の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが ~2nd season~》49話 急かす菜と強制的おでかけ(有)

お母さんの作ったお晝ご飯を食べて、食休み後の午後。

菜「午後は私のうち。さぁ早く行こ」グイグイ

大和「ちょちょ、引っ張るな!あ、お前ら!午後は全員一緒に行くからな!」

菜「ほら、さっさと支度して。」

由良「はぁ!?お父さんなんで!?」

「お父さんと菜お母さんだけでいけばいいじゃなぁい?」

葉恵「そうだそうだ!おーぼーだおーぼーだ!」

大和「それがな、菜のお母さんって占い師というか預言者というか、そんなじのことやってるんだよ。」

菜「私も出來なくはないけど、完璧じゃないから。挨拶ついでに占った方がいいと思って。」

奈々「むぐぐ・・・でも、連れていく理由としてはおかしいの!」

菜「あなた達は、嫌なことが起こってもいいの?」

玖「それはやぁ!」

大和「だろ?だから皆見てもらうんだよ。」

理子「醫者じゃあるまいし・・・とは思うけどな。ま、いってら~」フリフリ

聖菜「お留守番は任せて~」フリフリ

大和「何言ってんだ。お前らも行くんだよ。」

雫「え?」

加奈「な、なんであたしらまで?」

大和「お前らに何かあったら、俺が嫌だから。」

奈緒「な、なんというか・・・されてる、のです?」

菜「いや、大和先輩が心配なだけ。」

ジェリー「まぁまぁ、いいじゃないですか。こんなこと、滅多にないですよ?それに、あの有名な占い師さんにタダで見てもらえるんですから。」

リリィ「え、有料だけど?」

ジェリー「・・・はい?」

大和「さすがにこの人數をタダで見ろって言えるほど、俺は図々しくねぇよ。ちゃんと予約したさ。俺らってわかんねぇように。」

小鈴「な、なんか手がかかってるんだね・・・」 

大和「おう。だから全員見てもらうこと。強制な。」

理子「へいへい、わかりやしたよっと。」

蒼龍「気ぃつけてな~」

大和「そういや、父さん達は良かったのか?予約する時に行かんって言ってたけど。」

佳穂「私たちは前に見てもらったのよ。」

大和「ふ~ん・・・まぁいいか。じゃ、行くぞ~」

皆「は~い・・・」

菜「なんか、元気ないね。」

僕たちは強制的に、菜お母さんの実家へと行くことになった。

電車に乗って十數分後、菜お母さんの実家についた。・・・けど、見た目が結構凄い。

菜「お母さんめ・・・懲りも無く改裝しちゃってまぁ。」

大和「まぁ、売れてるからな。日本どころか、ガーナにいた時もテレビに映ってたし。」

菜「的中率が半端じゃないから・・・まぁ、仕方ない。」

理子「あーもう、行くならさっさと行こ!」

聖菜「お邪魔しまーす!」ガチャ

大和「ちょ」

日向「お、お母さん達はやい・・・」

理子達はそそくさとっていってしまつた。俺や日向達は、慌てて追いかける。

AKARI「はーいいらっしゃー・・・って、菜じゃん。帰ってたなら連絡くらいよこしなよ。それに、周りの子も確か・・・」

菜「おっす。今日はよろしくね。」

大和「か、勝手に先行かないでくれよ・・・」

AKARI「あら大和君。・・・もしかして、今日の予約って。」

理子「はい、私たちです。」

AKARI「何よ~、ネット予約なんかしなくても、言ってくれればタダで見たのに。」

大和「さすがにそれは申し訳ないんで・・・」

AKARI「変なところで律儀ねぇ。ま、見てあげるから1人ずついらっしゃい。・・・あ、他の子は2階に行ってて。菜、案お願い。」

菜「あい。さ、こっちこっち。」

大和「1人目は理子な。」

理子「はーい」

俺たちは理子を殘して、皆で2階へ上がっていった。

☆コメント返信のコーナー☆

・ラム&ロムさん

「奈緒パパンとママンとか記憶の片隅の片隅レベルのキャラが再登場w

マジでどんな人だったか思い出せん…。」

→たしかに。2人が出たのって、1期135話~139話の「始業式から絶編」の1回だけですからね。(僕も読み返すまで忘れてました)

大和「あぁ、始業式の日にプリントめっちゃ渡された時か。」

奈緒「あの時はオワタと思ったのです。でも大和先輩にも渡されたことを知って、これしかない!と・・・」

理子「吹き飛ばしてきた時はどうしてやろうかと思ったものだよ。」ゴゴゴ

聖菜「そうね。あの時はちょっとキレかけてたかな。」ゴゴゴ

大和「・・・なんか2人とも怖いぞ?」ブルッ

奈緒「な、なのです・・・」ブルッ

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