《異世界を追い出された俺は──元の世界でハーレム作りに勤しみます【凍結】》科學?それともーー
「今日じゃなくて、明日でもいい?」
晝休みにり、給食を食べて満足したところで大半の生徒は校庭へ飛び出していった。
俺は機でぐだっている。
相変わらず、龍生が俺ばかり指名するのだ。
しかもどんどんレベルが上がっていき、そろそろ高校の範囲に手を出すか、といったところである。
ゆっくり休みたい……。
そんなじで機と額をこっつんこしていた時、人子がやって來た。
顔は、いいんだよな。
プロポーションも。
だが、こいつが若干電波ってるのはあちらの世界で培った変な奴センサーによって把握している。
俺は、まともで可くて人な子たちを侍らせたい!
「……別に今自己紹介してもいいんだぜ?」
気怠げな雰囲気を撒き散らす俺に遠慮して恐る恐る聲をかけたこの子は悪い子ではないと思う。
だから自己紹介なんて面倒なことを公衆の面前でやらなくてもいい、とそういう意味で言ったのだが、
「えと、ほら、皆と初対面だから、そういう意味でも皆の前でって……」
何とか自分の考えを伝えようとする子供のようにオロオロしながらの健気な臺詞。
え、普通にいい子。
「てか、やっぱりクラスメイトと初対面ってこのクラスの奴じゃないと。なんだ、洗脳でもしたのか? あっという間にそんなことできるなんて、最近の科學技は発達してるな」
「もしかして、魔法、とか?」
ヒュッと。
息を呑む音が耳にった。
これは、ビンゴか。
「まさか、そんなわけないよな! 俺としたことが隨分ファンタジックなこと言ってしまった。夢の産……異世界、魔王、勇者なんてもんあるはずないよな!」
またしてもきを止めたと思ったら。
涙ぐんでいた。
「へ?」
「そ、そうだよね、そんな変なものあり得ないよね……。明日の自己紹介、頑張るよ……」
彼はフラフラ危なっかしい足取りで自分の席に崩れ落ち、頭を抱えていた。
名前くらい教えてくれてもいいのにな……。
〜*〜*〜*〜*〜
音ゲーってひたすら練習するしかないんですかねw
推しキャラもガチャ運ないから出ないし……ランイベ、頑張ってこー、おー。
課金がしたい今日この頃。
ではまた次回。
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