《異世界でチート能力貰ったから無雙したったwww》異世界#12

集合場所まで戻ると教がいた。

「おい、戻っていない班はあるか?」

「エザル達が戻ってません!」

「マリア達も戻ってません!」

「そうか…。すまないが捜索してきてくれ。あの森は実習地外だから巻き込まれた可能は低い。くれぐれもあの森には近づかないでくれ。追い払ったはずの兇暴なモンスターがまだいたみたいだからな。來た時にいたスライムやゴブリンが今居ないのもその影響だろう。」

あ、すいません。スライムやゴブリンが居ないのは僕が狩りまくってたからだろうし、森の木が吹っ飛んだのは疾風陣を使ったからなんだよなぁ。さすがに言い出せるわけもないけど、どうすればいいのやら。ちょっとやりすぎたみたいだ。

今いない人を探しに行くにも流して無さすぎて顔が分からないので探すことも出來ない。今できることと言えば、これ以上問題を起こさないようにここで靜かに座ってるくらいだろう。

視點

昨年まで敵を雑魚と舐めてかかった生徒が毎年數人亡くなってる。なので、今年は教達で事前に地面にをあけて、まるで兇暴な"モンスター"がつい最近出たように裝った。 

兇暴なモンスターが出たと聞いて警戒して、ほとんどの生徒は集団行を守ってくれている。たった一人を除いて。あそこまで言ってるのに集団行しないやつもいるのか。そうさ思ってし落膽した。だけど仕方が無いことでもある。自分の力量は見誤るやつらはこれから先生き殘ることが出來ない。ここで助けても意味などないのだ。

みんながモンスターを倒している間、生徒の様子をみながらぶらぶらしていたが、スライムとゴブリンの量が例年よりない気がした。と、思っていると森の方から異常な風音がして、木が吹き飛ばされていく。

マジかよ…。そう思わず呟いた。あのレベルのことを出來るとしたら、教達でも太刀打ち出來ない。ましてや、生徒は何が起こったか分からないうちに即死だろう。実習地外とはいえ、こちらに向かってくる可能もある。近くにいた班にほかの班含めて馬車のまわりに集まれと指示した。

の人は帰ってきた。驚きだったのはソロのやつが生きて帰ってきたことだろう。ゴブリンとスライムとはいえ1人じゃ無理だと思ったが、なかなか骨のあるやつみたいだ。

こっそり評価を上げてもいいかもしれんな。

実習地で他の生徒を探したら數組見つけられた。それでも心の中はまだまだ穏やかとは程遠かった。

とりあえず"辺境部隊"にでも調査を依頼するか、そう思った。

數時間後…

「よし、全員揃ったな!」

「「「「「「「はい!」」」」」」」

「じゃあ學園に戻るから馬車にってくれ。」

ということで馬車に乗って學園へ帰っていった。もちろん、帰り道に兇暴なモンスターに出會うことも無く、無事に學園まで戻ることが出來た。

「あの森だが、王國騎士団がまた調査に行ってくれるらしい。とりあえず一安心だな。」

今回は僕が原因だとハッキリしてるいるので、やっぱり申し訳なく思ってしまう。

1/29に2000PV突破しました。ありがとうございます。

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