の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが ~2nd season~》11話 父親との共通點(珈)

1時間後、全てをまわりきった僕達は、同じく広場にある小さなカフェで休憩していた。

お父さんがここを気にっているらしい。「優雅すぎるリラックスタイムだよなぁ・・・」と1人呟いている。

オレンジジュースを飲みながら談笑している由良、江、葉恵。トランプで遊ぶ奈々と睦月。それを見守る小鈴お母さんと玖。

お母さん達は、コーヒーを飲みながら昔の話をしている。僕はというと・・・

日向「うぅ・・・苦ぁ・・・」

菜「だから言ったのに、ミルクとお砂糖れようって。」

日向「だって、お母さん達が何もれないで飲んでるんだもん。僕だって、飲めると思って・・・。」

菜「・・・チャレンジャー、だね。でも、いい加減れたらどう?」

日向「だいじょぶ・・・もうしで飲めると思うから・・・。」

菜「・・・そういう、1度決めたら続けるとこ、お父さん似。」

日向「うるさいよ、菜お母さん。」

菜お母さんに見守られながら、苦いコーヒーをちびちびしているのだった。苦ぁ・・・。

30分くらい休憩して、さて帰ろうとした時。サメの水槽の近くでソワソワしているアフィアちゃんを見つけた。

最初は気にしなかったんだけど、どうも様子がおかしい。しきりにキョロキョロして、落ち著きがない。

日向「お父さん、ちょっと僕、アフィアちゃんのとこ行ってくる。」タッ

大和「え?あ、ちょっと!」

気になって仕方がなかったため、アフィアちゃんのところに向かうことにした。

日向「アフィアちゃん?どうしたの?」

アフィア「・・・!あ、あんた、私のパパとママ知らない!?」

日向「え、いや・・・僕アフィアちゃんのお父さんとお母さん見たことないから・・・」

アフィア「・・・使えないわね。」

日向「あう・・・」

アフィアちゃんの冷たい眼差しに、したじろいでしまった。

日向「あ、でもなんでお父さんとお母さん探してるの?」

アフィア「なんでって・・・その・・・。」

アフィアちゃんはそういうと、またソワソワしだして、間が空いた後に口を開いた。

アフィア「そ、そう!パパとママ、迷子になっちゃったのよ!全く、あの歳で迷子とか、笑っちゃうわよね!」

そういうアフィアちゃんは、やはり落ち著かない様子だった。

日向「・・・お父さんとお母さんじゃなくて、アフィアちゃんが迷g」

アフィア「はぁ!?なんであたしが迷子にならなきゃいけないのよ!」

日向「そ、そうだよね・・・」

すぐに否定された。

でも、ここにいたって見つかるわけじゃないし・・・仕方ない。腹くくろう。

日向「・・・」スッ

アフィア「な、何よその手」

僕は、アフィアちゃんに手をばしながらいった。

日向「お父さんとお母さん、探そうよ。僕も手伝うからさ。」

アフィア「なんであんたに頼らなきゃ・・・」

言い終わる前に、靜止する。

日向「・・・君の力になりたいんだ。お願い、僕に手伝わさせて?」

アフィア「・・・!」

靜寂な時が流れる。ずっと続くかと思っていたけど、その靜寂はわりと早く終わりを告げた。

アフィア「・・・し、仕方ないわね!本當は助けなんかいらないんだけど、あんたのために、あんたを使ってやるわよ!」

日向「アフィアちゃん・・・!」

アフィア「だから!・・・て、手伝いなさいよ。」

日向「・・・!うん!行こ、アフィアちゃん!」

アフィア「・・・うん。」

僕とアフィアちゃんは、お父さんとお母さん探しの旅に出かけるのであった。

☆コメント返信のコーナー☆

・黃昏ノームさん

「やっぱり日向君に気があるんじゃねえか?

素直になればきっと実るよぉ?

折角日向君も気にしてくれてるんだしさぁ〜(*´・ω・。)σィヂィヂ」

→アフィア「・・・無理よ。私に友達は必要ないし、ましてやしいとも思わないもの。そんななのに、人を好きになるわけないじゃない。」

日向「僕は仲良くなりたいんだけどなぁ・・・。」

アフィア「知ったこっちゃないわよ、そんなの。」

日向「でもでも、お友達はいた方が楽しいよ?」

アフィア「・・・何度言ったら分かるの?必要ないのよ。」

日向「あう・・・」

アフィア「そういう事だから。(録音功っと。)」

・ラム&ロムさん

「実は「なんで休みの日までアンタの顔みなきゃいけないのよ!(〃▽〃)ポッ」

みたいなじだと、なかなかグッときますな。」

→アフィア「だから、そんなんじゃ・・・」

日向「お友達になりたいなっ!」

アフィア「・・・」

日向「・・・お、お友達に・・・」

アフィア「ならないわよ。」

日向「あう・・・」

アフィア「っ//・・・とにかく、あんたと友達になる義理はないから!(作)」

日向「ひ、ひどい・・・ねぇなろうよ、なろうってば!」グイグイ

アフィア「い・や・よ!」グイグイ

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