《の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが》13話 天國と地獄(理)
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「俺らの同好會にらないか?」
「「「「・・・え?」」」」
全員が俺の言葉により、ポカンとしてしまった。何かおかしいこと言ったか?
「え、と・・・いいのですか?私がっても・・・大和様の邪魔になりませんか?」
「ならねぇよ、別に。ただし、同好會にるなら、その『大和様』ってのをやめてくれ。むずいから。せめて先輩にしてくれ。」
そう言うと、奈緒は
「うぇ・・・ふぇ・・・ふわぁぁぁん!」
と、何故か泣き出してしまった。
「え、ちょおおおおお!?なんで泣いてんの!?そんなに大和様って呼びたかったのか!?それとも、こんな奇妙な同好會にりたくないのか!?だよな!俺もお前の立場だったら、こんな同好會にってないわ!」
「私たち、さらっとディスられてない?」
「ディスられてるね~」「ですね」
「ふえっ・・・そ、そうじゃないのです・・・まさか、大和さm・・・ヤマト先輩からそう言ってもらえるとは思ってなくて・・・嬉しくて・・・うぇぇぇぇん!」
「だあぁぁぁっ!嬉しいなら泣くなっ!ああもうほらっ!」
仕方なく、ポケットからハンカチを取り出し、涙を拭いてやる。そうしたら、泣きじゃくったからなのか、奈緒は顔を赤くしていた。
「で?奈緒は俺らの同好會にるのか?それとも、らないのか?」
「るのです!らせていただくのです!」
と、奈緒は、さっきとは打って変わってにっこりと返事をした。・・・無にも、可いと思ってしまった。
「ふぅ・・・これでひと段落だな。」
そう言って椅子に座ると、肩に手を置かれた。しかも1つじゃない、3つだ。
なんだろうと思い振り返ると、そこには
「「「ヤマトクン?カクゴハデキテルヨネ?」」」
般若のお面のようなオーラを放ちながら、にこにことしている、理子と聖菜と百合野さんがいた。
俺は思った。(あっ、俺終わった。)と。
「えと・・・暴はよくないぜ?」
「「「ナニヲイッテルノ?コノエロヤマト。ソンナニハーレムフヤシテ・・・ドノクチガイッテルノカナ?」」」
「この口。」と、俺の口を指して見た所、
「ヘェ・・・ソッカ。ソンナクチニハ・・・」
と言い、理子が近づいてきた。あ、終わった。父さん、母さん、今までありがとうございまs
チュウッ
し・・・た・・・?
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ・・・。てっきり殺されるとおもったんだが、何故か理子がすぐ目の前にいて、俺の口と理子の口が合わさってるんだ・・・。何言ってんだか分からないかも知らないが、俺にもわからない・・・。
まぁ、要するに。
理子がキスしてきた。
「~~~~!?」
びっくりすぎて聲が出なかった。え?なんで理子が?と思っていた。
レロン。
あ、舌がってきた。流石にこれ以上はヤバいな。
えい         ガリッ
「にゃあぁぁぁぁ!?」
舌を噛んだら、理子がなんか変な聲を出した。相変わらず、理子は面白い反応するなぁ、と思っていると
「ちょっと大和!?なんで舌噛んだ!?しかも私の!」
「いや、舌をれてきたから。」
「きぃぃぃ!舌くらいれてもいいじゃない!」
「ダメです(ヤーマン)」
「あぁぁぁんまぁぁぁりだぁぁぁ!」
なにか理子が騒いでいるが、無視した。
なんとなく他の奴らを見ると、
しきりに「大和くんェ・・・」と言っている聖菜と、
「大和くんにだったら汚されても・・・」と、訳の分からないことを呟いてる百合野さんと、
「私も先輩とキスしたいのです・・・」と顔を赤くしている奈緒がいた。
みんな、どうしちまったんだ?
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6/15発売【書籍化】番外編2本完結「わたしと隣の和菓子さま」(舊「和菓子さま 剣士さま」)
「わたしと隣の和菓子さま」は、アルファポリスさま主催、第三回青春小説大賞の読者賞受賞作品「和菓子さま 剣士さま」を改題した作品です。 2022年6月15日(偶然にも6/16の「和菓子の日」の前日)に、KADOKAWA富士見L文庫さまより刊行されました。書籍版は、戀愛風味を足して大幅に加筆修正を行いました。 書籍発行記念で番外編を2本掲載します。 1本目「青い柿、青い心」(3話完結) 2本目「嵐を呼ぶ水無月」(全7話完結) ♢♢♢ 高三でようやく青春することができた慶子さんと和菓子屋の若旦那(?)との未知との遭遇な物語。 物語は三月から始まり、ひと月ごとの読み切りで進んで行きます。 和菓子に魅せられた女の子の目を通して、季節の和菓子(上生菓子)も出てきます。 また、剣道部での様子や、そこでの仲間とのあれこれも展開していきます。 番外編の主人公は、慶子とその周りの人たちです。 ※2021年4月 「前に進む、鈴木學君の三月」(鈴木學) ※2021年5月 「ハザクラ、ハザクラ、桜餅」(柏木伸二郎 慶子父) ※2021年5月 「餡子嫌いの若鮎」(田中那美 學の実母) ※2021年6月 「青い柿 青い心」(呉田充 學と因縁のある剣道部の先輩) ※2021年6月「嵐を呼ぶ水無月」(慶子の大學生編& 學のミニミニ京都レポート)
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