《異世界を追い出された俺は──元の世界でハーレム作りに勤しみます【凍結】》何事も下調べしてから

「なんだ、勝鬨聞いてないのか? 語流はこの學校のクイーンだぞ」

ほんとに何言ってんだコイツ、みたいな目を向けるのは止めてくれませんかね……。

この學校、まさか。

「Jーーナイトは綴真で、ジョーカーが吹寄だとでも言うか?」

「綴真は合ってるが、吹寄さんは外れ。彼は1だ。それも豪華なスペードのな」

生徒會役員をトランプで表していたのか。

キングは文字通りのキング、トランプ最大の數字。

それを支えるナイト。

キングと共に王座に君臨するクイーン。

彼らに忠言をしたり等ストッパー役のスペードの1。

ビジュアル的にも似合ってて怖い。

「クイーンとスペードは俺たち男子にとって高嶺の花も高嶺の花。高いどころか、峽谷を挾んで、更に地球一周分くらい走らないと見つからないくらいの高級な清廉な煌びやかな花なんだ!」

立ち上がって語り出した相津に賛同する男子が多數。

何だよ、さっき俺が助けを求めた時見知らぬふりをしたくせに!

恨めしく思いながら、ふと疑問が浮かんだ。

「ーーほら見よ、あのお姿を! 後が差しているようで、」

「しつもーん」

「何かね、勝鬨くん」

授業中の如く手を挙げて発言すると、先生のモノマネをしてノッてくれた。

ま、俺たちは先生の授業なんてけてないけれど。

「龍生はお前らにとってどんな存在なわけ?」

心なしか、皆の顔がクイーン&スペードの長所について熱弁していたさっきよりも輝いた気がする。

「あの人はーーーー俺たちの憧れだ!」

相変わらず、この學校がよく分からない。

俺は、何でここを験したんだろうか?

〜*〜*〜*〜*〜

來週、學校を卒業します!

一貫なせいであまり実湧きませんがね。

學しても頑張るぞー、おー()

ではまた次回。

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