《男比がおかしい世界に飛ばされました》転校していたようだ

コンコン

「失禮します。禮二様、はじめまして男警備隊の奏音と申します。命を盡くしても守りたいと思いますので、よろしくお願いします。」

長170センチくらいのとても綺麗なが、そこまで言うと、深々とお辭儀をした。

「ちょ、そんな事しなくていいですよ。上下関係とかなく普通に接してくださいよ。」

心の中では

(えっ?男ってめちゃくちゃ貴重って事は分かってたけど、ここまで ︎)

「いえ、それは出來ない決まりなんです。他の警備隊の人に知られたら何をされるか分かったものじゃありませんから。」

「そ、そうですか。まぁいいや。そういやお母さん。俺って學校ないの?」

俺がそう尋ねると答えてくれた。

「ん?學校だったら明日からだけど?あ、転校したから挨拶に行く?」

「あぁ、行ってみるよ。あ、お母さん。俺考えたんだけど、やっぱり男警備隊要らないよ。」

そう言ったら、警備隊の人が絶したような顔をしていた。

「な、何で必要無いんですか?何か不満でも有ったんですか ︎」

「ふ、不満は無いんだけど、やっぱり警護されるのは嫌なんだよねぇー。それに、1人の方が好きだし。」

「だから、やっぱり要らないかなって。」

「わ、分かりました。そうゆう事なら殘念です。ですが、これだけは付けてください。」

そう言って渡して來たのは、腕時計みたいなを渡してきた。

「これは何?腕時計っぽいけど。」

「これはGPSです。危険だと思ったらここについているボタンを押してください。そうすると、隊員が駆けつけますので。」

「わ、分かった。」

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