《異世界を追い出された俺は──元の世界でハーレム作りに勤しみます【凍結】》俺が頭いいのはガチバトるのの口実らしい

予習した容なので右耳から左耳に素通りさせながら龍生を観察する。

もっとも、教壇で歩き回る彼を見るのと授業を聞いているふりを同時に出來て凄く楽な作業なのだが。

意外なことに、授業はマトモだった。

言葉遣いは依然として暴だが容はひどく丁寧。

同じクラスの生徒同士、ということも手伝い、ポンポン質問が飛ぶ。

それをサクッと簡単に解答を述べる龍生。

意外や意外と言わずして何と言おう。

「──おいてめ転生野郎! 聞いてんのかあ"あ?」

「はへ?」

突然指名された俺は変な聲を出してしまう。

というか転生野郎で反応したらダメだろう俺。

「絶対聞いてなかったろ! これ解いてみろや! あ"あ?」

その言葉に促されて黒板を見ると、そこには二次関數の文字が。

あ、楽なやつやん。

これで彼が満足してくれるのならこれ幸いと足取り軽く前へ。

チョークを手に取りカカッと音を立てて數式を書く。

えっと、yイコール2xの二乗プラス4xマイナス3……。

平方完か。

2で括って、と。

カカッカカカッ。

黒板に打つ音だけが聞こえる。

っと。

A. y=2(x+1)²-5

最後、答えの下にかっこよく線を引く。

ふっ、決まった。

ドヤ顔しながら席に戻る。

すると手を叩く音が聞こえてきた。

驚いて音の発生源を探すと、犯人は隣の席の

「先生……」

何か落ち度があったかと黒板を見やるも間違いを見つけられない。

魔力すらも見逃さないよう數式を演算する俺。

そこに弾んだ聲がかかる。

「す、すごいよ勝鬨くん! これまだ習ってないやつなのに解けちゃうなんて。前の學校でやってたのかな? 結構な進學校だったって聞いたし……」

花が綻ぶような笑顔が向けられるがそれに見とれる暇はなかった。

教室の前にはニヤニヤ嫌らしい笑みを浮かべる龍生が。

「ヒューッ。転生野郎は頭いいのかよあ"あ? 尚更ガチバトってくれねーとな!」

わけの分からないことを言う彼は──

魔王よりもタチが悪い。

〜*〜*〜*〜*〜

本當なら昨日あげるはずでしたが、一回書いて消えてしまいました。

こう言う時ってやる気削がれますよね←

運営ネ申!

バ○ドリ復舊しますた!

うぇーい!

ということでこころちゃんが出ますようにと願った結果!

☆4さや と ☆3正月りんこ×2……

なにがなんでもこころちゃんは出ません。

石貯めるぜ!

とそんなこんなの5話でした。

    人が読んでいる<異世界を追い出された俺は──元の世界でハーレム作りに勤しみます【凍結】>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください