《の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが ~2nd season~》302話 崩れ去る時は一瞬にて(離)
3人の言葉に、おもわず後ずさり座り込む。
兄妹としての絆とか、兄妹としての仲の良さとか。そういった類のものが、由良達にもあると思ってた。それが、當然だと思ってた。
今の彼氏彼の関係だって、それの延長線上であって、本當の心じゃないって本気で思ってた。僕なんかじゃなくて、もっとちゃんとした人が現れたら、自然と離れていくだろう、と。
けど、違った。葉恵が言った発言で、それは全て明るみへ出た。今まで散々好きだのなんだの言われ続けて、今更かよって思われるだろうけど、本當に知らなかったのだ。
それでも信じられない僕は、震える聲で尋ねる。
日向「そ、それはお前ら3人だけで・・・」
奈々「あ、奈々も同なの。」
睦月「・・・私も。」
玖「まぁ、當然よね。」
うんまぁ、知ってた。希は簡単に崩れ去った。ここにいる全員が、そう思っていたのだ。
僕だけ・・・僕だけが、彼らを「妹」として認識していたのだ。彼らは決して、僕のことを「兄」とは思っておらず、男として見ていた。
奈々「・・・にー。よくにーはこう言うの。『兄妹だからダメ』って。なんでダメなの?好きになっちゃいけないの?」
睦月「・・・私は昔、お兄ちゃんのことをお兄ちゃんってあんまり呼ばなかった。だって、兄じゃなくて1人の男として見てたから。」
玖「・・・私なりにアピールしてたのに、分からなかったのかなぁ。」
3人はジト目で僕を見てくる。見ちゃいけないような気がして、俯きながら言う。
日向「僕はただ、みんなを妹として・・・家族として好きなんだ。今こそ彼氏彼の関係だけど、それだって運命の人が見つかれば・・・」
僕がずっと思っていたこと。僕が好きなのはを知らないだけ・・・きっと・・・
由良「だーかーらー、最初から言ってるでしょ?運命の人は、もういるのよ。すぐそこに、目の前にね。」
江「ここまで言わせておいて、妹だから無理ですなんて言わないわよねぇ?」
全員が頷く。僕はから力が抜ける覚に陥った。
由良と江が詰め寄ってくる。どうにかして逃げなければと思うものの、ドア付近は完全に通せんぼされているから・・・さて、どうしたものか。
だけど、し進んだあと2人は急に止まった。何事かと思っていると、葉恵が2人の首っこを摑んでいたのだ。
葉恵「ストップ。お前らだけ抜けがけしようなんざ、考えないことだな。」
由良「は、はぁ?そんなこと・・・」
睦月「・・・いえーい」ピース
2人「はいすんませんした」
なんだかよく分からないけど、とりあえずこの場は何とかなったようだ。だけど、狀況が振り出しに戻っただけ。どうすればいいのやら・・・はぁ。
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