の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが ~2nd season~》82話 その、奇襲失敗す(倒)

アフィア「ほら、こっち。」

日向「ま、待ってよアフィアちゃん・・・。」

大和「こら2人とも、あんまり走っちゃダメだよ。あと急に止まるのも・・・」

アフィア「ここです。」ピタッ

日向「あわわっ・・・と。」キィッ

大和「聞いてないんだから、全く・・・」

僕らがアフィアちゃんについて行くと、グラウンドの端の方に、アフィアちゃんのお母さん達がいるテントがあった。

忍「あら、おかりなさい。ごめんなさいね大和さん、突然呼び出してしまって。」

大和「いえ、大丈夫ですよ。それで、私に用とは・・・?」

お父さんがそう言うと、から誰かが出てきて────

アフィア「その前に。」

アフィアちゃんの一言でズッコケた。ちょうどそこに椅子があり、顔をおさえもがいている。

アフィア「日向、朝言えなかったけど・・・かけっこお疲れ様。一生懸命走ってるとこ、なかなか様になってたわよ。」

日向「え?あ、ありがとう・・・えへへ。」

ニヘラ

もがく誰か「のろけか!私はそれだけのためにこんな目にあってんのか!」

忍「はいちょっと靜かにしよっか。」

もがく誰か「ちくせう・・・」

アフィアちゃんのお母さんが、コホンと咳払いをした。

忍「大和さんを呼んだのは、私じゃなくて・・・」

夜姫「わたしですよーだ!ちくしょう!」

大和「うん、聲で何となく分かってたよ。大丈夫か?」

夜姫「大丈夫れす・・・はぁ、お兄さんにダサいとこ見せちゃったなぁ。」

大和「そうか?新鮮味があってよかったぞ。」

夜姫「恥ずかしいです・・・///」

忍「・・・夜姫?言いたいことがあるんじゃなかったの?そのためにわざわざねぇ」

クドクド

夜姫「あ、そうそう。お兄さんに言いたいことがあってですね・・・ちょっと來てもらえます?」

大和「え?あ、あぁ・・・。」

忍「ちょっと、まだ話は・・・」

夜姫「お姉ちゃんのお説教は長いから、また今度!」

お父さんはされるがままに、夜姫さんに押されて行った。

忍「あっ、もう・・・。ごめんね?なんかバタバタしてて。」

日向「あ、いえ。全然大丈夫ですから。」

忍「ならいいのだけど。さ、アフィア。日向君と遊んできなさいな。」

アフィア「あい。日向、行こ!」

日向「あ、うん。」

僕も僕で、アフィアちゃんにされるがまま、押されて行ったのだった。

その頃、稲木家のテント。

由良「日向に危険が迫ってる!」

理子「大和に危機が迫ってる!」

理子お母さんと由良が、ほぼ同時に聲を上げた。他のみんなはぽかんとしている・・・かと思いきや。

聖菜「これは・・・新たなる敵の予ですよ。」

雫「妻として、夫のピンチは見過ごせませんね!」

加奈「ちっと様子みてくっか。お前らは監視を頼む。」

3人「了解!」

という始末。もう何が何だか・・・と思ったけど。由良が言うには、日向にも危険が迫ってるんだよね?

てことは。

「私達も出かしらぁ?」

葉恵「だね。日向のとこ行こっか。」

由良「うん!・・・あ、ちょっと待って・・・これでよし!」E:お菓子

奈々「こんな時まで食いしん坊なの・・・。」

私たちは、日向がいそうなところを、しらみつぶしにあたりに行くのだった。

あと、奈々?食いしん坊は、あんたにも該當するからね?葉恵でした。

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