の子を助けたら いつの間にかハーレムが出來上がっていたんだが ~2nd season~》最終話 最後までテンプレたっぷり(日)

それから僕達は、お父さん達に報告に行った。ちょっぴり張したけど、みんな優しかった。

特にお父さんは、「やっぱ親子は似るものなのかね・・・」とため息をつきながら、僕の頭をでてくれた。

部屋に居ない時に決まったせいで、日菜はほっぺをプクーっとふくらませて怒っていた。両側から押してぷすーっとしたかったが、抑えた。

お菓子を買ってあげる約束をしたら、機嫌が直ったようで、ニコニコとしていた。目は開いたままでこっちを見てたけど、なんだったのだろうか。由良たちがし脅えていたのも印象深かった。

アフィアちゃんは1度戻り、ご両親を連れてきた。こういう時くらいビシッとしようと思い、土下座をしながら「お義父さんお義母さん、娘さんを僕にください」と言った。

お義父さんはニコッと笑ってから「お前にお義父さんと呼ばれる筋合いはないわ!」と言った。

・・・一瞬場が凍りかけたが、ずっと笑顔だったので、すぐに冗談だとわかった。キツイね全く・・・。ちなみに、その後すぐお義母さんにつねられていた。

そのあと、おじいちゃんとおばあちゃんも家に來た。

蒼龍「久々の出番か思ったら、いきなり嫁さん紹介されるとはね・・・大和の子だなぁ、ほんと。」

佳穂「あぁ・・・妹ほぼ全員がお嫁さんかぁ・・・。大和、あとで話し合いましょうね、みっちりと。」

大和「あ、はい。あと父さんや、出番言うなし。」

お父さんの目はを失っていた。

日向「みんな、ちゃんと幸せにします!僕、頑張るよ。」

蒼龍「言うは簡単だけどね・・・ちゃんと全員に構ってあげるんだよ?」

佳穂「大和もちゃんとサポートしてあげるのよ?」

大和「わかってるさ。」

おじいちゃんもおばあちゃんも、し苦笑いしながらも、応援してくれた。ひとりくらい猛反対してもおかしくないって思ってたけど、みんな優しかった。

・・・それか、お父さんの件で耐ついてるだけ?まぁ、どっちだって構わないけどね。

由良「日向!こっちきて!」

由良に名前を呼ばれ、その通りにすると、リビングに円を描くように、アフィアちゃんと妹達が揃っていた。

由良「日向、改めてよろしくね!」

「うふふ、賑やかになりそうねぇ?」

葉恵「あたしにもちゃんと構えよ!」

奈々「にー改め、あなた!これからもよろしくなの!」

睦月「・・・子だくさんを希する。」チラチラ

玖「もう逃がさないからね!お兄ちゃん♡」

アフィア「私と結婚したからには、たーっぷり甘えちゃうんだから!覚悟しなさいよ!」

日向「・・・はは」

それぞれが、僕に向けて視線を向ける。みんな、幸せそうだ。もちろん、僕だって幸せだ。こんなにも、僕のことを好きでいてくれる人がいるんだから。

他の人も言ってたけど、やっぱり僕はお父さんの子供なのだろう。アフィアちゃんを助けたあの日から・・・僕は、無意識にハーレムを築いてしまったのだ。

お父さんみたいになりたくないって、昔から言ってたけど・・・もうどうでもいいや。お父さんみたいだろうと、みんなを幸せにする。それが、僕がすべきこと。

僕は・・・僕は・・・。

ふと、筆が止まる。

いつの間にか習慣になっていた日記が、本棚1つを埋めつくそうとしている、今日この頃。

日記をめくると・・・いや、めくる必要も無いか。何年時が経とうと、あの時の記憶は忘れることは無いだろうし。

「あなたー!ごはんできたよー!」

「今日は葉恵が作ってくれたのよぉ?」

「ふっふっふ、自信作だぜ!」

「ほらほら、冷めちゃうよ!」

部屋にってきて早々に、僕の腕を引っ張る。僕は笑って、日記をそっと閉じ、一緒にキッチンへと向かうのだった。

今日も明日も明後日も、それからもずっといい日でありますように。

日向「の子を助けたら・・・いつの間にか、ハーレムが出來上がっていたんだが、それでも僕は幸せです!」

おんハレセカンドシーズン、完。

おんハレ2期、完走です!

とりあえずお話はこれでおしまいですが、次回これまでの想などを「おわりに」としてあげる予定ですので、フォローはそのままでお願いしますね!

1期から今までご読頂き、ありがとうございました!

まずは、お禮まで。

なお、「おわりに」はいつあげるかは不明です。2日後あげられるかどうか・・・。

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