の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが》27話 そうだ、海へ行こう(後編)

理子に連れられ、俺と鈴は駅へとたどり著いた。

駅につくと、3人の子高生じょしこうせいがいた。無論、同好會のメンバー、アホ聖菜と変態雫となのです奈緒だ。

「あっ!おーい、理子と大和くん!こっちこっち!」

と、聖菜が大聲でいう。そこまで出さなくても分かるだろうに・・・。

「おはようございます、大和くん。それに理子ちゃんも。」

「おはようございますなのです!」

「おぅ、おはよう。」

「おはよ!みんな揃ってるね。忘れとかない?」

「大丈夫なのです!理子先輩たちが來る前に荷確認にもつかくにんしましたのです!」

「なら大丈夫か。」

「ところで、大和くんの右隣みぎとなりの子は誰ですか?」

雫が俺の橫を指さす。その先には鈴がいた。

「あぁ、こいつは俺の妹。小鈴っていうんだ。」

「大和先輩、妹がいたのですね・・・。」

と、何故か悲しそうな奈緒。

「私が大和に連れてっていいって言ったの。」

「はじめまして。稲木 小鈴です。」

「えぇ、よろしく。」

「よろしくお願いしますね。」

「よろしくなのです!」

「それじゃ、行こっか。」

「おう。」「えぇ。」「はい。」「うん!」「はいなのです!」

電車に揺ゆられ、1時間。俺たちは海水浴場かいすいよくじょうについた。

その後理子たちは、著替えてくるといい、個人ロッカーに行ってしまった。俺はズボンの下に水著を著ていたので、そそくさと著替え、理子たちを待っていた。

すると、

「大和ー!お待たせー!」

と、聲がした。聲がした方を見ると・・・

至って普通ふつうのビキニをにつけた理子。花柄はながらのビキニの聖菜。が大きいにも関わらず、何故なぜかマイクロビキニの雫。スクール水著を著た奈緒。フリフリのレースのようなものがついた水著を著た、我わが妹の鈴。   

一言で言い表すなら、そう。

「楽園らくえん」だった。

「・・・と、・・まと、大和!」

「・・・はっ!」

「どうしたのですか?さっきから、ずっと固まってたのですよ。」

「お熱でもあるんでしょうか?」

「あ、いや・・・大丈夫だ。」

「本當に?」

「あぁ、その、ちょっと見とれていただけで・・・。」

「「「見とれて」」」「「「いた・・・?」」」

「あ、あぁ、お前らの水著姿が・・・その、な?」

「「「「「「!?!?////////」」」」」」

「う、あ・・・////ほ、ほら、早く海ろうぜ!?」

「う、うん!?そうだね!?」

「はやくはいろう!?」

「はい/////」

「な、なのですぅ・・・/////」プシューッ

「お、おにぃ・・・////だ、ダメだよ、私たち、兄妹だし・・・////」

俺を含めた3人はテンパり、ほか3人は顔を赤くしながら、俺らは海で遊んだ。

めいっぱい遊んで、その日の夕方。水著から私服へと著替えた俺たちは、歩いて駅へと向かっていた。

「いや~たのしかったね!」

「ほんとほんと!」

「お料理も味しかったですし。」

「あぁ。もう疲れちまったぜ・・・。」

「くたくたなのです・・・。」

「だね~・・・。」

「鈴もよかったな、皆と仲良くなって。」

 

「うん!おにぃ、理子ちゃん、ありがとう!」

「どういたしまして!」「あぁ。」

俺らは本當にめいっぱい海というものを楽しんだ。

スイカ割りもしたし、水鉄砲みずでっぽうを使って、バトルをしたりした。

だが、ここで理子は、思い出したくないことを言った。

「それにしても大和・・・。水著フェチだったとはね・・・。」

「それは斷じて違う。お、お前らが似合ってるのが悪い・・・うぅ・・・。」

「「「「「「・・・/////」」」」」」

俺たち6人の頬ほおは、真っ赤に燃える夕日ゆうひにも負けず、赤くなっていた。

本當は、日焼ひやけ止どめをみんなに塗ぬるシーンもれようとしましたが、なんかエロチックだったため、やめました。皆様みなさまのご想像そうぞうにお任せします。

    人が読んでいる<女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください