の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが》14話 モテる男は辛い?甘えてんじゃねぇ

理子が突然キスをしてきてから5分後。遊戯室は変な空気に包まれていた。

理子はさっき噛んだ舌が痛いのか、しきりに舌をって、咄嗟に顔を赤くして下を向く。これをかれこれ5分も続けている。まるでなロボットのようだった。というか、そんなに強く噛んでいないはずだぞ?ほんと、どうしちまったんだ?

聖菜は5分前からずっと「大和くんェ・・・」といった顔でポカーンとしている。心ここに在らずとは、こういうことなのかと、よく分かる図だった。

百合野さんは顔を赤くしながら、ブツブツとなにかを呟いていた。聲が小さすぎて全然聞こえないが、じからして、ろくでもないことを考えているのはわかった。

會員である奈緒は自分のりながら、何やらそわそわというか、モジモジしていた。 

「なぁ・・・みんなどうしたんだよ?さっきから、ずっとそうしてるじゃねぇか・・・。」

「「「「大和(くん)(先輩)のせいだよ!(なのです!)」」」」

「えぇ・・・。」というやりとりを、もう3回ほどやった。

「というか、理子ずるいよ!大和くんと、その、き、キスするなんて!」

「ふふん、これが馴染の特権ってy」

「なんだ、聖菜もキスしてほしかったのか?」

「やつ・・・よ?」「え、いいの?!大和くん!」

「あぁ、別に構わないけど。」

どっかの國では、キスって挨拶なんだろ?挨拶くらい、はずかしがることないとおもうのだが・・・。

「じゃあ・・・するね?」「あぁ。」

チュッ

聖菜がキスしてきた。らかかった。ま、當たり前か。

「ん、ふ・・・へへへ、大和くんとキス・・・」

10秒くらいして、が離れた。聖菜の顔が真っ赤になっていた。そんなに俺とキスするのが難しいことなのか?

すると、うしろから誰かの気配がした。振り向くと

チュッ

百合野さんがいて、キスしてきた。

逃げようとしたが、何故か理子と聖菜に取り押さえられた。結局、10秒ほどキスをした。

「ふへへ・・・これで事実関係・・・赤ちゃんが出來たら・・・責任は取ってくださいね?」

「キスで赤ちゃんはできません。(適當)」

3人からキスをされ、俺は心とても揺していた。だってさ、まだ1回もキスしたことなかったのに、今日だけで3人からキスされたんだぜ?そりゃ揺もするだろ。なん

でこうなっちまったかな・・・。

と思っていると、ふと裾が引っ張られていることに気がついた。その先をみると、

「・・・奈緒?」

顔を赤くした奈緒がいた。

「あの・・・先輩・・・えと・・・わた、私も・・・その・・・」

どうやら、張しているみたいだ。なにをそんな張してんだ?俺と話すのがそんなおっかないのか?と思っていると、奧に3人がいることに気づいた。こっちを見て、俺に何か合図をしてる・・・?あぁ、そういうことか。

俺は奈緒の肩を摑んだ。そして、

「ひゃ!?せ、先輩・・・!?」

「ごめん、奈緒。ちょっと口借りるぞ」

チュッ「あ・・・」

おもむろにキスをした。

とてもらかかった。その時、3人にはない何かをじた。3人とキスしたときとは違う、なにかを。

これは・・・背徳?そうだ、背徳だ。何故かおれは、奈緒とキスした時だけ、謎の背徳じた。俺はその背徳の余韻に、しの間、ひたることにした。

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