《チートスキルはやっぱり反則っぽい!?》チート! 031 迷宮都市ヘキサ1
魔導王國セトマの副都である迷宮都市ヘキサには『炎の迷宮』と言われる七大迷宮の一つが存在する。
この炎の迷宮は世界中に多く存在する迷宮の中でも特に古く、そして規模が大きい。
未だこの炎の迷宮を攻略した冒険者もパーティーも存在しないし、これからも現れないといわれている程の迷宮だ。
ただし勇者を除いて、という條件というか文言が付く。
炎の迷宮をはじめとする七大迷宮には魔王を滅ぼす手がかりが眠っているともいわれている。
今現在は魔王は存在していない、といわれているが七大迷宮が存在する國では國を挙げて迷宮の攻略に取り組んでいる。
昔の勇者が魔王を封印したといわれており、現在は勇者といわれる者も世に出てきていないのが現狀である。
つまりこの話を信じるのであれば魔王は復活する可能があるということで、魔王を完全に滅ぼす為には七大迷宮を踏破する必要があるのだと。
シローがこの話を聞いたのは迷宮都市ヘキサ近郊に居を構えてより半月ほど経った頃である。
そしてシローはこの話を半分信じた。
何故半分なのか、それはシローがこの世界に転生された理由が魔王を滅ぼす為ではないかと考えたからだ。
あの神様がシローをこの世界に転生させたのはチートな能力を持った神側の人間が必要だったからで、その場合は対極に位置する者の存在があるはずなのだ。
神によればシローは勇者候補の1人に過ぎないが、勇者といえば魔王、魔王が居てこその勇者だとシローは思っているし魔神が相手であれば人と神では格的に勇者では荷が重いだろう。
シローは勇者だの魔王だのに関わりあいたくはないし、自分の周囲の者に危害が加えられる事がなければ別に魔王が復活しても問題ないとも考えている。
魔王を完全に倒す為には七大迷宮を攻略する必要がある。
これが本當であれば過去の勇者が七大迷宮を攻略していないのはし違和がある。
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しかしシローとしては攻略されてお寶が無くなっているよりはお寶を手にできる可能が殘されている迷宮であったほうが有り難い。
今は特にこれといったお寶が必要だとか手にれたいとは思っていないが探索時に楽しみが殘っているのと出涸らし狀態とでは前者の方が良いに決まっている。
話がし逸れてしまったが、こういった事は考え込んだら埒が明かないのでまたの機會に考えようと思考を切り替える。
そして現在自分が置かれている場に目を向ける。
「流石は『炎の迷宮』だ! 火系の魔がそこかしこに溢れてるぞ」
過去にアズハが12層まで探索していたおかげでシローたちは12層に転移でき何の苦労もなく12層まで來ることができた。
12層は『炎の迷宮』の名に相応しく壁は熱を帯び赤味を帯び発している。
ギルドで購した羊皮紙のマップと【空間把握】から昇華したスキル【サーチマップ】を照らし合わせ自分たちが居るのは11層と12層を繋ぐ階段から1分も歩かない場所のようだ。
し歩いただけで大量の魔がウヨウヨと徘徊している景が目に飛び込んできた。
「ヒィィィィィっ! ご、ご主人さま・・・き、気持ちわるいです」
「わ、私も気分が良くないです……」
ナメクジの魔であるファイアスラッグ、カエルの魔であるファイアフロッグ、ハエの魔であるファイアフライ、そして極め付けがファイアコックローチである。
どの魔も陣としては見たくないのだが、特に赤黒の鈍くるが大型犬ぐらいあるGの姿は陣にはとても許容できるものではないようだ。
魔を見てワクワクするシローとは対照的にアズハとスノーはドン引きしており、できればすぐにも帰りたいと思っている。
但しジーナはシロー寄りでGたちを見ても魔としか思っていないようである。
Gはカサカサと巖を上り下りしており、それをファイアフロッグが高速で突き出した長い舌で捕食する。
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ファイアフログはシローの前世の知識にある象以上の大きさがあるのだから大型犬並みのGどころかスノーやアズハでさえ一飲みされそうな大きさである。
そんな景を見て心をウキウキワクワクさせるシローは普通ではないと思うスノーとアズハであった。
日本ではサバイバルをする事も多かったシローは昆蟲や両生類でさえ食す事があったし、Gに関しては害蟲という認識こそあれ恐れたり萎したりする対象ではなかった。
その為にシローは現在目の前に存在する魔たちを見ても大したも沸かなかったのだ。
勿論、どの魔も日本人の常識から逸した大きさになっている事は除いてである。
因みにアズハが最初にここを訪れた時は主人であるルリアが速攻で撤退を決めたというか、悲鳴をあげ涙を流して逃げ帰った経緯があった。
「ほ、本當に・・・進むのですか?」
「て、撤退するのであれば・・・今ですよ?」
「し、シロー殿のしいがここにあるのであれば是非もない」
スノーもアズハも直ぐにでもこの場を離れたいのだろう、シローに撤退を進言したくて仕方がないといのが良く分かるがジーナはシローに従うようである。
スノーとアズハの考えは鈍なシローにも伝わったようで、シローは溜息を吐き口を開く。
「俺が先頭で進む。3人は後からついてきてくれ」
「「「はいっ!」」」
せめて払いはしてやろうというシローの心遣いは3人に伝わったようだ。
シローは【暗黒魔法】の『ダークランスレイン』を全方位に展開し見える範囲に存在する魔の殲滅を開始する。
炎系の魔の弱點は水屬の攻撃だ。
しかしシローたち3人の中で最も水魔法が得意なのはスノーだが、そのスノーはGをはじめとする陣には不人気どころか嫌悪の対象である魔の前では実力を十全に発揮できないだろう。
シローも【氷魔法】をレベルMAXまで覚えているので水屬はれるが、同じレベルMAXでも【暗黒魔法】の方が何故か得意なのだ。
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スキルのレアリティで言えば【暗黒魔法】の方が上であるので多の差があっても不思議ではないが、恐らく潛在的な適正があるのではないだろうかとシローなどは考察する。
「ターゲットロックオン。行けっ!」
シローが発した『ダークランスレイン』は漆黒の槍を數百本作り出し次々に魔に向け発し魔を貫いた。
本來は暗黒の槍を降り注ぎ敵味方関係無く無差別で殲滅する魔法であるが、シローは暗黒の槍の1つ1つを個別にコントロールし大量に存在する魔に無駄なく命中させるのだった。 これは【魔力作】を達人レベルにまで上げているシローならではの名人蕓である。
そして魔たちはキラキラとエフェクトを殘して消滅しアイテムを殘す。
「スノーとアズハはアイテムの回収を」
「「はいっ!」」
「ジーナは2人の護衛を」
「了解した」
シローは【サーチマップ】で周囲の索敵をしながら3人に指示をだす。
そしてお目當てのの反応が現れるまで魔の殲滅とドロップアイテムの回収を繰り返した。
「ここだ」
シローが指さした先には赤味を帯びた壁の中でも一際目立つほどに紅蓮の輝きを放っており、その部分が他の壁とは違うと主張をしている。
「これが火炎鋼かえんこうの鉱石ですね」
「綺麗なです!」
シローはストレージからツルハシを取り出すとその先端を壁に打ち付ける。
それを2度繰り返すと火炎鋼の鉱石がゴトッと地面に落ちる。
深紅に輝く火炎鋼の鉱石は優に20Kgはあるだろう大きさで、その希価値からこれ1つで數十萬レイル、下手をすれば百萬レイル以上になるだろう。
それほど火炎鋼は市場に出回りにくい鉱石で、シローが態々迷宮にって自分で探す必要があったのだ。
「ご主人様、これで帰れますねっ!」
「そうですね、早く帰りましょうっ!」
スノーとアズハの2人は早くこの12層から抜け出したいようだ。
しかし、シローの【サーチマップ】はもう1ヶ所、火炎鋼の反応を示している。
しかもその反応は今しがた回収した火炎鋼よりもはるかに大きいもので恐らく數百Kgの火炎鋼の鉱石が眠っているのだろうと想像できた。
「もうし探すぞ」
「「・・・」」
(返事がない・・・ただののようだ・・・)
「問題ない」
素直に従うジーナと対照的な嫌がる2人を無理やり連れて行った先には膨大な量の火炎鋼の鉱石を含有した壁が眩いほどのを放っていた。
今までこの場所が発見されていないのが不思議なほどの存在である。
これだけの量をどうやって掘り出すか、本來であればその事を考える必要があるのだがシローには【チート】によって手にれた【神採取師ゴッドハーベスター】というスキルがあるのでツルハシを數回壁に打ち付けるだけで巨大な火炎鋼の鉱石を手する事ができた。
@神採取師ゴッドハーベスター
アイテムを取得する時の時間短、品質向上、採取量増加が期待できる。
また、魔からのアイテムドロップ率が100%となりレアアイテムのドロップ率も増加する。
効果はレベル依存であり、この効果は配下の者にも適応されるが配下の者の忠誠度により効果は変化する。
この【神採取師ゴッドハーベスター】はユニークスキルである。
そしてその効果は鉱石の採掘や植の採取、それに魔を倒した時などに得られるドロップアイテムにまでに及ぶ。
しかもこの効果は配下の者にも影響するし、配下の者の忠誠度が高ければ効果も高くなるらしい。この配下というのは純粋に部下や庇護下に有る者、それに奴隷などにも適応される。
現時點でアズハは問題なく配下として認識がされている。そして奴隷から人にランクアップしたスノーにも効果はおよんでいるし、ジーナも配下として認識されている。
純粋にシローの認識やシローに関わる者の認識によるものらしい。
そんなシローは考える。
この世界で自分がするべき事を。
(この世界に來たのはあの神が勇者候補として俺を送り込んだからだ。他にも勇者候補が居るといっていたが、そいつか、もしくはそいつら、は今何処で何をしているのか不明で、俺と違って勇者になるのをけれているのだろうか?)
迷宮の帰りの道中に警戒するでもなく考えにふけっている。迷宮の中でそんな行をするのは馬鹿かそれとも警戒をする必要がない者だ。そしてシローは後者である。
アズハの索敵範囲はシローほどではないが、一般的な冒険者などに比べれば格段に広く索敵を任せるに値するとシローは判斷している。だがそれだけでシローが思考の淵に落ちているわけじゃない。このパーティーには索敵に優れたアズハの他に広範囲魔法の使い手で圧倒的な殲滅力を誇るスノーが存在するのだから見敵即殺なのだ。
ただし12層では彼らの能力も寶の持ち腐れと言わざるを得なかったのだが。
(勇者って何だ? そもそも勇者ってのは勇気のある奴だったり、勇気ある行為をした奴ってことだよな? 普通にチートスキルやチート能力を持っている奴だったら強者で良いはずだ。それに勇者って職業なのか? まさかスキルってことはないよな? でもスノーの【白雪姫】ってのもスキルだし・・・で、俺は何をする? いや、何をしたいんだ? スノーにアズハとクルル、ジーナ、彼たちを仲間にして何をするんだ? 何もない・・・何もしようとも思っていない・・・俺はこの世界に何をしに來たんだ?)
「シロー様、大丈夫ですか?」
考えにふけっているシローをスノーが心配し聲をかける。
「大丈夫だよ。ちょっと考え事をしていただけだ」
「考え事ですか、・・・迷宮の中でなければ何も言いませんが」
「ああ、すまない。気持ちを切り替えるよ」
■ 個人報 ■
シロー
人族 男 12歳
冒険者
■ 能力 ■
HP:12,312/12,312
MP:33,660/33,660
STR:2,000
VIT:1,880
AGI:2,500
DEX:2,250
INT:2,900
MND:2,500
LUK:2,000
■ ユニークスキル ■
チート
ステータスマイスター(NEW)
神創造師ゴッドクリエーターLv10(NEW)
神採取師ゴッドハーベスターLv10(NEW)
■ ウルトラレアスキル ■
解析眼Lv10
超越魔法Lv10(NEW)
司令Lv10(NEW)
■ スーパーレアスキル ■
MP値増加1000%(UP)
HP値増加500%(UP)
複合魔法Lv10(NEW)
魔力作Lv6(NEW)
MP回復10%/min(NEW)
再生Lv3(NEW)
サーチマップLv10(NEW)
■ レアスキル ■
隠Lv10
剣士Lv10
槍士Lv10(NEW)
料理人Lv4
地Lv5(NEW)
疲労回復Lv7(NEW)
■ ノーマルスキル ■
斧Lv10(UP)
剣Lv10(UP)
槍Lv10(UP)
弓Lv10(NEW)
■ 狀態 ■
エクリプ神の加護
■ 稱號 ■
世界を渡りし者
武人の頂き(NEW)
職人の頂き(NEW)
導く者(NEW)
@神創造師ゴッドクリエーター
アイテムの設計・製造を行う時の時間短、品質向上、素材消費量低減、素材を魔力で代替えができる。
効果はレベル依存である。
@超越魔法
複合魔法、時空魔法、神聖魔法、暗黒魔法をり、更に平行行使ができる。
シローオリジナルの複合魔法。
@司令
統率の上位スキル。
配下の者のステータスを底上げし、所持者本人も配下の數だけ強化される。
効果はレベルと忠誠心に依存する。
@複合魔法
火、炎、水、氷、風、雷、地、木の各屬魔法を複合的に使用可能となる。
威力や効果範囲が跳ね上がるが、それは魔法の質によって差がある。
シローオリジナルの複合魔法。
@再生
怪我の自然回復力増大。
ただし病気は治せない。
回復速度はレベルに依存し高レベルになると部位欠損も再生が可能になる。
@サーチマップ
空間把握、気配知、魔力知、危機知、遠視、聞耳、暗視、直の複合スキル。
シローオリジナルのスキル。
@槍士
槍を使った戦いに長けた者。
@地
一瞬にして我彼の距離を詰める。
距離はレベルに依存する。
@疲労回復
疲労しにくくなり、疲労の回復力が向上する。
また、病気になりにくくなる。
効果はレベル依存。
@直
第六ともいえる覚が優れ危機に際し警告を発する。
@遠視
視力が向上し遠方のものが良く見えるようになる。
障害は過できない。
効果はレベル依存。
@聞耳
耳が良くなり小さな音もよく聞こえるようになる。
効果はレベル依存。
@暗視
暗闇の中でも視界がクリアになる。
効果はレベル依存。
@武人の頂き
自らのや武を使い戦う者の頂點。
全ての武を使う職業を取得でき長に大幅補正。
STR+100、AGI+100。
@職人の頂き
職人の頂點。
全ての職人職業を取得でき長に大幅補正。
DEX+100、INT+100。
@導く者
人を導く事は自の魂を鍛える事になるだろう。
自が得る経験値、導かれる者が得る経験値は共に共有され、経験値の取得効率も上がる。
更にスキルを1つ共有できる。
(思えばよくもこんなにチートなスキルや稱號などをゲットしたもんだ。【司令】なんて仲間の能力UPのスキルがないかな?と考えて取得したスキルだし、【導く者】の効果を使えばスノーたちも【チート】が使えるのかな? てか、スノーだってかなり魔法チートになってきているんだよな!)
■ 個人報 ■
スノー
エルフ 14歳
冒険者 元姫 元奴隷
対シロー忠誠度:Full
■ 能力 ■
HP:121/121
MP:15,288/15,288
STR:156
VIT:143
AGI:221
DEX:195
INT:1,170
MND:520
LUK:299
■ ユニークスキル ■
白雪姫
■ウルトラレアスキル ■
霊師Lv10(UP)
解析眼Lv1(NEW)
呪法師Lv5(NEW)
■ スーパーレアスキル ■
複合魔法Lv10(NEW)
魔力作Lv10(UP)
再生Lv1(NEW)
■ レアスキル ■
料理人Lv9(UP)
疲労回復Lv2(NEW)
■ ノーマルスキル ■
禮儀作法Lv4
弓Lv10(UP)
@白雪姫
異と永遠のを誓うと何かあるのかな?
↓
真のを知る事で魔力10倍、INT+400、LUK+100、各種魔法スキルレベル+4。
また呪法師を得る。
@呪法師
呪い系魔法のプロフェッショナル!
もう貴方には逆らう者は存在しない!
何故なら貴方に敵対する者は全て呪い殺せるのだから!
(【白雪姫】の効果が変わって恐ろしい事になっているよ! それに忠誠度も見れるんだね、Fullって100%と違うの? それにしてもスノーのチートが半端ないんだけど、何この魔力チート。INTをあげまくった俺に迫る魔力量だよ……それにアズハはもうしで封印が解けるし、今でもスピード的にはチートだよなぁ)
■ 個人報 ■
アズハ
狼人 15歳
シローの奴隷
対シロー忠誠度:Full
■ 能力 ■
HP:327/327
MP:91/91
STR:260
VIT:221
AGI:364
DEX:195
INT:156
MND:130
LUK:130
■ 種族スキル ■
嗅覚Lv8(UP)
聴覚Lv7(UP)
■ ユニークスキル ■
神狼化(封印・討伐數:913/1,000)
■ ウルトラレアスキル ■
神速Lv3(NEW)
解析眼Lv1(NEW)
■ スーパーレアスキル ■
再生Lv5(UP)
二刀流Lv3(NEW)
■ レアスキル ■
罠士Lv6(UP)
隠Lv6(UP)
疲労回復Lv7(UP)
■ ノーマルスキル ■
Lv10(UP)
短剣Lv10(UP)
@神速
一時的にAGI値を大幅増加させる。
増加幅はスキルレベル×100。
増加時間はスキルレベル×10秒。
再使用までの時間は30分÷スキルレベル。
@二刀流
両手に剣や刀などの刃を持ち扱うスキル。
別途剣や短剣などがないと刃を上手く扱えない。
(アズハの忠誠度もFullなんだね。それにしてもスノーは魔法と魔力、アズハはスピードで封印が解ければ攻撃力も一気に跳ね上がる。そしてクルルだって良いスキル持っているしなぁ~、もしかして俺のLUK値が高いから有能な娘こたちが集まるのかな?)
■ 個人報 ■
クルル
ドワーフ 14歳
シローの奴隷
対シロー忠誠度:85%
■ 能力 ■
HP:134/134
MP:22/22
STR:152
VIT:59
AGI:43
DEX:224
INT:38
MND:39
LUK:48
■ ユニークスキル ■
生産超向上Lv3(UP)
■ ウルトラレアスキル ■
解析眼Lv3(NEW)
■ スーパーレアスキル ■
生産品質向上Lv5(UP)
■ レアスキル ■
採掘師Lv2
鍛冶師Lv6(UP)
■ ノーマルスキル ■
渉Lv2
(クルルの忠誠度が85%と數字で表されていることからFullはやっぱり100%かな。最後はジーナだけど、ジーナも良いスキル持っているから良いじに育っているんだよな)
■ 個人報 ■
ジーナ・ベアレス
熊獣人 15歳
騎士 グリゴール王家の統 冒険者
対シロー忠誠度:65%
■ 能力 ■
HP:422/422
MP:17/17
STR:130
VIT:185
AGI:55
DEX:45
INT:25
MND:50
LUK:65
■ ユニークスキル ■
騎士の魂
■ スーパーレアスキル ■
騎士Lv6(UP)
剛腕Lv5(UP)
鉄壁Lv5(UP)
■ ノーマルスキル ■
大剣Lv2
大斧Lv2
(忠誠度は65%なんだ。てか會って間もないからこの程度が普通なのかな? 因みに本人が知らないのか、れてほしくないのか、グリゴール王家の統について話そうとしないので俺は何も聞いていない。下手にれてしまうと後戻りできない気がするんだよな)
この1ヶ月、シローは自の能力向上に加え生産系のスキルを取得し、そしてこの間、シローはクルルと共に生産活に勤しんでいた。
引き篭もりと言われても良いほどのじだが、本人曰く偶には街で買いをしたぞ?である。
最初のころは家を増設しクルル用に鍛冶場を造り爐を設置し、次いで自分用に爐をはじめとした設備を増設していった。
おかげで今では平屋の家の建坪はゆうに300坪を越えている。
しかしシローに後悔はない。
自分にもそしてクルルにも必要な設備である以上、シローが躊躇することはないし自制することもないだろう。
そしてクルルは日々向上する生産設備を喜々として使っており、シローとクルルの生産活は歯止めがきかない狀況でもある。
【電子書籍化】退屈王女は婚約破棄を企てる
☆2022.7.21 ミーティアノベルス様より電子書籍化して頂きました。 「婚約を破棄致します」 庭園の東屋で、フローラは婚約者に婚約破棄を告げる。 ほんの二週間前、「婚約破棄してみようかしら」などと口にしたのは、退屈しのぎのほんの戯れだったはずなのに――。 末っ子の第四王女フローラは、お菓子と戀愛小説が大好きな十五歳。幼い頃からの婚約者である公爵家の嫡男ユリウスを、兄のように慕っている。婚約は穏やかに続いていくはずだった。けれど、ユリウスが留學先から美しい令嬢を伴って帰國したその日から、フローラを取り巻く世界は変わってしまったのだった――。 これは、戀を知らない王女と不器用な婚約者の、初めての戀のお話。 *本編完結済み(全20話)。 *番外編「婚約者は異國の地にて王女を想う」(全3話)はユリウス視點の前日譚。 *番外編「『綺麗』と言われたい王女と『可愛い』と言いたい婚約者」(全3話)は本編から約2ヶ月後のフローラとユリウスを描いた後日譚です。
8 132【書籍化&コミカライズ】小動物系令嬢は氷の王子に溺愛される
『氷の王子』と呼ばれるザヴァンニ王國第一王子ウィリアム・ザヴァンニ。 自分より弱い者に護られるなど考えられないと、実力で近衛騎士団副団長まで登り詰め、育成を始めた彼には浮いた噂一つなく。それによって心配した國王と王妃によって、ザヴァンニ王國の適齢期である伯爵家以上の令嬢達が集められ……。 視線を合わせることなく『コレでいい』と言われた伯爵令嬢は、いきなり第一王子の婚約者にされてしまいましたとさ。 ……って、そんなの納得出來ません。 何で私なんですか〜(泣) 【書籍化】ビーズログ文庫様にて 2020年5月15日、1巻発売 2020年11月14日、2巻発売 2021年6月15日、3巻発売 2022年1月15日、4巻発売 【コミカライズ】フロースコミック様にて 2022年1月17日、1巻発売 【金曜日更新】 ComicWalker https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_FL00202221010000_68/ 【金曜日更新】 ニコニコ靜畫https://seiga.nicovideo.jp/comic/52924
8 160【書籍化】萬能スキルの劣等聖女 〜器用すぎるので貧乏にはなりませんでした
※第3回集英社WEB小説大賞にて、銀賞を獲得しました。書籍化します。 剣も魔法も一流だけど飛び抜けて優秀な面がない聖女ソアラは、「器用貧乏」だと罵られ、「才能なしの劣等聖女」だと勇者のパーティーを追い出される。 その後、ソアラはフリーの冒険者業に転身し、パーティーの助っ人として大活躍。 そう、ソアラは厳しい修行の結果、複數スキルを同時に使うという技術《アンサンブル》を人間で唯一マスターしており、その強さは超有能スキル持ちを遙かに凌駕していたのだ。 一方、勇者のパーティーはソアラを失って何度も壊滅寸前に追い込まれていく。 ※アルファポリス様にも投稿しています
8 105比翼の鳥
10年前に鬱病となり社會から転落したおっさん佐藤翼。それでも家族に支えられ、なんとか生き永らえていた。しかし、今度は異世界へと転落する。そこで出會う人々に支えられ、手にした魔法を武器に、今日もなんとか生きていくお話。やや主人公チート・ハーレム気味。基本は人とのふれあいを中心に描きます。 森編終了。人族編執筆中。 ☆翼の章:第三章 【2016年 6月20日 開始】 【2016年10月23日 蜃気樓 終了】 ★2015年12月2日追記★ 今迄年齢制限無しで書いてきましたが、規約変更により 念の為に「R15」を設定いたしました。 あくまで保険なので內容に変更はありません。 ★2016年6月17日追記★ やっと二章が終了致しました。 これも、今迄お読みくださった皆様のお蔭です。 引き続き、不定期にて第三章進めます。 人生、初投稿、処女作にて習作となります。色々、突っ込みどころ、設定の甘さ、文章力の無さ等々あると思いますが、作者がノリと勢いと何だか分からない成分でかろうじて書いています。生暖かい目で見守って頂けると幸いです。 ★2016年10月29日 4,000,000PV達成 500,000 ユニーク達成 読者様の応援に感謝です! いつも本當にありがとうございます!
8 71死神と呼ばれた殺し屋は異世界に
「暴力団」、「犯罪組織」、「反政府テロ組織」、 それらを中心に殺す政府公認の殺し屋、通稱「死神」 その正體は高校生の夜神 佑。 そんな死神が異世界にクラスで転移される。 元の世界で培った殺し屋としてのスキルと転移したことで手に入れたスキルで彼は生きていく。
8 68じゃあ俺、死霊術《ネクロマンス》で世界の第三勢力になるわ。
「お前は勇者に相応しくない」 勇者として異世界に召喚された俺は、即行で処刑されることになった。 理由は、俺が「死霊術師/ネクロマンサー」だから…… 冗談じゃない!この能力を使って、誰にも負けない第三勢力を作ってやる!! ==================== 主人公『桜下』は十四歳。突如として異世界に召喚されてしまった、ごく普通の少年だ。いや、”だった”。 彼が目を覚ました時、そこには見知らぬ國、見知らぬ人、見知らぬ大地が広がっていた。 人々は、彼をこう呼んだ。”勇者様”と。 狀況を受け入れられない彼をよそに、人々はにわかに騒ぎ始める。 「こやつは、ネクロマンサーだ!」 次の瞬間、彼の肩書は”勇者”から”罪人”へと書き換わった。 牢獄にぶち込まれ、死を待つだけの存在となった桜下。 何もかもが彼を蚊帳の外に放置したまま、刻一刻と死が迫る。絶望する桜下。 そんな彼に、聲が掛けられる。「このまま死を待つおつもりか?」……だが牢獄には、彼以外は誰もいないはずだった。 そこに立っていたのは、一體の骸骨。かつて桜下と同じように死を遂げた、過去の勇者の成れの果てだった。 「そなたが望むのならば、手を貸そう」 桜下は悩んだ末に、骨だけとなった手を取った。 そして桜下は、決意する。復讐?否。報復?否、否。 勇者として戦いに身を投じる気も、魔王に寢返って人類を殺戮して回る気も、彼には無かった。 若干十四歳の少年には、復讐の蜜の味も、血を見て興奮する性癖も分からないのだ。 故に彼が望むのは、ただ一つ。 「俺はこの世界で、自由に生きてやる!」 ==================== そして彼は出會うことになる。 呪いの森をさ迷い続ける、ゾンビの少女に。 自らの葬儀で涙を流す、幽霊のシスターに。 主なき城を守り続ける、首なし騎士に。 そして彼は知ることになる。 この世界の文化と人々の暮らし、獨自の生態系と環境を。 この世界において、『勇者』がどのような役割を持つのかを。 『勇者』とは何か?そして、『魔王』とはどんな存在なのか?……その、答えを。 これは、十四歳の少年が、誰にも負けない第三勢力を作るまでの物語。 ==================== ※毎週月~土曜日の、0時更新です。 ※時々挿絵がつきます(筆者ツイッターで見ていただく形になります)。 ※アンデッドが登場する都合、死亡などの殘酷な描寫を含みます。ご了承ください。
8 105