《異世界を追い出された俺は──元の世界でハーレム作りに勤しみます【凍結】》生徒會室の慘狀

「私を妹にしてくれるって言ってました!」

「あ、ああ。勿論そっちの方だよな」

危ない危ない。

うっかり勘違いしてしまうところだった。

このロリ、俺のことが好きなのでは、とか聲に出してたらと思うと。

先に判明してよかった。

一人頷き納得していた俺はロリの目がキラッとったことに気がつかなかった。

「そっちとあっちって、何があるんですか?」

「いやほんとなんでもない」

確かに、こんなちょっと手の早い可い妹ってのは超有名妹モノラノベのヒロインもそうだし、居たら毎日が楽しくなりそうだ。

ロリだけど。

「むぅ。お兄ちゃん、失禮なこと考えてません?」

ぎくっ。

ロリってのは褒め言葉だからまじで。

それより。

「……お兄ちゃんって呼ぶの止めてくんない? ほら、別に兄妹でもないし、他の生徒とかにも変な目で見られるだろ。お前だって嫌だろ?」

「ーーーーーー」

「え? 何?」

「はーい、そこまで。火矢が苛々し始めてるからね。書類もちゃちゃっとやらなきゃいけないし」

龍生が黙り込んでいたことに驚愕するも、綴真に背を押され、自稱・妹の上げた扉をくぐった。

「ええっと。これは?」

「何か文句あんのかバトるか!? あ"あ?」

こ、これは酷い……。

こういう、生徒會室、とか、〜〜本部、とかは壊滅的に汚いものだ。

そんなのはあくまで偏見であり語の中だけかと思っていた。

しかし視界にる諸々がそれを否定する。

誰が飲んでいるのやら、同じ銘柄のコーヒーの缶が大量に散らばっていて。

書類、なのだろうに紙の束の上には何故かボロボロで真っ黒な雑巾があって。

闇をじる紅のペンキーーだと思いたいーーで壁に“ヨーグルト味の豆腐”と書いてあって。

極め付けは持ち主の分からない靴下と男のパンツがぎ捨てられていて。

「どうしたんですか、そんなに顔を青くして」

妹(仮)が俺の顔を覗き込んでくるが、構ってやる暇はない。

龍生……はともかく、このロリもこの狀態を悪環境だと分かっていない。

「綴真。お前もなのか!?」

「へ?」

駄目だった。

こんなのを見過ごすなど、有り得ない!

ハーレムを作る前に

「掃除だぁぁあああ!!」

〜*〜*〜*〜*〜

すいませんでしたぁぁあ!

本當は昨日上げる予定でしたが、二次創作の読み過ぎて時間が((毆

家事力が高い男ってモテるんですかねモテますよね……

家事力ってどこかで売ってないかな

金ないけど

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