の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが ~2nd season~》35話 素晴らしき純粋と帰省

あれから、お父さんが起きてこない・・・というか、誰かと寢ていることが多くなった。

ジェリーさんのときもあれば、お母さんや聖菜お母さん達の時も。大抵、2人一緒に2階から降りてくる。・・・え、リリィさん?いや、まだリリィさんは1回も無いなぁ。

お母さん達からは、「お父さんは昔、ちょっとひどい目にあってね。そのせいで、たまに誰かが一緒に寢てあげないと安心できないのよ。」と言われた。そんなことがあったなんて、知らなかった。

それからは一切、お父さんが誰かと一緒に寢ていることが、當たり前だと思うようになった。わざわざ言うことでもないから、昔なんかあったんだよね?とは誰も聞かない。そういうのって、思い出したくないもんね。

お父さんが仕事から帰ってきたあとには、大「今日は誰が一緒に・・・」とか、「ゴムが・・・」みたいなじの會話が聞こえる。ゴムがどう関係してるのかは分からないけど、わざわざ聞くことも無いし。

ただ、たまに一緒に寢てあげないとって言う割には、ここ最近は毎日誰かと一緒に寢てるような気がするんだけど・・・気になるのはそれくらいかな。

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この話をアフィアちゃんにしたら、「そんなことが、あなたのお父さんに・・・」と言った後に「でもそれ、なんか隠してんじゃない?」と言っていた。どういうことだろう?

まぁ、そんなじで時は流れて、季節は真夏、8月になりました。

大和「みんな、ちゃんと荷もったか?」

理子「忘れはしないようにね。こっちには中々戻って來れないから。」

日向「わかってるよ。」

聖菜「由良もよ?よく忘れするんだから。」

由良「言われなくても分かってま~す!」

「うふふ、これどうかしらぁ?」

雫「似合ってるわよ、江。日向君にも見せてきたら?」

葉恵「あー・・・髪がまとまらない・・・」

加奈「ちょっと長すぎだな。向こうで切ってもらうか。」

奈々「んしょ、んしょ・・・」

奈緒「やっぱり奈々には、キャリーバッグは早すぎるのです。お母さんのと換しよ?」

菜「・・・準備完了」バーン

睦月「・・・同じく」バーン

玖「えへへ、おでかけ!」

小鈴「そう、おでかけ。」

ジェリー「皆さん大荷ですね・・・」

リリィ「久しぶりに向こうに戻るんだもの。しかも2週間だよ?そりゃこうなるよ。・・・向こうではして貰えるよね?」

カムラ「難しいんじゃない?向こうなら尚更。」

リリィ「魅力ないのかなぁ、私・・・」

ジェリー「それはないと思いますが・・・」

俺たちは、この夏休みを利用して、2週間の間、日本へ行くことになった。久しぶりに、父さんや母さん、皆の親さんに會えるため、楽しみだ。にしても・・・

大和「パスポート作るの大変だったな・・・」

理子「人數が人數だし、みんなお母さんが違うからね。そりゃ向こうの人に変な目で見られるよ。」

聖菜「でも、久しぶりに日本に戻れるんだもん。楽しみだね。」

葉恵「・・・ねぇ聖菜お母さん、キッチンからすごい音が・・・」

聖菜「え?・・・あーーっ!!お湯沸かしてんの忘れてたーっ!」ダダダ

大和「はは・・・やっぱり変わってないな。アホのまんまだ。」

俺らは苦笑いしながら、聖菜の慌てっぷりを観察していたのだった。

聖菜「見てないで助けてよーっ!」

大和「ごめんごめん。手伝うよ。」

☆コメント返信のコーナー☆

・黃昏ノームさん

「大和君……同じ過ちを繰り返して

鍵、閉め忘れて危うく子供に刺激強めの教育しかけたんだよね

日向君はどうか純粋なままでw」

→大和「大丈夫、もう繰り返さんよ。失敗は誰にでもあることで、決して悪いことじゃない。大事なのは、その失敗をどう次に繋げるかだって、どっかの誰かも言ってたろ?」

理子「そりゃそうだけど、実際私の時と同じ間違いしたわけだし?もし日向が布団ひっぺがしてたら、それこそ大変なことになってたよ?」

大和「それは、まぁ・・・すまんかった。」

理子「まぁ、やっちゃったことはしょうがないし。もう2度とこういう間違いしないようにね?あと・・・その・・・」

大和「その?」

理子「・・・っ////なんでもないっ!ほら、2階行くよっ!」

大和「え、いやでも昨日・・・」

理子「つべこべ言わない!」

大和「ちょま、あーれー・・・」

聖菜「・・・今日、私・・・(´・ω・`)」

この先は、ご想像にお任せします。ちなみに、あれ以降大和君はちゃんと、自室の鍵を閉めるようになりましたよ。

・ラム&ロムさん

「機種変の際にノベルバを引き継ぎ忘れて、アカウントが変わったお茶目なラムロムちゃんです(隙自語)

これも大和のうっかりが移ったせいだ!」

→大和「なんで俺のせい!?」

日向「仕方ないよ。お父さんうっかりさんだもん。」

大和「・・・息子にそれを言われるとは思わなかったよ。ちなみに、どういったところが?」

日向「何かを取りに2階に行ったのに、何を取ってくるのか忘れて、手ぶらで戻ってきたり、メールを見忘れちゃったり・・・々あるよ?」

大和「・・・ん?俺そんなことあったか?」

日向「え?・・・あれ、でもそういう事があったような・・・。」

・・・あの、それボクです。(震え聲)

2人「「!?!?」」

昔からだけど、何かを取りに來たのに、何を取りに來たのか忘れることが多くて・・・ね。

加奈「作者・・・ドンマイ」

(´;ω;`)ブワッ!

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