがらみするマルコだが、その時だけは妙に真剣だった。そのあと言葉の意味を尋ねても答えてくれないし。
その意味を悶々と考えていたら、酒がってるはずなのに寢られなかった。絶対今、僕の目にはクマが出來ているはず。
しかし僕は眠ることも許されず、護衛という任務に就かされている。
前で馬車を繰る商人から聲をかけられた。
「いやぁー申し訳ないねぇ。本當は英雄さんに護衛なんて頼むの失禮だと思ったんだけどさ」
「いえいいんですよ。このチビの試験ですから」
者の言葉にそう返すのは、すやすや眠るカリファをはべらせているマルコだ。そのセリフは僕のものでは? ってか誰のせいで寢不足だと思ってやがる。
僕がジィッと睨みつけると、マルコはあくびした。
「まぁせいぜいがんばれよ。寢やがったら試験落とすからな」
「……寢こみを襲われないよう気を付けてくださいね?」
「ふん。返り討ちにしてやんよ」
そう言ったっきり、マルコは豪快に鼾をかきながら眠ってしまった。
一昨日は靜かに寢ていたのに。
マルコがいびきをかいている姿は、初めて見た。
異世界で、英雄譚をはじめましょう。
――これは、異世界で語られることとなるもっとも新しい英雄譚だ。 ひょんなことから異世界にトリップした主人公は、ラドーム學院でメアリーとルーシー、二人の少年少女に出會う。メタモルフォーズとの戦闘を契機に、自らに課せられた「勇者」たる使命を知ることとなる。 そして彼らは世界を救うために、旅に出る。 それは、この世界で語られることとなるもっとも新しい英雄譚の始まりになるとは、まだ誰も知らないのだった。 ■エブリスタ・作者サイト(http://site.knkawaraya.net/異世界英雄譚/)でも連載しています。 本作はサイエンス・ファンタジー(SF)です。
8 109異世界生活は突然に〜いきなりチートになりました〜
ある日突然異世界へ転生させられ世界を救ってくれと頼まれたワタル。そこで様々な仲間達と出會いながら、英雄となり王になる物語。 平凡な男の立身出世物語が今始まる!
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突如現れた赤ん坊は多くの神様に育てられた。 その神様たちは自分たちの力を受け継ぐようその赤ん 坊に修行をつけ、世界の常識を教えた。 何故なら神様たちは人の闇を知っていたから、この子にはその闇で死んで欲しくないと思い、普通に生きてほしいと思い育てた。 その赤ん坊はすくすく育ち地上の學校に行った。 そして十八歳になった時、高校生の修學旅行に行く際異世界に召喚された。 その世界で主人公が楽しく冒険し、異種族達と仲良くし、無雙するお話です 初めてですので余り期待しないでください。 小説家になろう、にも登録しています。そちらもよろしくお願いします。
8 59空間魔法で魔獣とスローライフ
立花 光(タチバナ コウ)は自分がアルビノだと思っていた。特殊な體質もあったためずっと病院で検査の毎日だった。癒しはたまに來るアニマルセラピーの犬達ぐらいだ。 しかしある日異世界の神様から『君は元々儂の世界で産まれるはずだった。』と 地球に戻るか異世界で暮らすか選んでいいと言う。 それなら地球に未練も無いし、異世界でもふもふスローライフでも目指そうかな!! ※小説家になろう様、アルファポリス様にマルチ投稿しております。
8 159Licht・Ritter:リッチ・リッター
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8 68明日流星群が見れるそうです。
綺麗な星の夜、どこかで謎の墜落事故があった。奇跡的に生き殘った彼女は、人間と言うにはあまりにも優しく、殘酷な生き物だった。 子供時代、心にとても深い傷を負った長崎安曇(ながさき あずみ)は彼女と出會って少しづつ前に進んでいく。
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