の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが ~2nd season~》15話 また久しい仲と再會す(時)

大和「いやー、まさかアフィアちゃんのお母さんが、夜姫ちゃんのお姉さんだったとは!」

小鈴「世界は狹いねぇ。ビックリしちゃったよもう。」

夜姫「それはこっちのセリフだよ!まさか本當に、小鈴ちゃんとお兄さんが結婚するとは!」

アフィア母「すごく驚いてたものね、夜姫。あんな聲、初めて聞いたわよ。」クスッ

夜姫「い、言わないでよぉ!」

普通に考えたらありえない再會を果たした俺たちは、ソファに座りながら談笑をしていた。あの時、鈴が驚いていたのは、そういうことだったのか。

アフィア母「そうだ、名前言ってなかったわね。私は輝月 忍しの。よろしくね。」

大和「稲木大和です。息子が娘さんにお世話になっております。よろしくお願いします!」

アフィア母「そんな堅くならなくていいわよ。」

大和「あ、はい・・・」

夜姫「お兄さん!改めまして、輝月 夜姫です!獨です!」

大和「お、おう。改めてよろしく。」

小鈴「・・・夜姫ちゃん?何をぬかしてるのかなぁ?」ゴゴゴ

夜姫「いいじゃないの。私まだ諦めてないから!獨り占めはよくないよ?」ゴゴゴ

小鈴「こちとら8人の妻が居るの。あなたのはいるスペースはないよ?」

夜姫「8人も9人も変わらないでしょ?」

忍「ほらほら、ケンカしないの。」

大和「はは・・・でも、あと1年くらいで、また増えるぞ?」

小鈴「知ってるよ、リリィちゃんでしょ?あの子は素直だし、許してるよ。」

夜姫「なら、9人も10人も変わりませんよね!」

大和「1ケタと2ケタは結構違うぞ?」

夜姫「ぶー・・・」

そのとき。

リリィ「呼びました?呼びましたよねっ!?」バッ

大和「おわっ!?・・・って、リリィ!」

リリィ「お久しぶりです、大和さん!いえ・・・旦那様♪」

小鈴「〝まだ〟旦那じゃないでしょ!」

リリィ「あと1年なんですから、いいじゃないですか。」

忍「あら、いらっしゃいリリィさん。ここまで遠かったでしょ。時差は大丈夫?」

リリィ「大丈夫です!慣れてますから!」

大和「え、そんな何回も來てたのか?」

リリィ「えぇ、なくとも、2ヶ月に1度は。」

小鈴「そんなに來てたんだ・・・」

夜姫「友達だもんねー!」ニコッ

リリィ「ねー!」ニコッ

大和「また騒がしくなった・・・」

忍「賑やかでいいじゃない。」

アフィア父「みなさん、そろそろパーティを始めますので、こちらへどうぞ!」

忍「あなたったら、張り切っちゃってもう。」フフ

俺たちは、テーブルの方へ向かうのだった。

・・・一方その頃。

日向「その、アフィアちゃん・・・」

アフィア「・・・」プイッ

日向「そろそろパーティ始まるって・・・」

アフィア「・・・」プイッ

日向「あう・・・」

5人「天使や・・・」

玖「?」

僕はいつも通り、アフィアちゃんに無視されてました。

☆コメント返信のコーナー☆

・ラム&ロムさん

「夜姫って誰だっけ…(読み返し)

ハッ!小鈴の友人3人娘ちゃんか!なぁに?また日向君に妹が増えるの?」

→前の作品も簡単に読み返せるのが、ネット小説のいいとこだよね!今後も、昔出てきた人が再登場したら、前作品を読み返すのをおすすめします!

大和「作者も覚えてないからな。」

うっせぇやい。てか夜姫ちゃんにまで手ぇ出すつもりなの?

大和「なわけないだろ。・・・あの子には、俺なんかよりもっといい人がいるはずだ。俺にはもう、最の妻がたくさんいるからな。」

シリアスっぽくしようとしてるとこ悪いが、そうは問屋が卸さんぞ。ホントのことを言ってみぃ。

大和「夜姫ちゃんに手を出したら、鈴に何されるか分かったもんじゃない。それに、妹の友達に手を出すほど、クズになった覚えはないしな。」

・・・傍から見たら、中々のクズだと思うけどね?妻がたくさんってのも。

大和「・・・そりゃあ、な。でも、後悔はしてねぇぞ。」

當たり前だ。それで後悔してたらぶん毆ってるところだぞ。・・・てか、シリアスっぽくすんな!

大和「へいへい」

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