の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが ~2nd season~》78話 ちょっとだけズレてる子

日向達が學校に著くし前。

大和「うーんと、どの辺がいいかね・・・」

理子「ねーねー、ここはどう?寫真とかよく取れそうだよ。」

聖菜「こっちはー?日がいいじだよ。」

雫「こっちなんてどうです?出店が近いですよ。」

大和「どこも捨て難いんだけど、ちっと狹いかなぁ・・・。」

俺ら4人は、運會の場所取りに來ていた。だが、なかなか決まらない。俺たちのところは大所帯なため、まぁまぁ広いキャンプテントが2つ置けるほどの、結構広い場所が必要なのだ。

その後、なんとか見つけた俺らは、設置に取り掛かる・・・のだが。

理子「大和ー、これどうやるの?」

聖菜「んー?どこ引っ掛けりゃええのこれ?」

雫「うーん・・・難しいですね。」

初めて買ったテントなため、設営に時間がかかってしまった。というか、ほとんど俺がやった。こんなでっかいテント2つじゃなくて、ちっちゃいやつ3つにすりゃ良かったと後悔。

何とか立て終わる頃には、みんなを連れてくる時間に間に合うかどうか、というところだった。

俺たちは休憩の暇なく、家に戻るのだった。

全員を連れ、戻ってきた頃には既に開會式。しかも4人は疲れでぐったり。他の奴らは子供たちの相手してるし、寫真撮るのは俺の役割だし・・・はぁ、きっつ。

そんなことを思いながらも、重い腰を上げて寫真撮影に俺は向かった。

大和「にしても、あっちぃな今日。これほんとに9月中旬か?」ジー 

リリィ「今日はわりと、異常な暑さよね。」ジー

ジェリー「日焼け止め、塗ってきて正解ですね。」

リリィはビデオ係。ジェリーは俺とリリィに、飲みを持ってきてくれた。

大和「お、サンキュー。」

リリィ「ありがと。・・・っあー生き返る~!」

ジェリー「時間通りなら、そろそろ開會式が終わります。退場するとこ、撮ってあげてくださいね?」

大和「おう、できるだけ撮るぜ。」

リリィ「あんま期待はしないでね、映像絶対ブッレブレだから・・・っと。」ピッ

ジェリー「あはは・・・。」

開會式がおわり、BGMとともに、日向達が校庭を回りつつ退場する。一応、撮ることは出來た。主に由良や葉恵、奈々は、自分から手を振ってくれるから撮りやすかった。特に奈々は。

その後、日向達を見つけて肩を叩く。

大和「よ。調子はどうだ?」

日向「あ、お父さん。今のところは大丈夫そうだよ。」

由良「次の次が私たちのかけっこだからね。お父さん、ちゃんと撮ってよ?」

大和「分かってるよ。任せとけ。」

リリィ「映像は任せろー!」○リバリー

「うふふ、綺麗に撮ってよぉ?」

葉恵「頼むよリリィさん!」

奈々「頑張れーなの!」

リリィ「合點承知之助!」

大和「ちと古くねぇか?」

リリィ「そう?割と今でも言うと思うんだけどなぁ。」

そんなことを言いながら笑い合う俺たち。すると、遠くからアフィアちゃんが走ってきて、日向の肩を叩いた。

アフィア「日向君」

日向「あ、アフィアちゃん!かけっこ頑張ろうね!」

アフィア「えぇ。由良に江に葉恵。負けないわよ?」

由良「むぐぐ、私だって!」

「私も負けないわよ?」

葉恵「ふふ、絶対勝つ!」

アフィア「・・・ふっ」ニッコオォ

3人「・・・へへ」ニッコオォ

奈々「な、なんか4人とも怖いの・・・」

日向「そう?仲良しでいいじゃん。」

大和「お前・・・。」

日向の考えが、ちょっとズレてる気がした今日この頃だった。

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