《異世界を追い出された俺は──元の世界でハーレム作りに勤しみます【凍結】》全學年リレーに出場

全クラスの數を5→8に変更しました

「さてっと…行ってくるわ」

「おう! クラスの代表さん、頑張ってこいよ!」

二年の徒競走から幾つかのプログラムを経て。

全學年リレー。

この競技は名前の通りの1年から3年まで各クラス一人ずつ、プラス申請した部活代表委員會代表も參加出來る。

優勝団には毎年、何かしらの褒が出るとあって気合のりようが他とは全く別になる、らしい。

俺のクラスは龍生が代表……と思いきや、奴は生徒會代表なので、代わりにクラスの男子の中で一番速かった俺が。

代替品かよ、と一時は落ち込んだものだが、活躍の場が増えたと捉えればまさに好機。

全校生徒が注目するこの場こそが俺のステージだ!

……ふっふっふっ、クックックックックッ!

あっはははははは!

「さてさて、皆様がお待ちかねのことと思います、全學年リレーのお時間ですわ! ルールは至って簡単。まずはこの予選で8クラス中1クラスに絞ってからの、後の本選を開始いたしますの。つまり、この並び順でお分かりかと思いますが、1年から3年のの1組、1年から3年の2組、という風にクラスごとのチームですのよ。そして、例年通り、部活委員會チームは本選合流。……んんっ、ご理解いただけたところで、きっかり5分、作戦タイムを差し上げますわ。々頭が搾りかすになるくらいまで考えてくださいませ」

プツッと回線の切れる音と同時によろしくと挨拶を。

俺は2組、2年2組の代表はまさかの吹寄だ。

いや確かに、徒競走の時も転けなければ1位だった筈。

心強い味方である。

「おれはバスケ部っす! この前バスケ部の代表を決める試合したら、次點でした! よろしくっす!」

うおっ、熱

熱い、眩しい!

リアルが充実してますオーラがパネェ!

「よ、よろしく……」

「お兄ちゃん、シャキッとしてください、シャキッと!」

頬を膨らませた吹寄に注意された。

そっか、好きな人に1位をプレゼントしたいって話だっけ。

けど、

「作戦つってもなぁ。特に無くね? パワーで押せよ。力押しだよ。それ意外に何がある!?」

「ですよね、先輩! 勝鬨先輩流石っすね!」

「だろだろ! もっと褒めても、何でお前俺の名前」

ご存知かと思うが、俺はバリバリの帰宅部だ。

間違っても死んでも魔王に殺されてもバスケ部などというスパルタ部にる予定は微塵もない。

なのに何故。

「有名じゃないっすか、先輩。生徒會庶務なんですよね!」

キラッキラした目をこっちに向けるな、溶ける。

代わりと言ってはなんだが、吹寄に腐った目を向けた。

「え、どーゆーこと」

「そ、そそんなのはどうでもいいんですよ! 今は順番をですね!」

「はーい、これで作戦タイム終了ですわ! コースに並んでください!」

「順番は1年俺お前、だ。俺が1位でお前にバトンを渡す。絶対取れよ」

「おす!」

「了解です」

1年の威勢のいい返事と追及をまぬがれてほっとしたような吹寄の返事を耳にれ、コースに立った。

ゴールは直ぐそこ俺のハーレム!

〜*〜*〜*〜*〜

タイトル思いつかなかった……(−_−;)

でも、今回珍しく1000文字超えたんです!

たった原稿用紙2枚半とか言わんでくださいね((

次は皆に走ってもらいます。

龍生の出番はもうちょい先ですね。

ではではまた次回。

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