の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが ~2nd season~》79話 いよいよ始まりの時が

1年生のかけっこが、思ったより早く終わりそうとの連絡をけ、急いで準備をする設置係の人。その人を橫目に、僕たちは各自準備をしていた。ちなみに、奈々は2位だった。「次は1位なの!」とはしゃいでいた。

由良「いよいよだね~」

「今年こそは、日向にいいとこ見せるわぁ!」

葉恵「私だって!日向見ててね!」

日向「見てても何も、僕も出るんだけど・・・。」

そんなことを話していると、アフィアちゃんが寄ってきて、僕の肩に手を置いた。

アフィア「私、頑張るから。ちゃんと応援してね?」

日向「もちろん。頑張ってね!」

すると、妹達も次々と僕の肩に手を置き

由良「アフィアちゃん?私たちが先客よ?」

「先に私たちが応援してって言ったの。あなたはライバルよ?」

アフィア「関係ないわね、そんなの。日向、お願いね~」

日向「あ、うん。」

葉恵「うんじゃないの!」

妹達に叩かれてしまった。まぁでも、仕方ないって言ってしまえばそれまでなんだよね。

妹達が一緒に走るの、アフィアちゃんなんだよね。しかも、4人で走るっていうルールのところを、妹3人とアフィアちゃんで埋まるという。こんなことある?誰か仕組んでるんじゃないの?

しかも、僕は最後に走る。4人は最初に走る。・・・やっぱり仕組んでるでしょこれ。

先生「はーいもうすぐですよー」

進行係の先生がそう言う。まぁ、仕組まれたとかどうでもいいか。僕は僕で、いいとこ見せるために走るだけ。それに変わりはないんだし。

そんなことを考えながら、僕達の競技は開始した。

大和「お、始まったぞ!」

リリィ「了解!さてさて、最初に走るのは・・・と。」

理子「ん?あれもしかしなくても、由良達とアフィアちゃんじゃない?」

大和「噓だろ?それなら言ってくれりゃいいのに・・・。」

聖菜「由良ちゃん達にしてみれば、因縁の対決になるのかな?」

雫「かも知れませんね。これは面白くなってきましたよ!」

加奈「誰が勝ってもおかしくねぇからなぁ。見所満載だな。」

大和「んで、日向は・・・最後か。大トリだな。」

理子「ほうほう。由良達にいいとこ見せるチャンスだね。」

ジェリー「ますます見逃せませんね。」

聖菜「リリィ、ちゃんと撮れてる?」

リリィ「あったりまえだの○ラッカーっすよ!」

大和「お前、そんなキャラだったっけ・・・?」

最近、リリィのキャラが定まっていないような気がする俺氏。昔は凄く純粋無垢な子だったのに・・・。執事さん、何を教えたんだろうか。

っと、そんなこと考えてる場合じゃない。寫真撮影に集中しなければ・・・!

そう思い、カメラを構えたときには、もうスタート直前であった。

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